
こんにちは!風雅なスイング投資家のつむぎです!
ようこそ「つむトレ」へ



こんにちは!つむぎのアシスタントのレンです!
エントリーした直後に逆に動いたり、
やっと損切りしたと思ったら、そのあとすぐ反転したり──
トレードをしていると、
「どうして自分のポジションだけが狙われてるんだろう?」って感じる瞬間、あるよね。
そんなとき、多くの人が頭によぎるのが、
“大口投資家”の存在。
板の奥にひそむ彼らの動きが、私たち個人投資家の注文をまるで読んでいるかのように見えることも。
でも、ちょっと見方を変えてみよう。
「大口を避ける」んじゃなくて、
「大口と共存する」という視点。
実は、大口の戦略やクセ、これを読み解いていくと、その動きに乗っかる形で “有利なエントリー”を仕掛けることができるんだよね。
そしてそのためには、板情報や価格の動き方に注目する“観察力”と、自分のトレードを柔軟に合わせていく“共存スキル”がカギになってくるよ。



本日の風雅なトレードテーマはコレ!



じゃじゃーん!
大口を利用したエントリーの実践手法【前編】
今回は「大口との共存戦略」をテーマに、 大口の仕掛けに巻き込まれるんじゃなくて、 “仕掛けに便乗してエントリーする” ための実践テクニックをお届けするよ。
自分のタイミングで入るんじゃなくて、
「大口が動くタイミング」に合わせて入る──
その感覚、いっしょに掴んでいこうね◎
それじゃあ、さっそくいってみよ〜!
大口の仕掛けに乗るエントリー戦略
大口投資家って、こわい存在?それとも、頼れる味方?
市場に突然の大波が立つとき、その背後にはたいてい“大口の動き”がある。
巨額の資金で流れを作り、トレンドの転換点を生み出す──
彼らはまさに相場の波の起点みたいなもの。
だからこそ、「巻き込まれたくない」と距離をとるよりも、
その波をキャッチして“乗る”スタンスを持つ方が、ずっと有利に立ち回れるんだよね。
実際、大口の仕掛けには一定のパターンがある。値動きの直前、板情報にチラッと見える “サイン” だったり、チャート上の溜めの時間帯やフェイクブレイクだったり。
そういった前触れを見抜ければ、個人投資家でもその流れに合わせて入っていくことができる。
そんな「大口の仕掛けに便乗するエントリー戦略」について、板読み・チャートのクセ・エントリーポイントを押さえることは、トレードをするうえで重要になってくるよ◎
大口戦略を利用したエントリータイミングの見極め方



じゃあ、ここからは「大口の戦略を利用したエントリーの見極め方」について解説していくね。



えっ、本当に大口の戦略って読めるの?



完璧じゃなくても、読める“パターン”はあるよ◎
大口の動きを利用するには、まずその動きを “観察して判断する力”が必要。
どこで仕掛けてくるか、その兆候をつかまなきゃ、わたしたち個人投資家はただのカモになっちゃうよね。
でも大丈夫◎
これから紹介するのは、板情報・出来高・チャート形状を使って
“大口が入ってきたかも” を見極めるコツ。
具体的なエントリーポイントや損切り設定まで、3つの実践例で一緒に見ていこう!
大口利用戦略の具体例①:板情報でエントリーの瞬間を察知する
どんな相場状況?(環境認識)
- 全体の流れ:前日から上昇トレンド継続中
- 日足:20MA(移動平均線)も右肩上がり
- 押し目が入りやすく、買い目線が優勢な相場
【直近の動き】
- 前日高値:1,030円
- 今日の寄り付き:990円(高値より下でスタート)
- その後、出来高を伴って上昇 → 990円 → 1,000円へ
- 1,000円の節目に厚い買い板(50,000株)が出現!
板情報をどう見る?(大口の動きと判断基準)
1,000円に突如として出現した50,000株の買い板。
▼ 他の価格帯の買い注文はこんな感じ:
- 999円:3,000株
- 998円:2,500株
- 997円:1,800株
- 995円以下:スカスカ状態(1,000株前後)
→ 1,000円だけが異常に厚い。
これって、大口が「この価格を守りたい」と考えてる可能性が高いんだよね。
でも、ここで要注意なのが「見せ板」かどうかをみることが重要。つまり、本当に約定する気のある注文かどうかを見極める必要があるってこと。
【確認ポイント】
- 売りがぶつかっても、50,000株の買い板がなかなか減らない
- 1,000円の約定履歴がどんどん積み上がっている
→ これは“見せ板”じゃない。実際に大口が買ってるサイン!
エントリー戦略(どこで買って、どう利確する?)
【エントリーポイント】
- 1,000円の厚い買い板+出来高急増を確認
- 直近高値の1,020円をブレイクした瞬間に200株エントリー
なんで1,020円?
- ここが直近で何度も跳ね返された “明確な抵抗ライン” だったから
- 大口がここを越えにかかった時、一気に買いが集まりやすいゾーンだから
- 1,000円が心理的な節目であり、1,020円はその上の解放ゾーン
利確戦略(トレーリングストップの使い方)
- 1,050円で半分(100株)を利確
- 残りは、1,080円到達後にVWAPを基準にストップを引き上げる
なんで1,050円?
- ここは過去チャートで何度も上値を抑えられた抵抗帯
- さらにこの銘柄、1日の平均変動幅(ATR)は約30円
→ 1,020円→1,050円=30円幅なので、利確目標としてバランス◎
損切り戦略(どこで撤退すべき?)
→ 板があったからこそ支えられていた。
消えた=大口が撤退 → 1,000円割れで売り加速のリスクが高まる
→ VWAP(出来高加重平均価格)は大口も意識しやすいライン
→ ここを割る=「支えきれなくなった」可能性が高いため撤退
エントリーの流れをまとめると?
- 環境認識:
上昇トレンドでの押し目買い局面 - 大口のサイン:
1,000円の買い板(50,000株)+出来高増加+約定積み上がり - エントリー:
1,020円ブレイクで200株買い - 利確:
1,050円で半分/残りはトレーリングストップで伸ばす - 損切り:
板が消えた or VWAP明確割れで撤退



おお、めっちゃロジカル!
直近高値を超えたとこって、ただの“ブレイク”じゃなくて、大口の動きも合わせて見ておくと判断の精度が全然ちがうんだね!



そうそう!
「板情報+相場環境+VWAP」、この3つをセットで見ておくことが大事なんだよ◎
大口利用戦略の具体例②:VWAPを基準にしたエントリー判断



次は「VWAP」を使って、大口の動きに乗る方法を見ていくよ!



VWAPって、トレンドを見るための線じゃなかったの?



もちろんそれもあるけど、「大口がどこで仕掛けるか」を見るのにも使える◎
どんな相場状況?(環境認識)
- 全体の流れ:前日から横ばいのレンジ相場
- 日足:20MAはフラットで方向感なし
- 前場はVWAPを中心に上下する展開が続いていた
【直近の動き】
- 前日高値:1,040円
- 今日の寄り付き:1,020円(ほぼ前日終値と同じ)
- 1,010円〜1,030円の狭いレンジ内で推移
- 11:00ごろにVWAP(1,015円)を一度割るが、すぐ買い戻される
- その後、VWAPを再び上抜け → 1,020円に到達
板情報をどう見る?(大口の動きと判断基準)
この時点での板状況はこんな感じ:
- 1,020円:30,000株の厚い買い板
- 1,018円:5,000株
- 1,017円:3,800株
- 1,015円(VWAP付近):15,000株の買い板
→ VWAP近辺での厚い買い=“防衛ライン”として意識されている可能性大
→ さらに、1,020円にも大きな板が控えていて、ここを超えたら一気に上昇しそうな雰囲気
→ 約定履歴を見ると…
- VWAP(1,015円)の買い板に何度も売りがぶつかるけど、なかなか崩れない
- 一方、1,018円以上の売り板は少しずつ削られていく
- 出来高もじわじわ増加中
→ 「VWAPで大口が支えてる」+「上抜けの準備が整いつつある」というシグナルが出ている状態!
エントリー戦略(どこで買って、どう利確する?)
【エントリーポイント】
- 1,020円ブレイクで200株エントリー
ここが大事!
「VWAPをちょっと超えたらすぐ買う」んじゃなくて、
“確実に買いが優勢になった”と判断できるポイント(1,020円)を待つのがポイント◎
なんで1,020円?
- VWAP(1,015円)を超えた直後はダマシが多い
- でも、1,020円には大口の買い板(30,000株)+過去の高値抵抗ラインが重なってる
→ ここを抜けたら “本格的な上昇” がスタートする可能性が高い!
利確戦略(リスクリワード重視)
【利確ポイント】
- 1,040円(前日高値)で半分(100株)利確
- 残りはトレーリングストップで伸ばす戦略
なんで1,040円?
- 明確なレジスタンスゾーン
- 短期トレードとしては、1,015円 → 1,040円=25円幅
- 損切りが浅ければ、リスクリワード比も1:2以上が取れるから◎
損切りルール(どこで撤退?)
→ VWAPが崩れた=「大口の買い支えが効かなくなった」と判断
→ 1,013円で損切り設定
→ 見せ板(ダミー注文)だった可能性大 → 即撤退!
全体の流れをまとめると…
- 環境認識:
レンジ相場、VWAPが意識されやすい局面 - 大口のサイン:
VWAP付近の厚い板+約定履歴+出来高の増加 - エントリー:
1,020円の厚い買い板突破で200株買い - 利確:
1,040円で半分/残りはトレーリングストップで伸ばす - 損切り:
1,013円(VWAP割れ)or 1,020円の買い板消失で撤退



VWAPって、ただの線じゃなくて “仕掛けのポイント” としても使えるんだね!



そうそう!VWAPを上回ったあと、“どこを抜けるか” が超大事。
板の動きとセットで見てこそ、本物のブレイクが見えてくるよ◎
大口利用戦略の具体例③:スイングトレード視点でのエントリー戦略



ここからは、スイングトレードの視点で “大口の仕込み” どう読み取るか、見ていくよ。



スイングってことは、ちょっと長めに持つスタイルだよね?



そう。だからこそ、“どこで仕込まれてるか”がすごく重要だよ◎
どんな相場状況?(環境認識)
- 日足:上昇トレンド継続中/20MAは右肩上がり
- 直近:2,500円の高値をつけたあと調整に入り、反発の兆し
- 出来高:高値圏で急増 → 調整中に減少 → 1,950円付近で再び増加中
- 現在:1,900〜2,000円ゾーンで横ばい推移+反転の気配
【直近の値動き】
- 高値からの下落:約20%(2,500円 → 1,950円)
- 1,950円で下げ止まり、移動平均線との乖離が縮小
- 出来高が減りながらレンジ形成 → 1,950円で再び出来高急増
→ 調整完了+機関の仕込みゾーン?という読みが立てられる状況。
機関投資家(大口)の動きは?
ここで注目したいのが、出来高・信用残・板の厚さのセット。
- 信用買い残が減少:個人投資家の投げが進んでいる
- 出来高:1,950円付近で急増=大口が拾ってる可能性
- 板:1,950円〜2,000円にかけて買い板が分厚い
- チャート形状:ダブルボトムのような反発サインが出てきている
→ 総合的に見て、機関投資家がこのゾーンで仕込みに入ってる可能性は高いってわけ。
エントリー戦略(どこで買う?)
【エントリーポイント】
- 1,980円(ネックライン)ブレイクで300株エントリー
なんでここ?
- 1,950円で出来高増加=仕込みサイン
- 2,000円は心理的節目 → 抜ければ一気に買いが加速しやすい
- 20MAとの距離も近く、リスク管理しやすい位置
→ “支えられて反発中”という形で、流れに乗りやすい位置取り
利確戦略(どこまで伸ばす?)
【利確ポイント】
- 第一目標:2,200円(直近戻り高値)で半分利確
- 第二目標:2,500円(過去高値)で残りを利確
それぞれの理由は…
- 2,200円:以前の戻り高値であり、利確売りが出やすい水準
- 2,500円:過去最高値 → 大口の利確や個人の戻り売りが出やすい価格帯
→ トレンドに乗って伸ばしつつ、節目ごとにしっかり利確して利益を守る構え
損切りルール(どこで撤退?)
→ ここが崩れたら、大口の買い支えが否定されたと判断
→ “ダマシ”の可能性大 → 即撤退で被害最小限に
→ スイングでは“タイミング”より“根拠の持続”が大事だから、
勢いが伴わないなら即見切ることが安全◎
まとめ:スイングでの大口共存は「ゾーン認識」がカギ
- 環境認識:
上昇トレンド中の調整局面/反発の兆し - 大口のサイン:
1,950円付近の出来高急増+ 買い板の厚み - エントリー:
1,980円ブレイクで300株買い - 利確:
2,200円で半分/2,500円で残りを確定 - 損切り:
1,940円割れ or 出来高伴わず=即撤退



スイングって板よりも全体の “ゾーン” とか “仕込みの雰囲気” を見るのがポイントなんだね!



そうそう!短期と違って、 “いつ買うか”より “どのエリアで仕込まれてるか” が超重要◎
信用残・出来高・移動平均線、このあたりをセットで見て、大口がコツコツ仕込んでるゾーンを探すのがコツだよ!
大口の仕掛けでのトレード成功例と失敗例の紹介



大口の動きをうまく利用できれば、トレードの精度はぐっと上がるよ。
でもね──その読みが外れたとき、逆に大きな損失を食らうこともある。
だから今回は、大口の仕掛けに乗って成功したケースと、“見せ板”に引っかかってしまった失敗ケースを、それぞれ紹介していくね。
成功例:大口の買い仕込みを察知してエントリー
相場状況(環境認識)
- 日足:上昇トレンド継続中(押し目形成)
- 高値圏:2,400円 → 調整が入り、1,900円まで下落
- 1,900円付近:出来高が急増+長い下ヒゲ出現
→ 「あれ、ここで誰か拾ってる?」という兆しアリ
大口の仕掛けを察知したポイント
- 1,900円付近で出来高が明確に急増
- VWAPを上回る買い注文が出始めた
- 1,900〜1,920円の間で買い板が厚く形成
→ 「大口が仕込んでるゾーン」として機能している可能性が高い
エントリー戦略
- 1,920円ブレイクで300株エントリー
- 損切りライン:1,890円(大口の支えが崩れたときの撤退)
利確戦略
- 2,100円(戻り高値)で半分利確
- 2,400円(前回高値)で残りを利確
結果
このとき、大口の買いがしっかり入っていたことで、
その後は強い上昇トレンドが再開!
- 1,920円 → 2,100円(+9.3%)
- 残りを 2,400円で利確(+25%)
→ 買い板+出来高+VWAPのセットで、仕込みを見抜いた成功例だよ◎
失敗例:見せ板の罠にハマって損切り
相場状況(環境認識)
- 日足:方向感のないレンジ相場
- 直近高値:2,000円 → 1,800円付近で横ばい推移
- サポートライン:1,800円が“底っぽく”見える形
勘違いしたポイント
- 1,800円付近で買い板が厚くなり、出来高も増えたように見えた
- 「あっ、機関が買い支えてる?」と判断して、1,820円でエントリー
ところが…これはダマシ!
- 厚く見えた買い板が、突然すーっと消える
- 直後に売り浴びせ→1,800円を割って急落
→ 「見せ板」だった可能性が高い
結果(損切り)
- 1,820円 → 1,780円で損切り(-2.2%)
→ “大口の買い”と見せかけた罠に引っかかったケース
成功と失敗のポイントまとめ
◯ 成功パターンに共通する特徴
- 出来高の明確な増加(=機関の実需)
- VWAPの上に買い板が積み上がる(買い圧力の裏付け)
- 厚い板が“維持される”こと(ダマシじゃない)
× 失敗パターンでありがちな落とし穴
- 厚い板がすぐに消える=見せ板の可能性
- 出来高が伴わないブレイクは“空振り”になりやすい
- 急落時の動きが早すぎる=誰かが仕掛けてる証拠



こんなふうに、大口の仕掛けはチャンスにもなるし、罠にもなるんだよ。



やっぱり、板と出来高、VWAPの“3点セット”が見極めのカギなんだね!



うん◎ 大事なのは、
「目立つ板」じゃなくて、「本当に通る注文かどうか」を見極める目だよ。
トレードの世界には、
「大口 VS 個人」っていう、まるで敵対構造のようなイメージがあるよね。
でも、本当にそうかな?
大口の動きは確かに強いし、速い。
でもだからこそ、その流れに“先に気づいて、乗る”ことができれば、
個人投資家にとっても強力な味方になり得る。
大事なのは、“無理に先回りしようとしないこと”。
- 板の違和感に気づくこと
- VWAPと出来高の関係を見ること
- 相場の流れに逆らわず、寄り添ってみること
この“共存の視点”を持つことで、
トレードはもっと穏やかに、そして、確かな確率で勝てるものになっていく。
〖まとめ〗大口との共存で、エントリーの精度を一段引き上げよう!
大口の動きに振り回されるんじゃなくて、 “味方につける” という発想──
この視点の切り替えが、スイングトレードでの勝率をぐっと変えるカギになるんだよね◎
前編では「大口の仕掛けに乗る」ための基本戦略として、板情報やVWAPをどう活かしていくか、具体例と一緒に見てきたよ。
ポイントをもう一度、ざっくり整理すると……
- 大口の動きを読むための観察ポイント
- 厚い板を見極めるエントリー判断
- VWAPを基準にしたエントリーポイントの探し方
- 利確・損切りをどう組み立てるか
これらのテクニックをうまく組み合わせれば、
“大口に逆らわない”どころか、
“大口の波に便乗して利益を狙う”──
そんな立ち回りも、現実的にできるようになるんだよ。
でも、忘れちゃいけないのが…
大口の動きが“いつも本物”とは限らないってこと。
厚い板に見せかけた“フェイク注文”だったり、
ブレイクのフリをした
“ダマシの仕掛け”だったり──
だからこそ、成功例と失敗例の両方を知っておくことがすごく大切。



ってことは、次はその「成功パターン」と「失敗パターン」を見ていくの?



うん、まさにそこが後編のテーマ!
さらに実践的な視点で「大口との共存戦略」を深掘りしていくよ!
ここまで読んでくれて、ありがとう!
当ブログ「つむトレ」では、株式投資やトレードにかかわる情報をいろいろ配信していきます。
また遊びに来て下さいね♪



では次の配信をお楽しみに♪
風雅なスイング投資家のつむぎでした!



まったね~♫ ♪
\ 合わせて読みたい /






コメント