つむぎこんにちは!風雅なスイング投資家のつむぎです!
ようこそ「つむトレ」へ



こんにちは!つむぎのアシスタントのレンです!
「ここで入ればよかったのに…」
「なんで利確できなかったんだろう…」
トレードしていると、
こんなモヤモヤ、誰でも一度は経験する。
ローソク足が“転換の兆し”を出していたのに気づけなかったり、
勢いに飲まれて判断が遅れたり。
利確のタイミングを逃して、
損切りもビミョー…。
気づけばポジポジ病、
ナンピン地獄、
心は揺れ動き、利益はどこかへ消えていく…
でも、ちょっと待って。
もし、
その「転換の瞬間」を、
感覚じゃなく“構造”で判断できる方法
があるとしたら?
トレンドは、
なんとなく終わるわけじゃない。
続くのか、終わったのかは、
チャートの構造がすでに答えを出している。
それを体系的に示したのが、ダウ理論。
相場の波の核心をつかめれば、
エントリーも、利確も、
「なんとなく」じゃなく、
自分で線を引いて判断できるようになる。



本日の風雅なトレードテーマはコレ!



じゃじゃーん!
トレンド継続・転換を判断する“チャート構造”の本質
今回は、
「ダウ理論は、なぜ今も通用するのか?」
をテーマに、
- トレンドが「続く」と判断できる理由
- ダウ理論で言う本当の“転換シグナル”とは何か
- 高値・安値の更新から相場の構造を読む視点
- 押し目買い・戻り売りが成立する条件
- インジケーターは何のために使うのか
こうしたポイントを、
理論と実戦をつなぎながら
やさしく、でも本質は深く、つむぎ風にほどいていくよ。
「ダウ理論って古い理論じゃないの?」
「結局、どこでトレンドは終わったの?」
「インジケーターより大事なものって何?」
そんな疑問を、
高値・安値の“構造”という一本の軸で整理していこう。
ダウ理論が見えてくると、
チャートは
「形」じゃなく
「流れ」として読めるようになる。
つむぎと一緒に、
相場の原点に立ち返って、
トレンド継続と転換を分ける、その境界線を見にいこっか。
ダウ理論でトレンド継続と転換をどう判断するか?高値・安値の構造が崩れたかを見る
ダウ理論で言う「チャート構造」とは、
高値と安値がどの順序で、どんな更新をしているかという
価格の並び方そのものを指す。
ローソク足の形やインジケーターではなく、
「更新が続いているか、止まったか」を見る視点だよ。
そして、ダウ理論でトレンドの継続と転換を判断する基準は、実はとてもシンプル。
高値と安値の構造が、まだ保たれているかどうか。
それだけだよ。
上昇トレンドなら、
高値を切り上げ、安値も切り上げているか。
下降トレンドなら、
高値を切り下げ、安値も切り下げているか。
この関係が続いている限り、
多少の上下動があっても、それは「トレンドの途中」。
いわゆる押し目や戻りとして扱える。
逆に、
安値を割り、高値と安値の連なりが崩れたとき。その瞬間が、トレンド転換を疑うサインになる。
ローソク足1本の形や、
一時的な急落・急騰に振り回される必要はない。
見るべきなのは、
価格が描いてきた高値・安値の“流れ”そのもの。
ダウ理論とは何か?「高値・安値の構造」で相場を読む“思考法”
ダウ理論をひと言で表すなら、
「相場は、高値と安値の連なりでトレンドを形成する」という考え方。
そう。
この相場の流れ=トレンドを、
高値と安値の連なりから読み解こうとする考え方――
それが、ダウ理論。
100年以上前に生まれた理論だけど、
今もなお、すべてのテクニカル分析の土台として使われ続けている
“チャート分析の原点”だよ。
上昇トレンドなら、
- 高値を切り上げ
- 安値も切り上げていく
下降トレンドなら、
- 高値を切り下げ
- 安値も切り下げていく
この高値・安値の関係性(構造)を見ることで、
相場が今、
・流れの途中にいるのか
・流れが壊れ始めているのか
を判断できる。
ローソク足1本1本の形よりも、
インジケーターの数値よりも、
まず見るべきは、
「価格がどんな構造を作って動いているか」
ダウ理論は、
相場を当てにいくための理論じゃない。
相場の“状態”を正しく把握するための思考法なんだよね。



じゃあさ、
「上がりそう」
「下がりそう」って感覚より、構造を優先して見るってこと?



そうだね。
その感覚が合ってるかどうかを、高値と安値で答え合わせするイメージかな。
なぜ今も使われ続けているのか?ダウ理論が色あせない理由



でもさ、ダウ理論って、
かなり古典的な理論だよね?



それが、今でもめっちゃ重要な理論。
つむぎもダウをベースに置いてトレードしてる♪
ダウ理論が100年以上経った今も使われている理由は、とてもシンプル。
相場の本質が、
今も昔も変わっていないから。
市場には常に、
- 人の期待
- 恐怖
- 欲望
- 迷い
こうした人間心理が流れ込んでいる。
そしてそれらは、最終的にすべて価格の動きとして表れる。
ダウ理論は、
ニュースや材料を追いかけるのではなく、
「価格そのものに現れた結果」だけを見る。
だから、
- 相場環境が変わっても
- 時代が変わっても
- 商品や市場が変わっても
通用し続ける。
移動平均線、MACD、RSI――
多くのインジケーターも、
元をたどればダウ理論の考え方を数値化したものにすぎない。
つまりダウ理論は、
テクニカル分析の“テクニック”ではなく、
すべての分析手法を支える“骨格”ってこと。
ダウ理論が最も力を発揮する場面──継続か、転換かの分かれ道
ダウ理論がいちばん力を発揮するのは、
「このトレンドは、まだ続くのか?それとも崩れたのか?」
を判断する場面。
たとえば上昇トレンド中でも、
- これは単なる押し目なのか
- それともトレンド転換のサインなのか
迷う瞬間って、必ず出てくるよね。
そんなとき、
ダウ理論はこう問いかけてくる。
「高値と安値の構造は、まだ保たれている?」
- 安値を切り上げているなら、トレンドは継続
- 安値を割り、高値の関係が崩れたなら、転換の兆し
この構造を見るだけで、
相場の“継続”と“崩れ”が、驚くほど整理される。
だからダウ理論は、
- 押し目買い
- 戻り売り
- トレンド転換の見極め
こうした判断がブレやすい局面で、
トレーダーの目線をまっすぐに整えてくれる。



なるほど…
「なんとなく不安」って感覚の正体を、構造で確認できるってことか。



そう。迷ったときほど、
感情じゃなく“高値と安値”に戻ればいいんだよ。
この「構造の違い」を、
視覚的にまとめたのが次の図だよ。


ダウ理論の原点|相場で勝つために「チャート分析の原点」に立ち返る
チャートを見ていると、
「この動き、無視していいのかな?」
そんな迷いがふっと浮かぶ瞬間って、どうしても出てくるよね。
でも、ダウ理論はこう問いかけてくる。
「意味があるかどうかは、
もう価格そのものが答えを出しているよ」
このセクションでは、
ダウ理論がどんな思想から生まれ、
なぜ100年以上経った今も使われ続けているのか。
一度、
“チャート分析の原点” に立ち返ってみよう。
ダウ理論が生まれた背景と「価格がすべてを語る」という思想
ダウ理論の土台を作ったのは、
19世紀末のアメリカで活動していた新聞記者のチャールズ・ダウ。
彼は、
トレーダーでも、投資顧問でもなかった。
仕事は、日々の市場の動きを記録し、読者に伝えること。
その中で、彼は気づいた。
ニュースや噂がどうであれ、
最終的に市場参加者の判断が集約されるのは「価格」だ、と。
好材料も、悪材料も、期待も、不安も、
すべてがぶつかり合った“結果”として、価格は動く。
だからダウは、
原因を追うよりも、結果である価格を見る
という姿勢を貫いた。
これが、
「価格はすべての情報を織り込む」
という、ダウ理論の根幹にある思想だよ。



じゃあ、材料を追いかけなくてもいいってこと?



うん。材料を否定するわけじゃないけど、
「最終判断は価格に出る」って考え方だね。
そしてダウは、さらに気づく。
価格は、
気まぐれに動いているわけじゃない。
一定の “流れ” と “型” を持って動いている――と。
これが、ダウ理論の始まり。



ところでさ、チャールズ・ダウって、
なんで新聞記者なのに株の理論まで作っちゃったの?



当時は市場の情報が新聞でしか伝わらなくてね。
整理していくうちに、
「価格の動き自体が答えを教えてくれる」
って発想にたどり着いたんだと思うよ。
ランダムに見える相場に「流れ」があるという発見
上がるか下がるか、
時には予想を裏切る動きに振り回されて、
気づけばポジションも気持ちもバラバラ。
株価って本当にランダムに動いてるんじゃないか?
でも、そうじゃない…
ランダムに見えるだけで、よく観察すると、
ちゃんと規則性と流れがある。
そう。
この 「相場の流れ=トレンド」 を捉えるための考え方こそ、
今日の主役―― ダウ理論。
ダウ理論は、
「相場は高値と安値の連なりでトレンドを形づくる」
とてもシンプルで本質的な理論
チャールズ・ダウについて、さらに知りたい方はこちら ☞
天才チャールズ・ダウの逸話集
― ダウ理論の原点 ―
ちょっとしたブレイクコーナーだよ
Q1|
チャールズ・ダウってどんな人?



チャールズ・ダウって、ただの新聞記者なんだよね?



それがね、普通の記者じゃなかったんだよ。
観察眼がものすごく鋭くて、株価の動きそのものを読み取ろうとしていた人だったみたい。
チャールズ・ダウは、1851年生まれのアメリカ人ジャーナリスト。
新聞記者としてキャリアをスタートし、のちに
ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)を創設した人物。
彼は数字やデータ、そして人々の行動パターンを観察するのが大好きで、
「なぜ人は、こう動くのか?」
「なぜ価格は、こう反応するのか?」
を考え続けていた、観察型の思考家だったんだね。
Q2|
ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)って何?
超ざっくり言うと、
世界的に有名な金融ニュース専門の新聞だよ。
WSJは、今もアメリカ市場の動向、経済ニュース、企業情報を発信していて、
投資家やビジネスマンにとっては欠かせない情報源。
その“原点”を作ったのが、チャールズ・ダウってわけ。
Q3|
なぜ新聞記者が株価分析に?
新聞記者として市場を観察する中で、
ダウはこんな場面を何度も目にしていた。
・ニュースに飛びついて売買する人
・噂に振り回される人
・感情で判断して失敗する人
そこで、彼は気づく。
「株価はニュースだけで動いているわけじゃない」
「そこには、一定のパターンや傾向がある」
市場そのものに“法則”がある。
この気づきが、ダウ理論の芽だったんだね。
Q4|
なぜそこまで株価を観察していたの?
目的は、
「当てるため」じゃない。
投資家に、市場がどう動いているのかを“わかりやすく伝える”ため。
ダウは、
・価格の変化
・投資家心理
・ニュースの影響
・取引所の空気感
さらには、自然や天気の変化まで観察して、市場の “リズム”を感じ取ろうとしていた。
Q5|
ダウの変わった趣味と観察眼
ダウは、自然観察や天候の記録を趣味にしていたと言われている。
「自然界には規則性がある」
「市場も、人が集まる以上、同じようなリズムがあるはず」
数字だけでなく、
目に見えない流れを察知するタイプだったんだね。
Q6|
なぜダウ自身は理論化しなかったの?
ここが面白いところ。
ダウ自身は、
「理論を作ろう」とは思っていなかった。
彼の仕事は、
「発見したことを記事として投資家に伝えること」。
その後、弟子たちがダウの記事を整理・体系化して、
今の「ダウ理論」としてまとめ上げたんだよ。
Q7|
19世紀末のアメリカ市場ってどんな雰囲気?
当時のウォール・ストリートは、
今よりずっと荒っぽい世界。
・ニュースで株価が激しく動く
・大口の一声で相場がひっくり返る
・「1日で株価が倍」も珍しくない
テクニカル指標なんて存在しない時代。
頼れるのは、
経験・勘・観察力だけだった。
Q8|
同じ頃、日本の株式市場は?
日本は明治時代の真っ只中。
東京株式取引所は1878年創立。
市場規模は小さく、外国人投資家も少ない。
取引の中心は、
・現物取引
・企業支援
・国策に絡む売買
投機色は、まだかなり弱かった時代だね。
まとめると…



こうして見ると、ダウ理論って
数字だけの話じゃないんだね。



そう。
観察・心理・経験の積み重ねが、あの理論の正体なんだよ。
・ダウは観察眼に優れたジャーナリスト
・WSJを創設し、市場の動きを伝えた
・価格のパターンと人の心理を重視
・理論化は弟子たちが行った
・荒れた市場環境が観察力を鍛えた
こうして見ると、
ダウ理論はチャート技術というより、
「相場を観る力」を極限まで研ぎ澄ませた人の知恵の結晶なんだよね。
なぜダウ理論は“テクニカル分析の母体”と呼ばれるのか
なぜダウ理論は、
“テクニカル分析の母体”と呼ばれるのか。
少しだけ、別の世界で例えてみよう。
音楽には、
「音楽の父」と呼ばれるバッハがいるよね。
彼が築いた和声や対位法のルールがあったから、
モーツァルトやベートーヴェンが生まれ、
その先に現代音楽まで広がっていった。
文学も同じ。
古典が作った“型”があったから、
小説、脚本、広告、SNSの文章まで枝分かれしている。
絵画もそう。
遠近法や陰影という基本があったから、
印象派も、現代アートも生まれた。
元の型があるから、派生が生まれる。
トレードの世界で、
この「元の型」にあたるのが――ダウ理論。



じゃあ、ダウ理論ってインジと別物じゃなくて…
土台そのものってこと?



そう。インジケーターは、
ダウ理論の考え方を
“数字に翻訳している”だけ。
移動平均線、MACD、RSI。
見た目は違っても、やっていることは同じ。
・トレンドの方向を知りたい
・勢いの変化を感じたい
・崩れそうなタイミングを察知したい
つまり、
価格の構造変化を補助しているにすぎない。
ダウ理論が示した、
・トレンドという概念
・高値と安値の関係
・転換は構造の変化として現れる
この土台がなければ、
インジケーターは意味を持たない。
だからダウ理論は、
手法ではなく、思考の骨格。
この骨格があるからこそ、
どんな分析手法を使っても、
チャートの見え方がブレにくくなる。
ダウ理論は「相場と向き合う姿勢」を整える理論
ここまで見てきて分かるように、
ダウ理論は「勝ち方」を直接教える理論じゃない。
教えてくれるのは、
相場とどう向き合うかという “姿勢”。
・感情ではなく、価格を見る
・予想ではなく、構造を見る
・一瞬ではなく、流れを見る
この視点を持てるだけで、
トレード中の迷いは、驚くほど減っていく。



なんか…
相場を「当てにいく」感じじゃなくなるね。



そう。
ダウ理論は、
相場に振り回されないための“軸”をくれるんだよ。
この“軸”が、
次の章で扱う実践的な判断の土台になっていく。
ダウ理論の核心!相場の動きを読み解く6つの基本原則
いよいよここから、
ダウ理論の“核心”に踏み込んでいくよ。
ダウ理論を構成する6つの基本原則、
ひとことで言うなら、
トレンドの「継続」と「転換」を見分けるための思考フレームってところ。
チャートの動きって複雑に見えるけど、
実は 6つの基本原則 を押さえるだけで、
相場の流れ・勢い・転換の兆し が一気に整理できるよ。



え、6つだけでそんなに変わるの?



“6つだけ”だからこそ、
ブレない軸になるんだよ。
この6つの基本原則は、
・相場の向き(トレンド)
・その勢い(出来高)
・他市場との関係性
・トレンド転換の判断
こうした “相場の呼吸”を読むための土台。
ひとつずつ見ていくから、
まずは肩の力を抜いて
「相場は、思ったよりシンプルに読める」
そんな感覚で進んでいこう。
基本原則1:トレンドの種類と見極め方
相場を読むうえで、まず最優先なのがトレンドの大きな方向性。
「今、どの方向へ向かっているのか」。
ここがズレていると、
エントリーも利確も、全部ブレてしまう。



地図で方角を確認する、みたいな感じ?



その通り。
方向を知らずにトレードするのは、羅針盤なしで航海するようなものだよ。
トレンドの3種類を知る(上昇・下降・保ち合い)
相場の状態は、大きく分けて 3つ。
上昇トレンド
高値・安値ともに切り上がる流れ。
買い勢力が優勢で、価格は階段を上るように進む。
下降トレンド
高値・安値ともに切り下がる流れ。
売り圧力が強く、価格は階段を下るように進む。
保ち合い(レンジ)
高値・安値が横ばいに近く、方向感がない状態。
買いも売りも迷っている “充電期間”みたいなゾーン。



このどこにいるかを知らずにトレードするのは、
風向きも知らずに船を出すようなものだよ。



それは…沈むね。


高値・安値の切り上げ/切り下げでトレンドを読む
ここからが、ダウ理論の原点であり核心。
トレンドを判断する最大の手がかりは、
高値と安値の“連続性”。
上昇トレンドの構造
・高値が前回より高い
・安値も前回より高い
下降トレンドの構造
・高値が前回より低い
・安値も前回より低い
上昇トレンドでは、
強い買い(需要)が入ることで、
押し目をつけても前回の安値を割らず、
結果として高値も更新しやすくなる。
下降トレンドでは、
戻りが入っても売り(供給)が優勢で、
高値が切り下がり、安値も割れやすい状態。
そして、
高値・安値は、
ただの点じゃない。
需給バランスが残した“足跡” みたいなもの。



形だけじゃなくて、
“力の向き” が見えてくる
感じだね。



そう。だからこの階段を見るだけで、
押し目か、転換か が、
一気に判断しやすくなる。


この考え方は、
ダウ理論の入口であり、同時に核心。
ここが腹落ちすると、
この先の 出来高・転換シグナル まで
すべてが立体的につながってくる。
「どこまでが正常な押し目なのか」
「どこからがトレンド崩壊なのか」
そんな判断が利益を左右し、
高値・安値の階段を丁寧に追うことが
トレードの安定につながっていく。
基本原則2:市場(株価)はすべての情報を織り込む
相場を読もうとするとき、
まず気になるのは
「材料はどこまで株価に反映されてるの?」ってところ。
この問いに対して、
ダウ理論の答えは、とてもシンプル。
「市場はすべてを織り込む」。
ここを理解しておくと、ニュースに振り回される回数がぐっと減ってくる。
価格は“過去・現在・未来”をまとめて映す
企業業績、金利、為替、地政学リスク、
投資家の期待や不安――
そのすべてが、
最終的に“価格”に集約される。
ダウ理論の核心のひとつが、
「価格には、あらゆる情報が詰まっている」 という考え方。
未来への期待や不安まで…
本当にぜんぶをひっくるめて “現在の価格”に反映されるという前提で相場を見る。
価格は“過去・現在・未来”をまとめて映す



じゃあ、ニュース見た時にはもう遅い?



多くの場合、ね。
だからこそ 価格そのものを見る価値 がある。
この前提を持つだけで、
ニュースに振り回される回数は激減する。
値動きこそが、市場の本音だから。
基本原則3:トレンドは“3つの段階”で形成される
― 先行期・追随期・利食い期 ―
相場がどんなふうに動いていくのか。
その“リズム”を理解するうえで、欠かせないのがこの 「3段階」の考え方。
トレンドは、ある日いきなり完成形で現れるわけじゃない。
多くの場合、
静かに始まり → 熱を帯び → やがて落ち着いていく
という、はっきりした流れをたどっていく。
なぜ、トレンドは段階的に進むのか?
ここで一度、ダウ理論の大前提を思い出しておこう。
「市場のあらゆる情報は、最終的に価格に反映される」
個人投資家、機関投資家、AI、企業、政府系資金…。
立場もスピードも違う参加者が、それぞれの情報をもとに売買を繰り返し、
その“集合知”が 価格という一点 に集約されていく。
もちろん、市場が常に完璧なわけじゃない。
でも――
かなりの精度で、情報は段階的に価格へ染み込んでいく。
だからこそ、
情報の入り方・参加者の層が変わるごとに、
トレンドにも 「フェーズ(段階)」 が生まれるんだよね。



相場って、一気に全員が同じ方向を見るわけじゃないってこと?



そうそう。
“気づく人 → 乗る人 → 降りる人” が、時間差で入れ替わる。
その流れを整理したのが、先行期・追随期・利食い期なんだよ。
では、この3つの段階を順番に見ていこう。
先行期― スマートマネーが動く「静かな始まり」
最初のフェーズは、とにかく静か。
出来高も少なく、チャートを見ても
「別に何も起きてないように見える」ことが多い。
でも実はこの裏で、
機関投資家やプロが、先回りしてポジションを仕込み始めている。
ニュースはまだ弱気。
評価も低い。
それでも価格だけが、じわ…じわ…と動き始める。
この違和感こそが、先行期のサイン。
追随期― 一般投資家が参加し、トレンドに“厚み”が出る
次が、トレンドの本番ステージ。
出来高が増え、値動きも素直になり、
チャート上では――
- 高値・安値の切り上げ(上昇トレンド)
- 高値・安値の切り下げ(下降トレンド)
が、はっきり見えるようになる。
市場の空気も前向きに変わってきて、
「これ、上がりそうだな」
「下げが続きそうだな」
と、多くの人が同じ方向を意識し始める時期だね。
ダウ理論がもっとも機能しやすく、
個人投資家が参加しやすいのも、
この追随期。
利食い期― トレンド終盤。スマートマネーが静かに抜け始める
最後は、トレンドの終盤戦。
上昇トレンドなら天井感、
下降トレンドなら底打ちの気配が出始める。
プロ勢はこのあたりで、
少しずつ利益確定(手仕舞い) に入っていく。
チャートには、
- 天井圏の乱高下
- 底値圏のもみ合い
といった、方向感の読みにくい動きが現れやすい。
ここで無理に大きく狙おうとすると、
振り回されやすいのも、このフェーズの特徴だね。
このように、
「今、トレンドのどの段階にいるのか?」
を意識するだけで、判断の精度はぐっと上がってくるよ。



最初と最後はプロのステージで、
真ん中が個人投資家のステージ、って感じかな?



うん、そのイメージでかなり近いよ。
先行期と利食い期は、
“静かに仕掛けて、静かに抜ける”。
追随期は、いちばん構造が整っていて乗りやすい。


(先行期→追随期→利食い期)
基本原則4:市場平均は相互に確認される
ダウ理論には、ちょっとした
“二重チェック” のような考え方があるよ。
それが――
「ある市場の上昇(下降)は、関連する別の市場でも確認されてこそ“本物”」
という原則。
ひとつの指数だけが強く動いていても、
関連市場がついてきていなければ、
そのトレンドは まだ信用しきれない と考えるってこと。



この考え方は、どこから来たの?



もともとは、昔の米国市場で使われていた発想。
当時は、
- 工業株(製造業)
- 輸送株(鉄道・運輸)
この2つが、経済活動の両輪だった。



え、なんで輸送株が重要なの?



作ったモノって、運ばれないと売れないでしょ?
工場がフル稼働してても、
運ぶ側が動いてなかったら、景気が本当に強いとは言えないよね。
つまり、
「生産」と「流通」がそろって動いているか?
それを確認するためのルールだったってことだよ。
これは、昔の米国市場で
「製造業(工業株)が伸びるなら、輸送株も伸びないとおかしいよね?」
という発想から生まれたルール。
なぜ“相互に確認する”ことが必要なの?
相場では、
片方だけが先走ることがよくある。
例えば――
工業株は上がっているのに、輸送株はさっぱり。
こんな時は、
- 本当に需要が強いのか?
- 在庫だけが積み上がっていないか?
- 一時的な期待先行じゃないか?
と、一歩引いて見る必要がある。



トレンドの“裏取り”みたいな感じ?



その通り。
複数の市場が同じ方向を向いているほど、トレンドの信頼度は高くなる。
逆に、ズレが出始めたら注意信号だね。
現代のマーケットに当てはめると?
もちろん今は、
「ダウ平均と輸送株だけ」を見ていればいい時代じゃない。
でも、この相互確認の考え方は、
今の市場にも十分応用できる。
たとえば今の市場だと――
- NASDAQ100 × 半導体指数(SOX)
→ ハイテク全体と、その中核である半導体が同調しているか - S&P500 × ラッセル2000(小型株)
→ 大型株だけでなく、リスクを取りにいく資金が広がっているか - 日経平均 × TOPIX
→ 一部の主力株だけでなく、市場全体に買いが波及しているか - ドル円 × 米10年債利回り
→ 為替と金利の関係が、今の相場テーマと整合しているか
要するに、
「関連する市場が、同じ方向を向いているか?」
これを確認することで、トレンドの“信頼度”を測れるってわけ。



じゃあ、相場全体の“温度感” を測るってこと?



まさにそれ。
ひとつのチャートを見るんじゃなくて、
マーケット全体の息づかいを感じ取るイメージだね。
どんな場面で役立つ?
この原則が効いてくるのは、こんな時。
- 上昇トレンドが本物か確かめたいとき
- 天井圏・転換点っぽい場面で、裏取りをしたいとき
- 業種間の強弱バランスを把握したいとき
- スイング・中期で「この流れ、ついていって大丈夫?」を判断するとき
価格だけを見るより、
“価格同士の関係性”を見る。
それが、
ダウ理論が今も色あせない理由のひとつなんだよね。
基本原則5:出来高はトレンドの信頼性を示す
チャートの形だけを見ていると、
ふと、こんな疑問が湧くことがある。
「これ…本当にトレンドなのかな?」
その“確信の持てなさ”を補ってくれるのが、
出来高(ボリューム) という存在。
出来高は、
どれだけ多くの参加者が、その値動きに本気で関わっているか
を映し出す指標だよ。



え、でもダウ理論って
「価格がすべて」じゃなかった?



そうだよ。
ただね、出来高は“価格を裏から支えてる熱量”を教えてくれるんだよ。
出来高が増える=市場のエネルギーが乗っている
ダウ理論では、
トレンド方向への値動きに、出来高が伴っているか
をとても重視する。
なぜなら――
それは「多くの参加者が、その方向に納得して動いている」証拠だから。
- 上昇 + 出来高増加
→ 買いのエネルギーがしっかり入った、信頼度の高い上昇トレンド - 下降 + 出来高増加
→ 売り圧力が強く、下方向に意志がそろった下降トレンド
逆に、
価格だけがトレンド方向へ進んでいても、
出来高がスカスカ なら要注意。
それは――
「一部の参加者だけが動いている、力不足の相場」
かもしれないから。
出来高が弱ってきたら、トレンドは息切れサイン
トレンドが続いているように見えても、
出来高が じわじわ減っていく 場面がある。
これは、
市場のエネルギーが少しずつ抜けてきているサイン。
- 上昇しているのに出来高が減る
→ 買いの勢いが鈍り、天井が近づいている可能性 - 下落しているのに出来高が減る
→ 売り圧力が弱まり、反転準備に入っている可能性



じゃあ、天井とか底を見つけるのにも使えるってこと?



うん。
出来高は「その動きに、まだ力が残っているか?」を教えてくれるからね。
出来高を見ると、“エントリーの質”が一段上がる
特にスイングトレードでは、
出来高を意識するだけで、
エントリーの精度がぐっと上がる よ。
例えば――
- 反発局面で出来高が増える
→ 新たな買いが集まり始めているサイン - 押し目・戻り局面で出来高が減る
→ 一時的な調整で、本流は崩れていない可能性 - ブレイクアウト時に出来高が急増
→ 多くの参加者が認識した “本物のブレイク”



ブレイクしたのに、出来高が少ないとすぐ戻ることあるよね…。



それはね、「支持されていないブレイク」ってこと。
価格は抜けたけど、
ついてきた人が思ったより少なかった。
だから、戻されやすい。
出来高を見るというのは、
価格の動きに“賛同者がどれだけいるか”を確認すること。
形だけじゃなく、
その裏にあるエネルギーまで読む。
それが、
ダウ理論が教えてくれる
「トレンドの信頼性チェック」 なんだよ。


基本原則6:トレンドは明確な反転シグナルが出るまで続く
相場を見ていると、
こんな声が、どうしても頭をよぎる。
「もうそろそろ天井じゃない?」
「そろそろ底だよね?」
でも、ダウ理論の答えは驚くほどシンプル。
トレンドは、
明確な反転シグナルが出るまで続く
それだけ。



え、それだけ?
ちょっと大雑把じゃない?



そう、それだけ♪
だからこそ、いちばん強いルール。
勝手に終わったことにするのが、一番危ない。
「終わったように見える」は、ほとんど錯覚
トレンドの途中には、必ず揺さぶりが入る。
急な下落。
鋭い戻し。
出来高を伴った荒い値動き。
それを見ると、
「あ、転換だ!」
と感じてしまいがち。
でも実際は――
その多くが ただの調整。
- 上昇トレンド中の下落
→ 押し目の可能性 - 下降トレンド中の上昇
→ 一時的な反発の可能性
ダウ理論が見ているのは、
値幅でも、スピードでもない。
高値と安値の“構造” だけ。
この構造が保たれている限り、
トレンドは、まだ終わっていない。
トレンドの正体は、
「高値と安値の流れ」だからね。
そう、これこそがまさに “ダウ理論の核心”。
反転のサインは「構造の崩れ」で見極める
トレンドが本当に終わるとき、
必ず 価格構造の変化 が起きる。
感覚じゃない。
雰囲気でもない。
形として、はっきり現れる。
上昇トレンドの反転サイン
- 高値の切り上げが止まる
- そのあと、安値を明確に下抜く
下降トレンドの反転サイン
- 安値の切り下げが止まる
- そのあと、高値を明確に上抜く
この 「順序の崩れ」 こそが、
ダウ理論における 反転シグナル。



じゃあ、
大きな急落があっても、安値を割ってなかったら…?



それは、下降トレンドとは言えないね。
値幅の大きさより、
構造がすべて。
反転シグナルは“当てにいかず、待つ”
多くの人が失敗する理由は、
たった一つ。
転換を当てにいこうとすること。
- 天井をピタッと当てたい
- 底をズバッと取りたい
気持ちは分かるけど、
これは見た目以上に難しい。
ダウ理論は、真逆の発想を取る。
反転が“確認されてから”動けばいい



天井も底も、完璧に取らなくていいんだよ。



あ…
だから「勝ちやすい位置」だけ拾うってことか。
そう。
市場の 結果 を見てから動く。
それが、一番安全。
この鉄則は、スイングでも長期でも変わらない
この原則は、時間軸が変わっても同じ。
- 日足でも
- 週足でも
- 月足でも
構造が崩れるまで、トレンドは続く。
時間軸が違うだけで、
ダウ理論の本質はまったく変わらない。



相場は変わっても、
構造の読み方は変わらないんだよ。



なるほど…
「構造を味方につける」って、こういうことかあ…。
じゃあ次はいよいよ、
その「反転シグナル」をどう具体的に読み解くのか?
次のセクションでは、
押し目と転換の境界線――
“どこでトレンドが壊れたと判断するのか”
を、図解と一緒に深掘りしていこう。
ダウ理論の極意!トレンド攻略の本質は転換シグナルにある
相場は、上がったり下がったりを繰り返しているように見える。
でも本当に見極めるべきなのは、
「どこで流れが変わったのか」という一点だけ。
ダウ理論の核心はここにある。
トレンドの“終わり”を、
感覚や雰囲気ではなく、
価格構造としてどう捉えるか。
それができるかどうかで、
トレードの安定感は大きく変わってくる。



入口より、出口のほうが難しいってやつ?



そうそう。
しかも多くの人は、
出口を「感覚」で決めちゃうんだよね。
ダウ理論は、
その出口判断を
理論として整理してくれている。
ここからは、
「トレンド転換をどう読み解くか」
この核心部分にフォーカスしていこう。
まずは、
すべての判断の土台になる
最強の原則から。
トレンドは「転換が確定するまで」継続する
一見すると、トレンドって
「上がったり下がったりしているだけ」に見えるよね。
でもダウ理論が伝えているメッセージは、
驚くほどシンプルで、そして力強い。
トレンドは、
明確な転換が確定するまで続く
これが、ダウ理論の大原則。



でもさ、途中で下げたら
「もう終わりかも?」って思っちゃうよね?



うん、その気持ち、すごくわかる~
でもね、そこが一番ハマりやすい落とし穴なんだよ。
なぜなら——
相場は必ず “波”を描いて動く から。
上昇でも下降でも、
途中に調整が入るのは当たり前。
一時的に逆方向へ動いたからといって、
流れそのものが変わったとは限らない。
さらに、
大口の資金は一気に入らない。
時間をかけて段階的に投入されるから、
トレンドも“積み上がる形”になる。
つまり、
少し逆行しただけでは
資金の向きはまだ変わっていない。
そして何より重要なのがこれ。
高値・安値の構造が崩れていない限り、
主役はまだ交代していない。
だから、
小さな揺らぎで
「もう終わりだ」と決めてしまうと、
大きな波を途中で手放すことになる。
これが、
「転換が確定するまで、トレンドは継続とみなす」
理由ってわけ。



なるほど……
調整は“息継ぎ”、
転換は“骨格が変わる”感じか。



うん、そのイメージ、
すごくいいよ。
高値・安値の更新が示す「トレンドの正体」
トレンドの正体って、
じつはめちゃくちゃシンプル。
それは、
高値と安値が、どう並んでいるか。
ダウ理論では、
ローソク足1本1本の形よりも、
価格の流れを“構造”として見ることを何より重視している。
なぜ「高値・安値」だけでトレンドがわかるのか
理由ははっきりしている。
高値・安値の更新は、
市場の資金フローの向きをそのまま表しているから。
- 高値を更新 → 買いの力がまだ強い
- 安値を切り上げ → 押しても売りが勝てない
- 高値を切り下げ → 上への勢いが弱まる
- 安値を更新 → 売りが主導権を握る



上下に揺れてても、
高値と安値を見ると流れが一気に見えるね。



そう。
ノイズを削って、骨格だけを見る感じだね。
トレンドを決めているのは、
1本のローソク足じゃない。
高値と安値が、
連続してどう積み重なったか。
この連続性こそが、
市場の本当の向きを教えてくれる。
上昇・下降・保ち合いは「構造」がすべてを語る
たとえば上昇トレンドなら、
・高値が切り上がる
・安値も切り上がる
この2つがそろって、
「買いの勢力が優位を維持している」ことが証明される。
逆に下降トレンドでは、
・高値が切り下がる
・安値も切り下がる
この状態が続く限り、市場は売り優勢。
保ち合いの場合は、
・高値も安値も更新されず、横ばい
だから価格が
「横で休んでいる」ように見えるわけだね。



トレンドの名前より、
「どう並んでるか」だけ見ればいいってことか。



うん、そのほうが判断はずっとブレにくくなるよ。
構造が崩れる瞬間=転換の入口
ダウ理論の核心に戻ろう。
高値・安値の並びが崩れる瞬間
ここが、転換シグナルの入口になる。
・上昇トレンド中の「安値更新」
・下降トレンド中の「高値更新」
この時点で、
それまで主導していた勢力が弱まり始めたことがわかる。
そして多くの場合、
「戻り(押し)」の動き
→ その後、反対方向への更新が出る
→ 転換が確定
という流れをたどる。


(再掲)
高値・安値を見るだけで、
・今、どの波に乗っているのか
・どこで勢いが変わり始めているのか
これが、驚くほどクリアに見えてくる。
シンプルだけど、
相場の本質に最も近い読み解き方なんだよ。
ダウ理論で言う「トレンド転換シグナル」とはなにか
トレンドが本当に終わるとき、
必ず価格構造の変化が起きる。
ダウ理論で言う
「転換シグナル」とは、
値幅でも、
ニュースでも、
雰囲気でもない。
見るのは、ただ一つ。
高値と安値が、どう更新され、
どう“決着”したか。
だから、
「急落したから転換っぽい」
「そろそろ天井な気がする」
こうした感覚的な判断は使わない。
チェックするのは、いつもこの2点だけ。
高値は更新できているか
直近の安値は維持されているか
この組み合わせによって、
トレンドが継続なのか、転換に入ったのかが、はっきり分かれる。
転換シグナルの具体的な3パターン



ここで、トレンド転換を
構造ベースで明確に定義しておこう。
\ 転換シグナルの3パターン /
| 状態 | 判定 |
|---|---|
| 高値更新失敗 + 安値割れ | フェイラースイング(転換) |
| 高値更新成功 + 安値維持 | ノンフェイラースイング(継続) |
| 高値更新成功 + 安値割れ | ただの構造崩れ(転換) |



この違いが分かるようになると、
「転換っぽい動き」に振り回されなくなるね。
フェイラースイング:
王道の転換シグナル(高値更新失敗 + 安値割れ)
これは、ダウ理論でも
もっとも美しく、
分かりやすい転換パターン。
流れを整理すると、こうなる。
高値A
↓
安値B
↓
高値C(Aを超えられない)
↓
安値Bを下にブレイク
つまり、
「上を試して失敗 → 下が主導権を奪う」。
買いの力がはっきり尽き、
売りが流れを完全に引き継いだ状態だね。



これが、いわゆる「転換確定」ってやつ?



そう。
構造的にも、心理的にも、一番納得感のある転換ってやつだよ。
ノンフェイラースイング:
トレンド継続のサイン(高値更新成功 + 安値維持)
見た目は少しややこしいけど、
これは 転換ではなく継続。
流れはこう。
高値A
↓
安値B
↓
高値C(Aをしっかり上抜け)
↓
押しが入っても 安値Bは割れない
一瞬「崩れた?」ように見えても、
結果として
高値・安値の上昇構造は保たれている。



あ、これを転換だと思って売っちゃう人、多そう…。



「高値更新=天井」
この思い込みが、一番危ないんだよね。
ただの構造崩れ:
フェイラーとは別物(高値更新成功 + 安値割れ)
ここ、かなり重要。
一見すると
フェイラースイングっぽく見えるけど、実は別物。
高値A
↓
安値B
↓
高値C(Aを上抜けしたけど…)
↓
安値Bを下にブレイク
これは、
「失敗を伴う転換」ではなく、力関係が一気に入れ替わった転換。



フェイラーじゃないけど、
転換ではあるってこと?



そう。
大事なのは名前じゃなく、中身なんだよ。
フェイラースイングは、
「高値を更新しようとして失敗 → その結果、安値を割る」
という 順序がはっきりした転換。
一方で、
高値を更新したあとに安値を割るケースは、
失敗というより、主導権が一気に入れ替わった転換。
どちらも転換だけど、
起きているプロセスはまったく違う。



なるほど…
名前で同じ扱いすると、何が起きたのか見えなくなるんだね。



その通り。
「フェイラーかどうか?」に意識が向くと、
本来見るべき “高値と安値、どちらが最終的に勝ったか”
という核心を見失いやすくなるってこと。


(上昇トレンド→転換)
転換判断でありがちな落とし穴(ここだけ押さえればOK)
トレンド転換で多い失敗は、次の3つ。
どれも共通しているのは、
構造を見ている“つもり”で、転換を早く確定させてしまうこと。
構造はまだグレーなのに、
自分の中で相場を「もう終わったもの」にしてしまう。
ここが、いちばん深い落とし穴。
- 高値更新した事実を無視してフェイラー扱いする
実際には一度、買いが勝って高値を更新している。
それなのに、
「安値を割った=フェイラー」
と決めつけてしまうと、
本当は “押しの深い継続” だった相場を、転換前提で見てしまう。
その結果、
取れるトレンドを避けたり、
仕掛けの前提そのものをズラしてしまう。 - 安値を割っただけで「必ずフェイラー」と思い込む
フェイラーは、
「高値更新に失敗 → その後、安値割れ」
この 順序が命。
順序を無視すると、
・ただの調整
・継続途中の揺らぎ
・本当の転換
これらが全部同じに見えてしまう。
すると、
構造がまだ生きている場面で、判断だけが先に固まってしまう。 - ノンフェイラー(継続)を早仕掛けで逆張りする
高値更新を
「天井サイン」だと誤解して売ってしまうパターン。
構造はまだ上向きなのに、
自分からトレンドに逆らいにいく。
これは、
いちばん分かりやすく損失に直結する落とし穴。
ダウ理論は、
形を当てる理論じゃない。
「フェイラーかどうか」よりも、
- 高値と安値の勝負は、どう決着したのか
- 最後に、どちらの力が残っているのか
そこだけを淡々と追うほうが、
トレード判断はずっと安定するよ。
ダウ理論で勝率を上げるチャート分析と押し・戻りの攻略法
チャートと向き合っていると、
「ここはいけそう」
「なんか嫌な感じがする」
そんな“直感の差”を感じる瞬間、あるよね。
でもその直感、
ちゃんと分解していくと、
ほぼ必ず 「相場の構造が整っているかどうか」 に行き着く。
構造が整っている相場は、素直に伸びる。
構造が崩れている相場は、驚くほど逆行。
つまり、勝てる人がやっていることは、
非常にシンプル。
“勝ちやすい場面しか触っていない” だけ。



え…そんなシンプルなの?



シンプルがめっちゃ強い!
戦える相場と戦ってはいけない相場の見分け方
ダウ理論の本質は、構造を読むこと。
構造がはっきりしない相場は、
地図のない森を歩くようなもの。
一方で、
構造が明確な相場は、
一本道を進む感覚で判断できる。
だからまずやるべきなのは、
「どう入るか」じゃなく、
「この相場、戦っていいのか?」を見極めること。
戦える相場の特徴
1.高値と安値の更新が明確に見えている
これはダウ理論そのもの。
トレンドが続いているときは、
・上昇 → 高値更新+安値も切り上がる
・下降 → 安値更新+高値も切り下がる
この“更新のリズム”が崩れない。
このリズムが続いているかどうかを確認するだけで、
「今この相場は調子がいいのか、迷っているのか」がすぐ分かる。
2.押し・戻りが素直に機能している
強い相場では、
・押せば買われる
・戻れば売られる
この力関係が崩れない。
逆に、
押しや戻りが深すぎる/急すぎる/位置がバラつく場合は、
相場に迷いが出ているサイン。
3.上位足の方向と下位足の動きが噛み合っている
上位足が上昇なら、
下位足も押しを作りながら上を向きやすい。
複数の時間軸が同じ方向を向いていると、
ひとつのエントリーが長く伸びやすく、
損切りにもかかりにくい。
4.ローソク足の形が比較的きれい
ヒゲが少なく、
実体の向きがそろっている相場は、
参加者の意識が近い。
つまり、
迷いが少なく、ダウ理論と相性がいい相場。
戦ってはいけない相場の特徴
1.高値・安値の位置がバラバラで、更新のリズムが崩れている
これは典型的な“方向感のない相場”。
ダウ理論は「高値・安値の構造」をベースにしているから、
構造が乱れている相場では機能しにくい。
2.上位足が上昇なのに、下位足で急落が続くなど、時間軸がケンカしている
上位足は上昇、
下位足は急落続き。
こんな状態では、
ノイズに強制的に巻き込まれる。



親が“北に行くよ”って言ってるのに、
子どもが“いや南でしょ”って言ってる状態?



そんな感じ。まとまらない相場は危険だよ。
3.ヒゲだらけ、実体が小さい、方向が読めない相場
これは参加者が迷っている証拠。
迷ってる相場でエントリーすると、
迷ってる人たちの中に自分も混ざるだけになる。
4.横ばいレンジが長く続き、ブレイクの兆しが見えない
レンジは“トレンドの休憩”だけど、
休憩が長すぎると、方向の根拠がほぼゼロになる。
戦う必要は一切ない。
むしろ “スルーが最適解”。



ね?
“構造のきれいさ”って、勝率に直結するでしょ。



たしかに…。
構造が崩れてるときほど、
「なんで逆いくの!?」ってなるよね。



だから “相場選びこそ最大の武器”ってこと。


押し目買い・戻り売りの最適ポイントをつかむ方法
押し目・戻りは、
トレンドが見せる“呼吸”。
このリズムが見えるようになると、
無駄なエントリーが減って、
勝率が一気に安定する。
押し目買い・戻り売りの本質
押し目買い
=上昇トレンドの安い価格帯を拾うこと
戻り売り
=下降トレンドの高い価格帯を売ること
ただし、
「押したから買う」「戻ったから売る」は危険。
本質はここ。
押したのに安値を割らなかった
戻ったのに高値を超えられなかった
この“耐えた瞬間”を捉えること。
つまり、
・上昇:押し安値を割らずに反発 → 買い
・下降:戻り高値を超えずに失速 → 売り
これは、
構造が守られた証拠。
守られた瞬間こそ、トレードの根拠が最も強くそろうタイミングってこと。
押し目・戻りの狙い方(実践の流れ)
1.上位足でトレンド方向を確認する
方向がズレると全部ノイズ。まずは“親の意向”をチェック。
2.下位足で押し・戻りの発生を待つ
価格がスッと進んで戻ってくる、この“呼吸” を待つ。
3.前の高値/安値を守ったかどうかを見る
上昇なら押し安値、下降なら戻り高値。
これが守られた瞬間に“方向性の証拠”がそろう。
4.“守った瞬間”に根拠が完成する
トレンド方向+押し・戻り+前回ラインの維持。
この3つがそろえば戦える。
5.エントリーは根拠が揃った後。早仕掛けしない
ローソク足1〜2本で“守ったな”と確信できたタイミングがベスト。



押した瞬間に入っちゃうの、ほんとあるある…。



守られた瞬間こそ、トレードの根拠が最も強くそろうタイミングってこと。


ダウ理論と時間軸:上位足の力を利用する戦い方
ここ、めちゃくちゃ重要。
ダウ理論はどの時間軸でも使えるけど、
上位足の流れは、下位足より圧倒的に強い。
相場では、
上位足が“親”、下位足が“子”。
親の方向を知らずに戦うのは、
かなり危険。



子が暴れてても、
親の進む方向には逆らえないってこと?



そう。
だから“親の意向”を先に確認するってわけ。
上位足の力が強い理由
・大きな資金は上位足を基準に動く
・値幅が大きく、構造が崩れにくい
・ラインが意識されやすい
・下位足のノイズを自然にフィルターできる
だから、
上位足が上昇
→ 下位足の下落は“押し”になりやすい
上位足が下降
→ 下位足の上昇は“戻り”で終わりやすい



つまり、上位足と逆方向に入ると、ノイズに飲まれやすいってこと?



そうそう。“逆らって勝てるのはプロだけ”。
時間軸を使った戦い方のコツ
トレードの安定感は、時間軸の使い方で決まると言ってもいい。
・方向を決める:上位足(日足/4H)
・精度を上げる:下位足(1H/15分)
具体的な流れはこんな感じ↓
- 日足で方向確認
- 4Hで押し・戻りの位置を見る
- 1Hで構造が守られた瞬間を待つ
迷ったら、必ず
親の方向に合わせる。



これだけで、逆張りの事故がほぼ消えるよ。



“上位足に従う”って、
シンプルだけど、ほんと強いね。


ダウ理論×インジケーターで相場分析の精度を高める方法
ダウ理論は、相場の骨格(構造)を見るための考え方。
一方、インジケーターは、勢い・過熱・タイミングといった、
ローソク足だけでは掴みにくい要素を補ってくれる存在。
つまり役割はこう。
この2つを正しく掛け合わせると、
「どっちに動きたい相場なのか」と
「今、その方向へ進めるパワーがあるのか」が噛み合う。
その結果、
エントリーの精度も、持ちやすさも、
一段上のレベルに引き上げられる。
移動平均線(MA)で“構造の方向と勢い”を揃える
MAが便利なのは、
ダウ理論で見たトレンド構造と、
相場の「今の勢い」が同じ方向を向いているかを
一目で確認できるところ。
ダウ理論は、
「高値・安値がどう更新されてきたか」
という相場の骨格を見る考え方。
一方、MAは、
その流れに実際のパワーが伴っているかを測る指標。
だから重要なのは、
構造(ダウ)と勢い(MA)が噛み合っているかどうか。
構造とMAが揃っているとき(高精度)
● ダウ理論で上昇トレンド
(高値・安値ともに切り上げ)
+
● MAが上向きで、価格がMAの上を維持
この状態は、
トレンドの骨格も、進む力も、同じ方向を向いている局面。
→ 構造 ◎ + 勢い ◎
→ 押し目買いが「継続前提」で機能しやすい
エントリー後も、
「まだトレンドは崩れていない」と判断しやすく、
余計な迷いが減るのが強み。
ダウは上昇だが、MAが揃っていないとき(注意)
● 高値・安値は切り上げている
+
● MAが横ばい/下向き、価格がMAを行き来
この場合、
構造は上でも、
勢いが一時的に弱まっている状態。
→ 構造 ◎ + 勢い △
→ 押し目というより「調整中」の可能性
無理に入ると、
伸びない・時間がかかる・振り落とされる
そんな展開になりやすい。
MAは上向きだが、構造が崩れているとき(危険)
● 安値を割り、ダウの構造が崩壊
+
● MAだけはまだ上向き
MAは遅行指標。
そのため、
構造が壊れていても、
しばらくは上向きに見えることがある。
→ 構造 × + 勢い(見かけ)○
→ MAだけで入ると“だまし”になりやすい局面
ここで必要なのは、
「MAが上だからOK」ではなく、
構造が生きているかどうかの確認。


“構造”と“MAの傾き”が揃っているかどうかは、エントリー精度だけでなく、
その後の持ちやすさを左右する分かれ道。
ダウ理論で方向を決め、
MAで「今、本当に進める状態か」を確認。
この順番を守るだけで、
トレードの無駄打ちは、かなり減らせるよ。
MACDとRSIで“構造が崩れそうな瞬間”を察知する
MACDやRSIは、
ダウ理論で見ている「トレンドの構造」に
変化が起きそうなときの“予兆”を捉えるのが得意。
● MACD:勢いの変化
ダウ的に
「高値更新が弱くなった」
「安値更新が甘くなった」
そんな場面では、
MACDも勢いの低下を示すことが多い。
● RSI:過熱感と反発の質
RSIが
“買われすぎ/売られすぎ”に近づくときは、
構造が反転する可能性を疑うタイミング。



ただし、インジが反転っぽい動きをしても、高値・安値が崩れなければ、トレンドはまだ反転してないからね。



先にインジを信じて逆張りは危険ってことだね…。


インジケーターを使う時の絶対ルール:構造を崩さない
ここが、
ダウ理論×インジケーターの核心。
インジは、構造に従う。
構造を、上書きしない。
- MAが上向きでも、高値が切り下がっていれば下降トレンド
- MACDがゴールデンクロスしても、安値更新中なら下降トレンド継続
- RSIが売られすぎでも、構造が崩れていなければ下目線は変わらない



インジの役割は「確認」と「補強」。
主役である構造(ダウ理論)を、インジが否定することはできないんだよ。



なるほど…。
インジのサインだけで決めちゃうのが一番危ないんだね。
ダウ理論は、相場の 骨格(構造) を見るためのもの。 インジケーターは、その骨格に勢いとタイミングを補足する存在。 この主従関係を逆にすると、判断は一気にブレる。
まず「どちら向きの相場か」を確定させる。
インジは「確認」であって「決定」ではない。
つむぎの結論:インジは合図。相場の進行方向を決めるのは、いつもダウ理論。
〖まとめ〗ダウ理論の教え…トレンドの原点と転換シグナルを見抜く“構造”の整理
トレンドの原点と転換シグナルを見抜く“構造”の整理
ダウ理論は、
「古い理論」と言われることも多い。
でも実際は、
今もチャート分析の“基礎であり、頂点”に近い存在。
なぜなら、
どれだけテクノロジーや分析手法が進化しても、
相場を動かしている「構造」そのものは変わらないから。
ここでは、
今回学んだダウ理論のエッセンスを、
“明日からチャートの見え方が変わる形”で整理していこう。
ダウ理論の本質は「価格の構造」にある
ダウ理論が教えてくれるのは、
「未来を予測する方法」じゃない。
今、価格が
どんな構造で動いているかを
事実として確認する視点。
そして、ダウ理論の強みは、
驚くほどシンプルな
「高値・安値の関係」だけで相場を整理できること。
・上昇トレンドなら
高値は切り上がり、安値も切り上がる
・下降トレンドなら
高値は切り下がり、安値も切り下がる
たったこれだけで、
無数に並んだローソク足のノイズが、
一気に整理されていく。



結局、価格の動きは“構造”でしか裏切らない。



インジや、ローソク足の形よりも、
まず「高値と安値」で方向を決めるってことだね。
高値・安値だけで相場を読む力が身につく理由
高値・安値の更新を見るだけで強くなる理由は、大きく2つ。
① 相場の“意思”が見えるようになる
高値更新=買いの意思
安値更新=売りの意思
この意思が続く限り、
トレンドは続く。
つまり、相場の進みたい方向に逆らわない判断ができる。
② 無駄なトレードが減る
逆張りや
「なんとなく」のエントリーが自然と消えていく。
高値・安値が崩れるまでは、
方向は変わらないと分かるから、
焦りや迷いでのエントリーが激減する。



高値・安値の分析って、
“静かに勝率を底上げする技術”なんだよね。



派手さはないけど、
ちゃんと「軸」ができる感じだね。
今日からチャートの見え方が変わる3つの視点
ダウ理論を学んだあなたが、
今日からチャートを見るときに意識してほしい視点は、
この3つだけ。
① まず「構造」を見る
インジケーターでも、パターンでもない。
最初に見るのは、高値・安値の関係。
ここが分かれば、
トレード判断の大半は、もう決まっている。
② 次に「押し・戻り」の質を見る
押したのに、続かない。
戻したのに、続かない。
この「続かない瞬間」こそが、
押し目買い・戻り売りの本質であり、
トレンドの息遣いが最も読みやすい場所。
③ そして「転換シグナル」を冷静に待つ
調整=転換、ではない。
小さな揺らぎに、反応しすぎない。
構造が崩れたときだけ、
トレンドは本当に終わる。
ダウ理論は、
一見むずかしそうに見えて、
実は「相場の呼吸」をそのまま言語化したような、
とても素直でシンプルな理論。
高値と安値。
上げる力と下げる力。
買いが優勢なのか、売りが優勢なのか。
その力関係の移り変わりを、
静かに見つめるだけで、
チャートはまったく違う表情を見せてくれる。
今日つかんだ視点は、
これから何度も、あなたの判断を支えてくれるはず。
「どこで戦えばいいか」
「どこで休めばいいか」
「どこで“潮目”が変わったのか」
その答えは、
いつもローソク足の向こう側で、
そっと囁かれている。
テクニカル分析には、
たくさんの手法がある。
でも、その土台にある“構造”が見えるようになると、
インジケーターも、手法も、情報も、
一本の線でつながりはじめる。
そして、ここで整理した“ダウ理論”は、
このブログ、風雅トレードで扱うすべての手法の“前提”になっている。
今日の内容が、
明日からのトレードに、
小さな灯りを添えますように。
そして、これからも一緒に、
「相場の真ん中」に近づいていこうね。
3つの視点フローチャート
・上昇・下降・レンジをここで判断
・ここが分かれば、大半の判断は決まる
・戻したあと、売りが継続しているか
・「続かない瞬間」に変調が表れる
・小さな揺らぎには反応しない
・構造が崩れたときだけ、トレンドは終わる
インジケーターや手法の前に、この順番を守る。
迷ったら、必ず①の「構造」に立ち戻る。
ここまで読んでくれて、ありがとう!
当ブログ「つむトレ」では、株式投資やトレードにかかわる情報をいろいろ配信していきます。
また遊びに来て下さいね♪



では次の配信をお楽しみに♪
風雅なスイング投資家のつむぎでした!



まったね~♫ ♪
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