
こんにちは!風雅なスイング投資家のつむぎです!
ようこそ「つむトレ」へ



こんにちは!つむぎのアシスタントのレンです!
投資の世界では、「為替はマーケットの体温計」と言われることがある。
でも実は、
「円高・円安ってどういう意味?」
「なんで為替の変動で株価が動くの?」
──そんな疑問、なんとなくスルーしてきた人って多いかも。
為替って、ちょっととっつきにくい言葉だけど、じつは私たちの暮らしや投資に、めちゃくちゃ大きな影響を与える存在。
海外旅行のレート、輸入品の価格、ガソリン代、そして株価まで──
円高・円安の動きは、気づかぬうちにあなたの生活と資産にジワジワ効いてる。
特に投資の世界では、
為替がほんの数円動くだけで、企業の業績予想が一変したり、
日経平均が何百円も動くことだってある。



本日の風雅なトレードテーマはコレ!



じゃじゃーん!
仕組みとトレード戦略をやさしく理解
今回は「為替と株価の関係」をテーマに、初心者さんにもわかりやすく為替の仕組みをひも解きながら──
- 為替ってそもそも何?
- 円高・円安が株価にどう影響するの?
- どんな業種・銘柄が為替に敏感?
- 為替の動きって、投資判断にどう活かせばいいの?
──そんなモヤモヤを、ひとつずつ一緒にスッキリさせていくよ。
為替のしくみや影響が見えてくると、
「えっ、あの株の動きってそういうことだったのか…!」って、
投資の景色がガラッと変わって見えてくるはず♪
投資初心者さんにはもちろん、
「為替の話、実はよくわかってない…」ってベテランさんにもおすすめの記事だよ。
それじゃ、さっそくいってみよー!
為替とは?基本の仕組みとレートが動く理由
「為替(かわせ)」って聞くと、なんとなく難しそうに感じるかもしれないけど、
実はすごくシンプルなしくみで動いている。
この章では、為替の意味・為替レートの決まり方・その変動の仕組みまでを、投資初心者さんにもわかりやすく解説していくね。
為替ってなに?意味をカンタン解説!
そもそも「為替」ってなに?
一言でいえば、異なる国の通貨を交換すること。
たとえば、日本円を米ドルに両替する。
これが「為替」だよ。
でも、ただの両替じゃない──
為替は常に世界中で動いていて、レート(交換比率)はリアルタイムで変動してる。
これを「為替レートの変動」と呼ぶよ。



海外旅行で円をドルに換えるとき、あれが為替!



でもレートって毎日変わるよね?



為替は“生きた数字”だから常に変化してるよ。
為替レートはなぜ動く?キーワードは「需要と供給」
為替レート(通貨の価格)は、基本的に需要と供給のバランスで決まる。
この考え方は、スーパーに並ぶ商品や株の価格と同じで、欲しい人が多ければ値段は上がり、売りたい人が多ければ下がるってこと。
円高・円安の基本原則
- 円を買う人が多い
→ 円高(円の価値が上がる) - 円を売る人が多い
→ 円安(円の価値が下がる)
じゃあ、実際にどんな場面で「円の買い・売り」が起こるのか?
次に、円の需要・供給が動く具体例を見てみよう!
円が買われる(需要が高まる)ケース
- 海外で日本製品の人気が上がる
→ 円での支払いが増える - 日本企業が海外で得た利益を円に換金する
- 投資家が「リスク回避」で、安全資産の円を買う
円が売られる(供給が増える)ケース
- 日本の企業・個人が海外製品を多く買う
→ 外貨が必要になる - 日本の金利が低いと、円を持つ魅力が下がる
- 投資家がリスクを取りにいって、外貨(米ドルなど)を買う



へぇ〜、通貨の価値も“人気”で決まるんだ!



そう! 人気ゲームが品薄で高くなるのと一緒。
為替も、需要と供給で日々動いてる“マーケット価格”なんだよ✨
為替の基本をまとめると…
- 「為替」とは、異なる通貨を交換すること
- 為替レートは、需要と供給のバランスで変動する
- 円が買われれば「円高」、売られれば「円安」になる
為替と金利の関係とは?動くレートの裏にある“金利差”の影響
為替レートを動かす大きな要因のひとつ──
それが 「金利差(きんりさ)」。
金利とは、お金を預けたときにもらえる利息のこと。
つまり、金利が高い国の通貨は「保有するだけで得」と考えられ、投資家に人気が集まりやすいんだよ。
金利差が生む為替レートの変動メカニズム
たとえばこんなケースを見てみよう。
💰 例:日本の金利1%、アメリカの金利5%だったら?
- 投資家:「ドルを持ってたほうが利息が高くておトク!」
- 結果:円を売ってドルを買う動きが加速
- 為替:円安・ドル高が進行する
反対に、日本の金利が上がればどうなる?
→ 円の魅力がアップして、円高になりやすくなるというわけ。



ってことは、日本の金利が上がると円高になるの?



うん、基本はそうだよ。でも、実際は、金利“だけ”じゃなく、景気や世界情勢も関係してくるんだけどね。


為替は金利だけじゃない!レートを動かすその他の要因とは?
実は、為替は金利差や需要と供給“だけ”では動かない。もっと広い視野で、複数の要因が影響し合っているよ。
経済指標の発表(GDP・雇用統計・インフレなど)
- 経済が好調 → 自国通貨が買われやすくなる(円高・ドル高)
- 経済が不調 → 自国通貨が売られやすくなる(円安・ドル安)
📌 例:日本のGDP成長率が予想より高い → 円が買われて円高になる
金融政策・政府の発言
- 日銀やFRBなど中央銀行の利上げ・利下げ判断
- 「為替介入」「円安を容認」など、政府のコメントにも市場が敏感に反応
地政学リスクや世界的な不安要素
- 戦争・災害・テロ・パンデミックなどの不安定要素があると…
→ 投資家は「安全資産」に資金を移す傾向に
✅ 安全通貨の代表例:日本円・スイスフラン


(金利差/経済指標/中央銀行/地政学リスクなど)
為替を動かす3つの軸を押さえよう
為替レートの変動には、以下のような複数の要素が関わっているよ。
\ 為替変動の要因 /
要因 | 内容 | 影響 |
---|---|---|
金利差 | 高金利通貨が買われやすい | 円安 or 円高 |
経済指標 | GDPや雇用統計など | 景気によって為替が反応 |
地政学リスク | 災害・戦争・不安定要素 | 安全通貨が買われる傾向 |
こうした知識を知っておくことで、為替相場の動きに対する“気づき”や“判断軸”が身につくよ。
投資だけでなく、資産運用・貯蓄戦略・旅行先の両替タイミングなど、暮らしの中にも役立つ視点ってこと◎
円高・円安が株価に与える影響とは?企業別に見る“為替のリアル”
為替レートの変動は、ただの数字の上下じゃない。実は、株価にも大きな影響を与える要因なんだ。
よくあるイメージは「円安=株にプラス」「円高=マイナス」──
でも実際は、企業によって“為替の恩恵”は大きく異なるんだよ。
為替が株価に影響する基本のしくみ
まずは、円高・円安が株価にどう影響するのかをシンプルに解説!
円高(1ドル100円 → 90円など)
- 円の価値が上がる(強くなる)
- 海外から見ると、日本の商品が割高に見える
- ➤ 輸出企業には逆風
(売上・利益にマイナス) - ➤ 内需企業には追い風
(輸入コストが下がる)
円安(1ドル100円 → 110円など)
- 円の価値が下がる(弱くなる)
- 海外から見ると、日本の商品が安く見えて売れやすくなる
- ➤ 輸出企業にとってプラス
(収益増で株価に好影響) - ➤ 内需企業にはマイナス
(原材料コストが上昇)
特に日本は輸出型企業が多いため、
「円安=株価にプラス」と捉えられやすいよね。



円安って日本株にいいって聞くけど、本当に全部の企業にとって良いの?



それはちょっと違うよ。為替の影響は、企業のビジネスモデル次第かな◎


業種別:為替が株価に与える影響の違い
ここからは、円高・円安がどんな企業にどう影響するかを、輸出企業 vs. 内需企業で見てみよう!
輸出企業(海外売上が中心の企業)
代表例:トヨタ/ソニー/任天堂/キーエンス など
為替 | 影響 |
---|---|
円安 | プラス(海外での価格競争力↑・為替差益↑) |
円高 | マイナス(製品が割高に見えて売上↓・為替差損も) |
海外売上比率が高い企業は、円安に敏感!
内需企業(国内市場中心の企業)
代表例:セブン&アイ/すかいらーく/三井不動産 など
為替 | 影響 |
---|---|
円高 | プラス(輸入コスト↓・原材料費↓) |
円安 | マイナス(コスト増で利益圧迫) |
海外依存が少ない業種は、円高でコスト改善=利益増加になることも。
\ 企業に与える為替の影響 /
項目 | 円高 | 円安 |
---|---|---|
輸出企業 | △ 売上減・利益圧迫 | ◎ 追い風・株価上昇しやすい |
内需企業 | ◎ 輸入コスト↓・利益UP | △ コスト増で収益圧迫も |



じゃあ、株を買うときって、為替を見たほうがいいってこと?



そう!「今、為替がどっちに動いてるのか」っていう視点があると、銘柄選びがもっと戦略的になるんだよ♪
円高でも株価にプラス?意外なメリットを見逃すな!
「円高=株価に悪影響」──
そんなふうに思っていない? 実はそれって、ちょっともったいない発想。
為替の世界には、“円高が追い風になるケース”もちゃんとあるんだよ!
円高でも株価にプラスになる2つのパターン
パターン①:海外投資家が“円”と一緒に日本株を買う!
円高になると、円の価値が高まる=安全資産として注目される。
そんなとき、海外の投資家がこう考えることがあるよ。
「円が強くなってる…じゃあ、日本の資産も買っておこう!」
▼ その結果…
- 外国人投資家が円を買う
- ついでに日本株にも投資資金が流れる
- ➤ 株価が上昇することも!
🟢 ポイント:為替の動きが、資金の流れ=“フロー”を変えることがある!
パターン②:輸入コストが下がって“利益が増える”企業もある!
円高になると、日本円での輸入コストが安くなる。
つまり、海外から原材料・製品を仕入れている企業にとってはチャンスってこと!
📌 代表的な業種:
- 食品メーカー(小麦、油など原材料を輸入)
- アパレル業界(海外製造品が多い)
- 化粧品・日用品メーカー など
▼ 円高になると…
- 仕入れコストが下がる
- → 利益率が改善
- → ➤ 株価にとってプラス材料になる!



円高って悪いことばっかじゃないんだね!



そう!「円高=悪」って決めつけちゃうと、チャンスを見逃すこともあるよ。
だからこそ、“どの業種にどう効くか”をちゃんと見極めることが大切!
\ 為替×株価の動きを読むコツ /
為替の動き | メリットを受けやすい企業 |
---|---|
円安 | 輸出企業(自動車、電子部品など) |
円高 | 内需系・輸入企業(食品、小売、外食など)+海外投資家の買いが入りやすい場面も! |
為替がどう動くか予測し、注目されそうな業種を先読みすることが投資戦略のカギ!
為替と日本経済の深い関係を知ろう
「円高・円安で物の値段が変わる」──
それだけじゃない!
為替の動きは、日本経済そのものに大きな影響を与える重要ファクターだよ。
中でも、“経済指標と為替の関係性”を知ることは、今後の相場を読むうえでめちゃくちゃ有利!
ここでは、日本経済と為替のつながりを、基礎からわかりやすく解説していくね。
為替に影響する主要な経済指標3つ
経済指標①:GDP(国内総生産)
日本の経済規模や成長スピードを示す指標だよ。
- GDPが伸びる → 「日本経済は堅調!」と評価 → 円高要因に
- GDPが悪化 → 経済不安から円売りが進み → 円安要因に
🟢 経済の“調子のよさ”は、為替市場でも敏感に反映される!
経済指標②:日銀の金融政策(金利)
中央銀行である日銀が、金利をどう操作するかも重要ポイント!
- 利上げ(政策金利UP) → 円の金利が上がって人気上昇 → 円高に
- 利下げ(政策金利DOWN) → 円の魅力が下がり売られる → 円安に
📌 アメリカのFRBとの“金利差”も、為替を大きく動かす材料!
経済指標③:貿易収支(輸出と輸入のバランス)
日本企業がどれだけモノを海外へ売っているのか、逆にどれだけ輸入してるか。
- 輸出超過 → 外貨を円に換える動き → 円買い → 円高に
- 輸入超過 → 円を外貨に換える動き → 円売り → 円安に


円高・円安が日本経済に与える影響とは?
円高が日本経済に与える影響
🟢 メリット
- 輸入コストが下がる!
→ 原材料やエネルギー価格が下がって、企業コストが軽くなる
→ 特に小売・外食・化粧品などの業界にプラス! - 海外旅行が安くなる!
→ 円の価値が高まり、海外での買い物・旅行が割安に!
🔴 デメリット
- 輸出企業にとっては逆風
→ 日本製品が割高になって海外で売れにくくなる
→ トヨタ、ソニー、任天堂などにとっては痛手に… - デフレ(物価下落)リスクも
→ 輸入品の価格が下がりすぎて、企業の利益が縮小 → 経済停滞の恐れ
円安が日本経済に与える影響
🟢 メリット
- 輸出企業が好調!
→ 円安で日本製品が“お得”に → 海外で売れやすくなる
→ トヨタ・キーエンス・三菱重工などに追い風! - インバウンド(訪日外国人)需要が急増
→ 「日本旅行が安くて魅力的!」と観光客が殺到
→ ホテル・飲食・観光業なども大きく潤う!
🔴 デメリット
- 輸入物価が上昇…!
→ 原油・小麦・大豆など、生活必需品の価格が上がる
→ 家計を直撃する“悪い円安”に要注意! - 海外旅行が高くつく
→ 円の価値が下がり、海外旅行や留学のコストが大幅アップ…



円高と円安、どっちが“正解”なんだろうね?



うーん、それはケースバイケースかな!
でもね、日本は“輸出が強い国”だから、円安は基本的に経済にプラスとされる傾向が強いよ。


為替と日本経済は密接にリンクしている!
\ 為替が与える日本経済への影響 /
為替の動き | 日本経済への影響(ざっくり) |
---|---|
円高 | 輸入企業や消費者にはメリットでも輸出企業や景気にはブレーキ |
円安 | 輸出企業・観光業には追い風でも物価上昇や家計への負担も |
為替は「経済全体の温度計」みたいなもの!
ニュースの背景を読み解けるようになると、投資判断や家計管理にもめちゃ役立つよ。
外国人投資家の動きで為替が動く理由とは?日本株との深い関係も解説
為替相場の変動って、「日本国内の経済事情が原因」だと思いがち。
でも実は──その背後で、大きな影響を及ぼしているのが「外国人投資家の動き」。
海外の投資家たちが「よし、日本株を買おう!」と動いたとき、
どんな仕組みで円高・円安が起きるのか?
そしてその影響が、株価にどう跳ね返ってくるのか?
このセクションでは、「外国人マネー」と「為替市場」のつながりを、わかりやすく紐解いていくよ!
外国人投資家の「買い越し」が円高を引き起こす仕組みとは?
まず、よく耳にする「買い越し」って何かというと──
投資家が売った金額よりも、買った金額が多い状態のこと。
つまり、「外国人投資家が日本の株や債券をどんどん買っている!」という意味だね。



でもさ、日本の株を外国人が買ったからって、為替に関係あるの?



あるよ!だって、日本株は「円建て」だからね。外国人が株を買うには、自分の通貨を“円”に両替する必要があるんだよ。
円高が起きるまでの流れはこう!
外国人の買い越しが、どうやって為替に影響するのか?
ざっくり言うと、こんな流れになるよ👇
1.外国人投資家が「日本株を買いたい!」と思う
2.でも、日本株は円でしか買えない → ドルやユーロじゃ買えない
3.だから、外貨を売って“円”を買う必要がある
4.円が大量に買われる → 円高が進む
逆に売られたら「円安」に
もちろん、逆のパターンもあるよ!
たとえば、外国人投資家が「もう日本株は売って利益確定しよう」と思って動いたら──
- 売った日本株の代金(=円)を、自国通貨に戻す(=円売り)
- 円が売られていく → 円安が進行する
という流れになるわけ!
外国人投資家の「買い越し」と「売り越し」が為替に与える影響
【買い越し → 円高】
外国人投資家が日本株を買う
▼
日本株は「円建て」。
自国通貨(ドル・ユーロなど)では買えない
▼
外貨を売って「円」を買う
(円買い)
▼
円の需要が増える
▼
円高が進行!
【売り越し → 円安】
外国人投資家が日本株を売る
▼
円で受け取った代金を自国通貨に戻す
(円売り)
▼
円の供給が増える
▼
円安が進行!
- 外国人投資家が買い越し → 円が買われる → 円高に
- 外国人投資家が売り越し → 円が売られる → 円安に



日本株が人気になると、円の価値も上がるってことか〜



その通り!だからこそ、「外国人投資家の動き × 為替相場」は、セットで見るのがすごく大事♪
この視点があると、
「最近株価が上がってるけど、円も強くなってきてるな…」
なんてふうに、為替と株の連動を読めるようになってくるよ!
投資判断にも、ニュースの読み解きにも使える、大事なヒントになるはず♪
為替が先に動いて、それを見て外国人投資家が判断することも
ここまでで、「外国人投資家が動くと為替が動く」って流れを見てきたけど──
実は逆のパターンもあるんだ。
つまり、「為替が先に動いて、それを見て外国人投資家が判断する」ってこと!
為替相場が変わると、投資の判断も変わる
たとえば、為替がこう動いたらどうなる?
- 円安が進行中…
→「日本株が割安に見える!今がチャンスかも」
→ 外国人投資家が買い始めて、日本株が上昇! - 円高が進行中…
→「日本企業の利益が減りそうだな…」
→ 買い控えたり、ポジション整理で売りが出ることも
つまり、外国人投資家は為替のトレンドを見て、投資タイミングを決めていることがあるんだよ。
「円安 × 株高」もありえるの?



え、でもさ…円安なのに株も高いってこともあるよね? 為替と株って逆に動くんじゃなかったの?



うん、そう思うよね。でも、円安でも株高になるケースってちゃんと理由があるんだよ。
- 輸出企業の追い風効果
円安はトヨタやソニーみたいな輸出型企業にはプラス。海外での売上を円に換算すると利益が増えるから、株価も上がりやすくなるよ。 - 外国人投資家の視点では「割安」に見える
円が安いと、海外勢から見ると日本株は “セール価格” に見えるんだよ。為替リスクよりも「今のうちに仕込もう」と思えば、円安でもどんどん買いにくる。 - 国内政策や市場の期待感
金融緩和の継続や経済対策など、将来の成長見通しがプラスなら、円安でも安心して買える材料になるんだよ。
だから、「円安=株安」とは限らないってわけ。
為替と株の関係は“一定の型”じゃなく、経済全体の状況や投資家心理によって変わるんだよね。そもそも、その時代時代の経済状況などによって、円高・円安の基準なんて水準も変わって当然だしね。
外国人投資家は「為替の水準」にも敏感!
海外勢は、日本よりも為替レートの“水準”そのものを重視することが多いよ。
たとえば…
- 1ドル=150円 くらいの超円安水準
→「さすがに円安が行きすぎかも?そろそろ円高反転するかも」と予測して、日本株を売り始めるケースも - 1ドル=120円 くらいの円高水準
→「円高なら輸入企業に追い風。内需株に投資しよう」と考えて、業種ごとに買い分けることも



為替と株って、外国人投資家を通してつながってるんだね!



そう!だから、外国人投資家の動き × 為替の変化 × 日本株をまとめて見ていくと、投資のヒントがたくさん見えてくるよ♪
外国人投資家と為替の相互作用フロー
ここで、外国人投資家と為替の相互作用をフローにして確認しておこう。フローにして眺めてみると、為替と株価のサイクルがよく分かるよ♪
外国人投資家と為替の相互サイクル
円安が進行
▼
「日本株が割安に見える!」
▼
外国人投資家が日本株を買う
▼
外貨売り・円買いが発生
▼
円高が進行
円高が進行
▼
「日本企業の利益が減りそう…」
▼
外国人投資家が株を売る
▼
円売り・外貨買いが発生
▼
円安が進行
- 為替が円安になる → 割安に見える日本株を外国人が買う → 円高になる
- 為替が円高になる → 利益悪化を警戒して売られる → 円安に戻る流れも
- 株が為替に影響し、為替が株に影響するループ構造
- 為替の水準(例:1ドル=150円や120円)でも投資判断が変わる
- 両方の動きを同時に観察することが投資判断のカギ
おさらい:外国人投資家 × 為替の関係はこう読もう!
- 外国人の買い越し → 円が買われて円高に
- 売り越し → 円が売られて円安に
- 為替相場の変化 → 投資マインドや資金の流れに影響
- 株価と為替は連動しやすい → 両方の動きを見て判断するのがカギ!
為替を投資に活かす!株式トレードで成功するための3つの視点
株式投資で勝つためには、為替の流れを読む力が武器になる。
円安・円高の動きに応じて、注目される銘柄や業種はガラッと変わるからね。
このセクションでは、
- 「円安メリット株」「円高メリット株」の特徴
- 実際の注目銘柄とその理由
- 為替を読むうえで欠かせない経済イベントのタイミング
──この3つのポイントから、“為替を武器にする投資戦略”をわかりやすく解説するよ!
「円安メリット株」とは?恩恵を受けやすい銘柄の特徴
まずは円安のときに株価が上がりやすい企業、いわゆる「円安メリット銘柄」から。



どうして円安になると株価が上がる企業があるの?



海外で売上を稼いでる企業は、円安になると利益が“増えて見える”からだよ!
円安メリット株の特徴
- 海外売上比率が高い
- ドル建て収入が中心
- 原材料や人件費の多くを海外でまかなっている
つまり、円安になると「外貨を円に換算したときに、より多くの利益が計上される」ってわけ。
\ 代表的な円安メリット銘柄 /
企業名 | 業種 | 円安メリットの理由 |
---|---|---|
トヨタ自動車(7203) | 自動車 | 世界中で販売。円安で海外売上が大きく増える |
ソニーグループ(6758) | 電機・ゲーム | 海外比率が高く、円安は収益拡大に直結 |
商船三井(9104) | 海運 | 海運はドル建て取引が多く、為替差益も得られる |
海外売上 × 円安 → 円換算利益の増加
海外での売上高が多い企業
▼
海外通貨(ドルなど)で収入が入る
▼
円安になると…
▼
外貨を円に換算する際の円換算額が増える
▼
企業の日本円ベースの利益が増加
▼
株価が上がりやすくなる



円安になったら、こういう株を狙えばいいんだね!



そう!でも「業績」や「国際情勢」もあわせて見るのがコツだよ!
「円高メリット株」も要チェック!内需&輸入型企業に注目
「円高=株に悪い」というイメージがあるけど、実は逆に“円高で得をする企業”もたくさんあるよ。
円高メリット株の特徴
- 原材料・製品を輸入している
- 海外旅行や航空、燃料調達などがコストダウンになる
- 内需中心で為替の影響を受けにくい
\ 代表的な円高メリット銘柄 /
企業名 | 業種 | 円高メリットの理由 |
---|---|---|
ニトリHD(9843) | 小売 | 家具を海外生産 → 円高で仕入れコストが下がる |
JAL(9201)・ANA(9202) | 航空 | 燃料をドル建てで購入 → 円高でコスト減少 |
ユニクロ、吉野家など | 外食・小売 | 食材や衣料品を輸入 → 円高で原価が抑えられる |
輸入コスト × 円高 → 利益率アップの構造
輸入コストが高い企業
(原材料・製品を輸入)
▼
円高になると…
▼
ドルなどの外貨での支払いが割安に
▼
仕入れコストが下がる
▼
利益率がアップ!
▼
株価にプラスの影響が出やすい



円高になったら、こういう内需系企業に注目するのがいいのか〜



そう!「為替 × 業種」の組み合わせが超重要!
為替の変動タイミングを読む!イベントチェックがカギ
為替は、ただの“流れ”だけじゃなく、突発的なイベントでも急変することがある。
とくに金利や景気に関わるビッグイベントは、要注意!
\ 要チェックの主な経済イベント /
イベント名 | 内容 | 為替への影響例 |
---|---|---|
米国FOMC(政策金利発表) | 米FRBが金利を上下させるか決定 | 利上げ → ドル高・円安になりやすい |
日銀の金融政策決定会合 | 日本の金利方針を決定 | 利上げ観測 → 円高材料に |
米国の雇用統計(毎月第一金曜) | 景気の強さを測る指標 | 好結果 → ドル高、悪結果 → ドル安 |
日本の貿易収支発表 | 輸出入の収支バランス | 黒字 → 円高/赤字 → 円安になりやすい |
為替が急変しやすいタイミング × 経済指標カレンダー
主な経済イベントと為替への影響例
米国FOMC
(政策金利発表)
▼
FRBが金利を上下させるか決定
▼
利上げ → ドル高・円安になりやすい
利下げ → ドル安・円高になりやすい
日銀の金融政策決定会合
▼
日本の金利方針を決定
▼
利上げ観測 → 円高材料に
利下げ観測 → 円安材料に
米国の雇用統計
(毎月第一金曜)
▼
景気の強さを測る指標
▼
好結果 → ドル高・円安
悪結果 → ドル安・円高
日本の貿易収支発表
▼
輸出入の収支バランス
▼
黒字 → 円高になりやすい
赤字 → 円安になりやすい



イベント前後で為替が急に動くのって、こういう理由だったんだ!



だから、「経済指標スケジュール × 為替の動き」はセットで追うのが投資家の基本♪
為替の動きを投資に活かす3ステップ
- 為替とは「通貨の交換レート」のこと(例:1ドル=150円)
- レートは「通貨の需要と供給」で日々変動!
- 金利差や経済指標、世界の資金の流れも重要な変動要因
- 円安/円高どちらのトレンドかをチェックする
- その時の為替トレンドに合った業種・銘柄に注目する
- 経済イベント前後のタイミングを意識してトレード戦略を練る
円高・円安の一時的な変動に振り回されず、
「どんなときに、どの企業がチャンスになるか?」を先読みできれば──
あなたの投資スタイルに「為替視点」という武器が加わるよ!
〖まとめ〗円高・円安が株価を動かす?為替の仕組みを徹底解剖!
今回のテーマ「為替と株価の関係」、かなり深掘りしてきたけど…
最後に、要点をぎゅっと整理して振り返ってみよう!
① そもそも為替とは?
- 為替とは「通貨の交換レート」のこと(例:1ドル=150円)
- レートは「通貨の需要と供給」で日々変動!
- 金利差や経済指標、世界の資金の流れも重要な変動要因
② 円高・円安と株価の関係
- 円安 ⇒ 輸出企業が有利(海外売上が円換算で増える)
- 円高 ⇒ 輸入・内需企業が有利(原材料のコストが下がる)
- 為替の変化は、投資家心理や相場全体のムードも左右する
③ 注目すべき「円高・円安メリット銘柄」
為替トレンド | 注目企業例 | ポイント |
---|---|---|
円安 | トヨタ、ソニー、商船三井 | 海外売上・ドル建て収入が多い企業が恩恵を受ける |
円高 | ニトリ、JAL、ユニクロ、外食産業など | 輸入コスト減・内需型企業にとっては追い風になる |
為替トレンドに合わせて、銘柄の入れ替えや分散を意識するのがコツ!
④ 為替と日本経済のつながり
- 円安 ⇒ 輸出増加 → 経済全体にプラスの影響
- 円高 ⇒ 輸入コスト減 → 消費者や企業にとってメリットも
- 為替は、景気・金利・物価のバランスを映し出す“経済の心拍”のような存在!
そして、最後に…
為替は、単なる数字の変動じゃなくて「世界経済のうねり」を映す鏡。
この動きを読み解けるようになると、投資はもっと戦略的に、もっと面白くなるよ。



つまり…「為替を制する者は、投資を制す!」ってことだね!



その通り!
日々のニュースやチャートの “裏側”にある流れを意識して、
次のトレードも 賢く・柔らかく・風雅に 決めていこうね🌿
ここまで読んでくれて、ありがとう!
当ブログ「つむトレ」では、株式投資やトレードにかかわる情報をいろいろ配信していきます。
また遊びに来て下さいね♪



では次の配信をお楽しみに♪
風雅なスイング投資家のつむぎでした!



まったね~♫ ♪
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