
こんにちは!風雅なスイング投資家のつむぎです!
ようこそ「つむトレ」へ



こんにちは!つむぎのアシスタントのレンです!
「うわ、急にドカーンと上がった!……って、今入ったら天井だった」
「めちゃくちゃ下がってる!……なのに怖くて手が出せず、反発した後で後悔」
そんな経験、あるあるだよね。
それ、“大口トレーダーの売買サイン” かも。
相場が突然大きく動くとき、
その裏には大口の資金の流れが隠れていることが多い。そして彼らが仕掛ける最後の一押しこそが——
バイイング・クライマックス(買いの頂点)
セリリング・クライマックス(売りの底)
この “クライマックス相場”を見抜いて乗れるかどうかが、勝ちトレードをモノにできるかどうかの分かれ道!
つまり、大口の仕掛けを逆手に取れれば…?
そう—
「飛びつき負け」から
「仕掛け読み勝ち」へ転換できるんだよ!



本日の風雅なトレードテーマはコレ!



じゃじゃーん!
今回は「大口のクライマックスサイン」をテーマに、相場の転換点でよく出る大口の “クライマックスサイン” を見抜き、そこからチャンスを引き寄せるつむぎ流トレード戦略をたっぷり紹介していくね。
“大口のサイン”とは?仕掛けの痕跡を見抜く基本
「なんでこんなタイミングで急に上がる?」
「この下げ、なにかのニュースでも出た?」
——そんな“予想外の急変動”、あるあるだね。
その裏側に大口投資家の存在が見え隠れ。
彼らは、一撃で相場を動かせるだけの資金力を武器に、静かに、でも確実に「仕掛け」を打ってくる。
その痕跡をチャートから見抜ければ、
「なぜ動いたのか?」
「この先どう動くのか?」が見えてくる。
その “大口の動き” を見抜くための基本から、しっかり見ていこう!
なぜ大口の売買が相場を動かすのか
「なんで急に動いたの?」
「さっきまでヨコヨコだったのに…」
そんな “突然の急騰・急落”、あるある相場。
それ、大口の売買がきっかけになってる可能性大アリ。



大口ってどれくらいの規模のこと言うの?



数億〜数百億単位で資金を動かす機関投資家やヘッジファンドがメインだよ。
こうした大口は、相場を動かすだけの「資金力」を持ってるから、自分たちの思惑で価格をある程度コントロールできちゃう。
たとえば——
- 上昇中にさらに買いを入れて、“高値更新演出”
- 急落時に大量の買いで “底打ち演出”
- 板を使って見せかけの注文を置く“心理誘導”
つまり、大口の売買には“意図”があるってこと。
だから、チャートの中に “大口の思惑”を読み解くヒントが隠れてるんだよ。
大口トレーダーが残す「売買の痕跡」とは?
大口の注文は、いくら隠そうとしても完全には隠しきれない。
むしろ、「じわじわと残る痕跡」があるのが特徴!
たとえば——
- 急激な出来高の増加
- ローソク足のヒゲ(買い支え・売り崩しの痕跡)
- VWAPや移動平均線の異常な接近/乖離
- “ダマシ”のような値動き → すぐ逆方向に動く



つまり、“見えないけど見える”のが大口のサインなんだね。



大口の注文って、たとえアルゴで分割しても、完全に “隠す”ことはできない。
むしろ、相場に「痕跡」を残すことで、 “意図的な動き” がにじみ出るのが特徴なんだよね。
ここでは、その典型的なサインを4つ紹介するよ。
急激な出来高の増加
ローソク足のサイズは小さいのに、出来高だけ異常に多い…?
これ、大口が“目立たないように買い集め or 売り抜け”してるサインかも。
たとえば…
- 地味な値動きの中で出来高がブワッと増加
- チャートではパッと見わからないけど、「中身」は激しい攻防
🔍 注目ポイント:
VWAPや板の動きと合わせて見ると、「静かだけど本気の注文」が入ってることがわかるよ。
ヒゲの長いローソク足(下ヒゲ・上ヒゲ)
瞬間的に価格が押し戻される/跳ね返されるようなローソク足には、大口の “防衛ライン” や “仕掛けライン” が潜んでることも。
- 下ヒゲが長い → 大口の買い支え
- 上ヒゲが長い → 売り崩し/利確のサイン
たとえば…
- 急落中の長い下ヒゲ
→ 「ここが買い集めライン」 - 高値圏の長い上ヒゲ
→ 「大口が手仕舞いした?」
ヒゲの裏に、“一瞬で弾き返した力” があるってことだね!
VWAPや移動平均線との“異常な”接近・乖離
大口はVWAPやMAを意識して注文を出すことが多いんだけど…
- VWAPに何度もタッチして反発する
- 乖離が広がりすぎた瞬間に一気に戻される
こういう “規則的な反応” は、大口が「水準調整」を狙っているサイン。
特に何度も同じ価格帯に戻る/跳ねる動き、コレ、大口の買い集めゾーンかも!
ダマシのような値動き
たとえば…
- 上抜けしたと思ったら、即座に急落
- ロスカットを誘った直後に急騰
こういう “裏をかく動き”って、明らかに個人の逆を突こうとしてるよね。
これも、大口が個人投資家の行動心理を読んで動いてる証拠。
板の急変化や歩み値の不自然な連打も、ダマシの兆候だよ!
次のようなチャートで、上記のような痕跡を “セットで” 見かけたら要注意!
- 上抜け直後に急落して大陰線
→ ロスカット狩りのダマシパターン - 高値圏での上ヒゲ連発+出来高増加
→ 利確か、売り仕掛けの兆候 - 安値圏での下ヒゲ連発+VWAP反発
→ 買い集めの可能性 - 小さな陽線が並ぶ中、出来高が異常に増えている
→ アイスバーグ注文+VWAP戦略の兆候



つまり、“チャートは嘘をつかないけど、意図は隠されてる”ってこと!
個人投資家が振り回される典型パターン
じゃあ、なぜ多くの個人投資家がやられてしまうのか?
答えはシンプルで、
「仕掛けられた側の視点」でしか相場を見ていないから。
たとえば、こんな流れ👇
- 上昇トレンドに見える → 飛びつき買い
- 直後に急落 → ロスカット
- 急落が止まりそう → 底打ち期待で買う
- さらに下落 → またロスカット



これって、大口にとっては “エサ” をまいたら食いついてくれた… って感じだね。



そう。だから、「なぜこの動きが出たのか?」を考える視点が必要。
クライマックス相場――
それは、大口が仕掛けた“最後の波”かもしれない。
その波を
「飲み込まれる」のか?
「乗る」のか?
この分かれ道は、“チャートの裏側”を読めるかどうかにあるよ。
【実践編】バイイング・クライマックスで反転を狙う5つの戦略
「ぐいぐい上がってるけど、なんか違和感…?」
そんなとき、チャートの裏で“大口の手仕舞い” が始まっているかもしれない。
それが、バイイング・クライマックス。
このパートでは、
上昇の最終局面= “クライマックス相場”
で反転を狙うトレード戦略を、
つむぎ流にまとめて紹介していくね。
バイイング・クライマックスとは?仕組みと発生条件
バイイング・クライマックス(Buying Climax)とは、
簡単に言うと「買いの最終局面=ピーク買いの爆発」みたいな状態。
トレンドの終盤に、“最後の買いが殺到する” 現象だよ!
このとき起こるのは…
- 急激な上昇+異常な出来高
- 個人投資家が「乗り遅れた!」と慌てて買い参入
- 実はその裏で、大口は静かに売り抜けている…
つまり、“上がってるのに下がる準備が始まってる” のがバイイング・クライマックス。
\ つむぎの補足メモ /
ちなみに、この
「バイイング・クライマックス」「セリング・クライマックス」
じつは流派や書籍によって定義が違うこともあるんだよね。
たとえば、アナ・クーリングさんのように “VPA(出来高・価格分析)” をベースにしている人は、バイイング・クライマックス=底値圏での買い集中と解釈していたりするよ。
でもこの記事では、日本の実践トレーダーで一般的な捉え方に合わせ、
バイイング・クライマックス=天井圏の買い殺到/セリング・クライマックス=底値圏の投げ売りとして進めていくね!
この動きが大口の売り抜けサイン!兆候パターンをチェック
ここでは、バイイング・クライマックスが近いときによく見られる兆候を紹介するよ。
✅ ローソク足の異変
- 上ヒゲの長い陰線(売り圧)
- 長大陽線の後に包み陰線(天井サイン)
✅ 出来高の異常増加
- 直近の5日平均よりも2~3倍の出来高
- 急騰と同時に出来高ピーク → その後は減少
✅ RSI・ストキャスの高止まり
- RSIが80以上でダイバージェンス
- ストキャスが張り付き状態で横ばい
✅ MACDの天井張り付き or デッドクロス直前
- MACDラインとシグナルが近づいてきたら要警戒!
“兆候を見せない”バイイング・クライマックスが増えている理由
最近の相場では、バイイング・クライマックスが「わかりにくく」なっているという声が増えてるよね。その理由の裏には、アルゴリズム売買やAIトレードの進化があるよ。
フェイクパターンで“兆候”を分散させる
以前なら、出来高が異常に増える・MACDがデッドクロスするなど、天井サインがはっきり出たけど、
今は一部の指標だけを “あえて外す” ことで、個人投資家の逆張りを“狩る”戦略が増えてる。
たとえば:
- RSI は高止まりしてないのに、MACDだけ天井をつける
- 出来高は普通でも、歩み値ベースでは大量の小口約定
- 逆に天井で一時的に “陽線”を演出し、買いを誘う



つまり、“兆候を逆手に取ってくる” ってことだね。
一見“健康的な押し目”を演出する
トレンド継続のように見せかけた “押し目演出” も要注意。
特に、移動平均線(5MA・25MA)を意識的にタッチさせるような押し戻しはフェイクの可能性も。



押し目に見えて、実は“はしご外し”ってこともあるんだね…
フェイクに惑わされないための観察ポイント
「指標が整ってない=大丈夫」ではなく、裏で“整えすぎてる”のかもしれないと疑うことが大切!
📌 見るべきは“数字”よりも“リズム”と“不自然さ”:
- 指標がバラバラでも、値動きに“意思”を感じたら警戒
- 板と歩み値の動きが一致してない=アルゴが仕掛けてる可能性
- VWAPとの乖離→いったん戻してから崩すパターンにも注意
📌 短期トレンドの“加速の終わり”を感じたら一呼吸おく
- 勢いの急減速
→ 価格だけが上がってる状態は危険サイン - 出来高が伸びてないのに価格が伸びてる
→ “売り抜けの罠”かも



最近の相場は、「わかりやすい=罠」のことも多いから、“いつも通り” に見える場面こそ、一段深く読み解いていこうね。



目に見えるサインだけじゃなくて、“匂い” も感じろってことか〜
熱狂の終わりを見抜くテクニカル指標とバイイング・クライマックスの見分け方
「この上昇、いつまで続くの…?」
「みんなが飛びついてるけど、そろそろ危ないかも?」
そんな “相場の空気”を読み取るカギになるのが、テクニカル指標とチャートのちょっとした異変。
ここでは、バイイング・クライマックスを見抜くために有効な指標を
初心者にも分かりやすく&中堅トレーダーにも刺さる視点で解説するよ!
出来高+ローソク足:熱狂が“燃え尽きた”サインを見逃すな!
まず最初に見るべきは、出来高とローソク足の組み合わせ。
たとえば——
- 長大陽線(大陽線)が出て、
- 同時に出来高がドーンと急増、
- そのあとに上ヒゲや陰線が出たら…
→ それ、まさに燃え尽きた瞬間かも!
これ、実は買いがピークに達したあとの息切れのサインかも。
\ 見抜き方のポイント /
チャートの動き | 意味 |
---|---|
大陽線 + 出来高ピーク | 買いが殺到(=熱狂の頂点) |
翌日 陰線やヒゲ | 売り圧力発生・反転の兆し |
価格が上がってるのに、ローソク足が「押し戻される形」になってたら要注意だよ!
RSI・ストキャス:数値で“息切れ”を可視化!
続いて注目したいのが、オシレーター系の指標。特に「RSI」や「ストキャスティクス」は、“過熱感”を見るのに便利。
- RSIが80以上で横ばいに張り付く
- ストキャスが高値圏でクロスしないままヨコヨコ
📌 これは「勢いはあるけど、もう買いが入りづらい」状態。
つまり、誰もが買い終えたあとの空白地帯。
🔁 このあとに価格が一段下がると、投げ売りが加速するケースも…
\ 警戒すべきシグナル /
指標 | 危険サイン |
---|---|
RSI | 80以上で横ばい(ダイバージェンス含む) |
ストキャス | 高値圏で張り付き・デッドクロス手前 |
こういった動きが出ると、「もう誰も買ってこない」状態に近づいてる可能性があるよ。
VWAPとの乖離:大口の平均取得価格から“離れすぎ”は危険
VWAP(出来高加重平均価格)は、大口が参考にしていることが多いよね。
- 株価がVWAPより大きく上に乖離した状態で横ばい…
- そこからさらに上を狙うような動きが止まると…
📌 → 利益確定売りが一気に出やすくなるゾーンになる
特に、“乖離→横ばい→ちょい下げ”の3ステップは要警戒!



買いが続かないのに価格が高止まりしてるときって、ちょっと怪しい空気あるよね。



そう!「熱狂のあとに静けさが来たら」要警戒だよ。
中堅向けTips:全部揃わなくても“相場の空気”を読む!
この3つの指標、すべてが揃ってからでは遅いんだよね。大切なのは、2つでも揃ったら“そろそろ潮目かも?”と警戒モードに入ること。



感覚的な話をすると、「ノイズの多い相場で、これらのサインが静かに重なり始めたとき」こそ、天井が近い証拠だったりするよ。
たとえば…
- 「出来高+ローソク足」の異常と、
- 「VWAP乖離」の2つが揃ってたら?
それだけで“息切れサイン”としては十分信頼できるよ。
テクニカル指標は“勢いの鈍化”をとらえる道具
テクニカル指標で大事なのは、「相場の勢いが続いているか?」を見極めること。
どんなに強いトレンドでも、
「熱狂 → 減速 → 息切れ → 反転」の流れは、必ず訪れる。
大事なのは、「まだ上がるかも」で飛び乗るんじゃなくて、
“そろそろ終わるかも…” のサインを見逃さないこと!
このセクションをマスターすれば、
“天井掴み”とはサヨナラできるかも。
VWAPとの乖離:大口の平均取得価格から“離れすぎ”は危険
大口の売り抜けを“逆手に取る”つむぎ流エントリー戦略5選
バイイング・クライマックスは「危ない」だけじゃない!
実は、大口の“仕掛け”を逆手に取れば——
個人投資家でも流れを読んで狙い撃ちできるチャンスに変わるんだ。
ここでは、熱狂の終盤を読んでエントリーする“ 逆張り5戦略” を紹介するよ!
売り戦略1:上ヒゲ陽線+出来高急増 → 翌日陰線で空売りエントリー
“買いのピーク”を見極める王道パターン!
長めの上ヒゲ+出来高の急増は、「上で売らされた」サイン。
このあとに陰線が出たら、大口の売り抜けが始まった証拠かも。
📝コメント:
「翌日陰線」が確定した時点でエントリーするのがコツ。
早すぎると“もう一段上”に踏まれるから注意!
売り戦略2:VWAPからの乖離が大きすぎる → 戻り狙いのショート
“上がりすぎた熱狂”の揺り戻しを狙う!
VWAPは大口の基準価格。
そこから極端に乖離してるということは、“買われすぎ”の可能性大。
📝コメント:
乖離率が5%以上あるような場面では、VWAP付近への“回帰”を狙った逆張りが機能しやすいよ。ただし、上昇トレンド中なら逆張りは控えめに!
売り戦略3:MACDが天井圏でシグナルと接近 → デッドクロス狙い
“息切れサイン” の王道シグナルを見逃さない!
MACDが高値圏で横ばいになり、シグナルに接近してきたら要警戒。
デッドクロス確定と同時に、売りサインが点灯することが多いよ。
📝コメント:
MACDは反転の“初動”を捉えるのに便利。
ダマシもあるけど、他の指標と組み合わせれば高精度な逆張りが可能!
売り戦略4:RSIが90超で陰線出現 → 翌日のギャップダウンを狙う
“買われすぎからの初動反転” を瞬間キャッチ!
RSIが90を超えるような極端な買われすぎゾーンに入り、その日の終値が陰線だったら、翌朝はギャップダウンが出やすい。
📝コメント:
この手のパターンは「仕手系銘柄の終盤」にもよく出る。翌日朝イチの反落に “瞬発力”で乗るスキャルピング向け戦略!
売り戦略5:好材料で寄り天 → 急落の“梯子外し”を拾う逆張りショート
材料に飛びついた個人を“刈り取る”逆張り!
決算やIRで高く始まったけど、寄り付き直後から売られっぱなし…
これが“寄り天”。
実はこの中に、大口の売り仕掛けが隠れてることも。
📝コメント:
寄り付き後の3本ローソクをチェック!
寄り天+高出来高+陰線連発なら、
「大口が個人を釣って売り抜けた」と読むのがセオリー。



熱狂の裏に、こんなチャンスが隠れてたなんて…!



そう、仕掛ける側の視点で相場を見れば、負ける理由がなくなるんだよ!
逆張りは“読み”と“ルール”が命! バイイング・クライマックスのリスク管理術
バイイング・クライマックスは、確かに“チャンス”の宝庫。
でも、それと同時に“罠”でもある。
逆張りは、リスクと紙一重の世界。
だからこそ、「ルールを守る」ことが勝ち残る条件になるよ!
バイイング・クライマックス逆張りの注意ポイント
- エントリーは“天井を確認してから”!
→ 「まだ上がるかも?」と思ううちは“入らない”が正解。
→ 陽線の連続が止まり、包み陰線や上ヒゲ陰線が出てからが狙い目! - 損切りラインは“絶対に”決めておく!
→ トレンドがまだ継続してたら“焼かれる”だけ。
→ ロスカットはVWAP上、前回高値など客観的なラインで設定! - 出来高の急減に注目!
→ 大口が抜けると、買い圧が消えて相場が一気に冷える。
→ 出来高が萎んできたら、もう “賞味期限切れ”のサイン。 - ロットは小さく!逆張りは“探り”から入る
→ 最初から全力はNG!テストエントリー → 確信持てたら追加。
→ “段階的エントリー” が損失を抑えてくれるよ。



バイイング・クライマックス相場って、まさに“恐怖と欲望のぶつかり合い”。
でもって、冷静に見てると、大口が「降りた瞬間」がちゃんと見えるよ。



今まで“怖い”って避けてた場面こそ、実はチャンスだったんだね…!
【保存版】セリング・クライマックスで仕込む5つの戦略
相場が一気に崩れて、画面が真っ赤に染まるような大暴落…。
「こわっ! もうダメだ…」
って、つい手放したくなる瞬間、あるよね。
でも、そんな “投げ売りの嵐”の中にこそ、実はチャンスがある。
その現象こそが——
セリング・クライマックス(Selling Climax)!
セリング・クライマックスとは?パニック売りの裏側
セリクラとは?
セリング・クライマックスとは、
極端な売り圧力が一気に吹き出す局面のこと。
- 含み損に耐えかねた個人投資家がパニック売り
- ロスカットの連鎖で下げが加速
- 信用取引の強制決済(追証)も加わり、
もう止まらない…
📉 そんな“投げ売り”のピークがセリクラ。
そして、多くの場合、その直後に「反転の兆し」が現れる。



相場が大崩れしてる時こそ、実は“底”が近いってこと…?



うん、悲鳴の中にヒントが隠れてるんだよ。
恐怖がピークに達したときこそ、大口は静かに拾い始めてるの。
セリクラは「安値を掴む最大のチャンス」だけど、その見極めには経験と観察力が必要。
なぜ“売りのピーク”が大口の買い場になるの?
セリング・クライマックスの場面では、トレンドが崩れて下落が始まり、「やばい!もっと下がるかも!」という空気が広がって、個人投資家たちは次々とポジションを手放すよね。
でもその裏で、冷静にチャートを見ている大口トレーダーたちは、その下げの最後に“仕込み”を入れてくる。
なぜか?
答えはシンプル。
安くなった今こそが“買い時”だから。
大口は、パニック売りによって
本来よりも安くなった価格で大量に仕入れ、
反転後の利ざやを狙ってくるんだよ。
パニック売りに乗じる“大口の思惑”とは?
ここでちょっと考えてみて。
誰もが「もっと下がる」と思ってるとき、
その真逆に動こうとするのが “大口の思惑”。
- ネガティブ材料で急落
- ロスカットが一斉に巻き込まれて大陰線
- SNSでも「地獄相場」と悲鳴多数
……そんな状況こそ、
彼らにとっては“バーゲンセール”なんだよね。
しかも、大口はただ黙って拾うだけじゃなくて、
“さらに下げて売らせる”ような仕掛けも使うことがある。
たとえば:
- 大量の売り注文をぶつけてパニック演出
- 節目価格をあえて割り込ませて、
ストップロスを誘発 - 寄り付き直後に暴落を演出 → そこから反発
つまり、「売らせて買う」のが、大口の真骨頂。
大口が仕掛ける“静かな底打ち”の3つの特徴
では、そんな大口の買い場は、
チャートにどんな形で現れるのか?
ここでは、“底打ち” を示す3つの特徴を紹介するね。
- 下げたあとに強く買い戻された証拠。
- 下値に「買い板」が控えていたサインかも。
- 売りが増えても、下げ幅が限定的。
- “大口の買い支え”が入ってる証拠。
- 一気に反発はしないけど、安値でじわじわ陽線が続くと、大口が仕込んでる可能性アリ。
暴落してるのに、妙に動きが落ち着いてる…
そんなときは、“仕込み完了” の合図かもしれない?
急落後に出る大口の拾い!“買いサイン”兆候の見抜き方
ローソク足と出来高に現れる“売り尽くし”のサイン
セリクラ直前のチャートって、だいたい「陰線ラッシュ+出来高爆発」のセット。
これは、個人のパニック売りと、大口の“買い待ち”が交差するポイントでもあるよ。
✅ よくある典型パターン
- 長大陰線+出来高ピーク
→ 売り尽くしサイン - 底値圏で連続陰線→下ヒゲ陽線
→ 大口の拾い始動 - 大陰線+翌日十字線/小陽線
→ 投げ売りの限界点
RSI・MACDが示す“大口の動き出し”ポイント
オシレーター系の指標って、
“売られすぎの底” を探すのにすごく役立つ。
特にこの2つが注目どころ:
- RSIの20割れ → 反転準備中のサイン
- MACDが底ばい→ ゴールデンクロス接近
RSIとMACDが “同時に底反転”したら期待値UP!
“兆候を出さない”大口のフェイク戦略とその見破り方
最近は、大口もかなり巧妙になってきてる。
あえてサインを消すことで、個人の逆張りを “一掃”する動きがあるんだ。
たとえば…
- 出来高が小さいままダラ下げ継続
→ 売り飽きるのを待つ - 下落トレンド中に“上ヒゲ陽線”を挟んで、買わせて落とす
- RSIを意図的に下げない
→ ダマしの形で逆方向へ
【対処法】:
- 「兆候がない=安全」ではなく、 “違和感がないか?”を観察
- 板や歩み値で“不自然な取引の偏り”が出てないかチェック
- 出来高に対して「価格が反応していない」時は要注意!
テクニカル指標で読む、大口の“買い集め”シナリオを察知する方法
出来高+陰線 → “静かな底打ち”の典型形
セリクラ直前、陰線が連発しつつも出来高が膨らむときって、大口がコツコツ拾ってるサイン。
✅ よくあるパターン
- 長い下ヒゲ付きの陰線+出来高増
→ 拾いの第一波 - 安値でヨコヨコ+出来高微増
→ 売り枯れ確認後の集め
📌 “大陰線 → 出来高急減 → 小動き”の3点セットが出たら注目!
VWAP下抜け後のリバ狙いは“大口の買い戻し”タイミング
大口は、VWAP(出来高加重平均価格)を基準に動くことが多い。特に、VWAPを大きく下回ってからのリバウンドは、「平均取得コストを下回る=拾い得」になるケースが多いんだ。
💡 ここがポイント:
- VWAPを大きく下抜けたあとに反発
→ 大口の買い戻しが入る - リバウンド初動で出来高が再び増える
→ 仕掛けの合図 - VWAPまで戻してきたら“利確目安”にも!
ボリバン・MACDが示す“息切れからの反転予兆”
- ボリンジャーバンドが急拡大
→ ローソク足が-2σで止まる - MACDが底ばい
→ 緩やかなクロス兆候 - “バンドウォーク終了+MACD反転” で仕込みサイン!
特にボリバンの縮小→拡大→収束の流れの中で、陰線の“勢いが止まる”ところに注目。
板と歩み値で読む“大口の痕跡”の見極め方
板や歩み値にも、大口の気配は出てくる。
📌 こんな動きは要チェック!
- 買い板が下の方に分厚く残っている
→ 押し目待ち - 特定価格帯で小口約定が連発
→ 分割注文の可能性大 - 歩み値で一定ペースの約定が続く
→ 自動ロジックの買取りかも
リバウンドを狙う つむぎ流・大口に乗る逆張りエントリー戦略5選
相場が総崩れ、恐怖に包まれた底値圏こそ―
“大口” が静かに買い始めているサインかもしれない。
そんな セリング・クライマックスの裏で動く大口の痕跡 を読み取って、“リバウンド” を狙うのがつむぎ流の逆張りスタイル!
買い戦略1:大陰線+出来高急増 → 翌日陽線でリバウンド狙い
典型的なセリクラサイン!
大陰線と出来高ピークがセットで出たあと、
翌日に陽線が出たら、底打ちのシグナルになることが多いよ。
📝コメント:
「長い下ヒゲ」や「包み陽線」なら信頼度アップ。寄り付きから陽線が出ているなら、午前中に小ロットでテストエントリーもあり!
買い戦略2:VWAPを大きく下回る急落 → VWAPまでの戻しを狙う
エネルギー溜め中→反転の予兆
MACDが低位で横ばいになり、シグナルとの距離が縮まってきたら、
“転換” のタイミングが近いかも。
📝コメント:
MACD単体じゃなく、RSIや出来高と合わせてチェック!
複数の「底打ちサイン」が揃ったら、エントリーの根拠が強まるよ。
買い戦略3:MACDが底値圏で横ばい → ゴールデンクロス狙い
エネルギー溜め中→反転の予兆
MACDが低位で横ばいになり、シグナルとの距離が縮まってきたら、
“転換”のタイミングが近いかも。
📝コメント:
MACD単体じゃなく、RSIや出来高と合わせてチェック!
複数の「底打ちサイン」が揃ったら、エントリーの根拠が強まるよ。
買い戦略4:RSIが20以下→反発陽線でエントリー
“売られすぎ+反発の初動”を狙い撃つ!
RSIが極端に下がっているときは、
もう“売る人がいない”状態になっていることがある。
📝コメント:
RSIの回復+陽線出現が重なったら、短期リバウンドのチャンス。
ただし、まだトレンドが下向きなら「打診買い」に留めておくのが安全!
買い戦略5:寄り付き暴落→10時前に陽転ならIN!
セリング・クライマックスの“寄り底パターン”を活用
悪材料などで寄り付きからドーンと下げたけど、30〜60分で陽線に転じるようなら、“売り切った後の買戻し” の可能性が高い。
📝コメント:
寄り付き直後は「大口が一気に売りを吸収」している時間帯。
反発の足が早いなら、午前中のうちに仕掛けてもOK!



一見「こわっ!」って思える場面でも、よーく観察すれば、“大口の買い” が地面を固めてくれてるよ。
モノは考えよう!



真っ赤な画面の中に、チャンスの芽があるってことか…!
“大口が描くセリング・クライマックスに乗る”ための注意点とマイルール
セリング・クライマックス相場は、
確かに“底取りチャンス”の宝庫だけど——
それと同時に“落とし穴”もいっぱい!
ここでは、つむぎが実践してる注意点&マイルールを紹介するね。
セリング・クライマックスの注意ポイント
- 急落途中では入らない
“落ちるナイフ”をつかむのは超危険!
必ず陽転(陽線)や底固めの動きが見えた後に入ること。 - 出来高の変化に注目
出来高がピーク→減少に転じたら“投げ売り終了”の合図かも。
出来高が沈静化し始めたら、“大口が拾い終わった”可能性あり。 - トレンド全体はまだ下向き?
短期リバ狙いでも、全体トレンドには逆らわない!移動平均線(5MAや25MA)と組み合わせて反発の強さを見極めよう。 - 小ロット・複数分割エントリーが基本
一気にドンじゃなく、段階的に “拾っていく” のが安全。まずは“テスト買い”、反発が確定したら追加エントリー! - 売りの“巻き戻し”が始まったらすかさず利確
セリクラ後は反発も早いけど、戻りもあっという間! “伸ばしすぎない・粘りすぎない”のが正解。



「逆張りはこわい」って思ってたけど、こうやってルール決めておけば、怖さも減ってくるね!



そうだね。大口の動きに“乗っかる”だけでも十分。
怖がるより、“冷静に構えて、さっと拾う”ことが大切だよ。
【応用編】クライマックス相場を“再現性ある戦略”に変えるには?



こういうチャンスって、やっぱり “たまたま”見つかるものなの?



ううん。ちゃんと見れば “見えるようになる” ものなんだよ。
バイイング・クライマックスも、セリング・クライマックスも、
単なる “偶然の反転” じゃなくて——
相場が一定の心理構造で動く限り、何度も繰り返される“型” 。
でも、こうした局面を「再現性ある戦略」にするには、
感覚や雰囲気だけじゃなく、論理的な視点とルール化が必要になってくるよ。
なぜ“クライマックス狙い”が一発屋で終わる人が多いのか?
多くの人がこの戦略で失敗する理由は、
「1回うまくいった方法を“再現”できない」から。
たとえば、
- 感覚的に入ったけど、再現できない
- 前回は勝てたのに、今回は損切り連発
- “逆張り”のつもりが、ただの“早すぎエントリー”だった
📌再現できないのは、“ルール”がないから。
「同じような場面で、同じように判断する」ことが、戦略化の第一歩!
“仕掛けの型” をつくる3つの視点
クライマックス相場を見極めるには、この3つの視点がカギになるよ。
\ クライマックス相場の見極め方 /
視点 | 具体的に見るポイント |
---|---|
値動き | 急騰・急落の “速度” や“ ヒゲの長さ” |
出来高 | 突然の“ピーク” や “枯れ方” |
テクニカル指標 | RSI・MACD・VWAPなど、過熱 or 反転兆候 |
この3つが揃ったとき、「再現性ある型」として成立するよ。
たとえば:
- 大陽線 → 翌日、出来高ピーク+上ヒゲ陰線 → RSI90超 → 空売り
- 寄り付き大陰線 → 出来高ドン! → MACD底練り+RSI20割れ →買い
📌この「並び=型」を覚えていけば、自然と再現性は上がっていく!
トレードを“言語化”する=武器化する
再現性を高めたいなら、自分のトレードを「ログ」に残すことも大事。
- どんなチャートだった?
- 出来高は?
- 指標の状態は?
- そのとき、何を感じて入った?
- そして、その後どう動いた?
📌この記録を重ねていくと、だんだんと「勝てる場面」が“言葉”で定義できるようになるんだ。
なぜ同じような局面が、何度も繰り返されるの?
実はこれって、投資家心理と売買システムの構造が理由。
- 天井では「乗り遅れた!」という焦りが買いを呼ぶ
- 底では「もう無理だ…」という恐怖が投げ売りを加速させる
- その“感情の爆発点”を、大口は織り込み済みで仕掛けてくる
📌だから、クライマックス=大口が舞台を作る場所とも言えるんだよね。
再現性のカギは、“見つけた後”にある!
クライマックス相場は、クライマックス相場は、たしかに一見すると“偶発的”に見える。
でも、
「こういう値動きが出てきたら?」
「このローソク足+出来高+RSIなら?」
——っていうように、自分の中に “再現型”を持っていれば、
迷わず、仕掛けに変えられるんだ。



なるほど…1回の経験で終わらせずに、言語化&型化しておくってことか!



うん、相場のリズムを “自分のパターン ”に変えていこう!
〖まとめ〗クライマックス相場は“大口の舞台”——だからこそ冷静に戦える
急騰・急落という“激しい揺れ”の裏で、
実は静かに仕掛けている存在がいる。
それが、大口投資家。
今回は、そんな “大口のサイン”=クライマックス相場 に注目して、
バイイング・クライマックス(天井圏)、
セリング・クライマックス(底値圏)
その両側から、戦略を深掘りしてきたよ。
クライマックス相場で勝ち切るためのKey Point
- 大口の売買痕跡を探す(出来高、ローソク足、指標の異常)
- “兆候”の裏にある心理構造を読む(恐怖と欲望の交差点)
- フェイクやダマシも想定しながら、柔軟に観察
- 逆張りは“型化”して初めて武器になる!
- ルールとマイルールで、自分を守りながらチャンスを拾う
クライマックス相場とは、
“誰かが降りる瞬間”であり、“誰かが乗ってくる瞬間”。
そして、その舞台をつくっているのは、いつも「大口」。
でも、彼らの痕跡はチャート上にちゃんと現れている。
それを、読み取る目と、乗るルールを持っていれば——
相場の「終わり」に見える瞬間が、あなたの「始まり」に変わる。



恐怖の中に、静かに仕掛ける者がいる。
でもそれに気づいたとき、きっとあなたのトレードは変わるよ。



…なんか、今日の記事で “一段上の相場の見方” を教えてもらった気がする!
ここまで読んでくれて、ありがとう!
当ブログ「つむトレ」では、株式投資やトレードにかかわる情報をいろいろ配信していきます。
また遊びに来て下さいね♪



では次の配信をお楽しみに♪ 風雅なスイング投資家のつむぎでした!



まったね~♫ ♪
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