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    ファン理論とは?トレンドの勢いを読み、勝機をつかむ「勢読み」の技術

    ファン理論とは?3本のラインからトレンドの勢い(勢)と市場エネルギーの変化を分析するイメージ―by投資家つむぎのトレード風雅
    つむぎ

    こんにちは!風雅なスイング投資家のつむぎです!
    ようこそ「つむトレ」へ

    レン

    こんにちは!つむぎのアシスタントのレンです!

    「トレンドなのに勢いが弱い…」
    「前みたいに伸びない…」
    「攻め時は、どこなの?」

    そんなふうに、
    トレンドの”勢い” についてトレードで迷った経験ってないかな?

    チャートを見ていると、

    ・トレンドラインはまだ崩れていない
    ・チャネルラインも機能している
    ・それでも、どこか違和感がある……

    そんな場面って、
    意外と多いんだよね。

    実はその違和感って、
    「トレンドの方向」ではなく、
    「勢いの変化」から生まれていることが少なくないんだよね。

    トレンドは、
    ただ上がる・下がるだけじゃない。

    加速したり、
    減速したり、
    やがて勢いを失っていく。

    その変化を読み取ることで、

    「まだ攻められる相場なのか」

    それとも、

    「そろそろ慎重になるべきなのか」

    という判断ができるようになる。

    そんなトレンドの勢いの変化を、
    複数のラインを通して捉えていく分析手法が、

    ファン理論

    つむぎ

    本日の風雅なトレードテーマはコレ!

    レン

    じゃじゃーん!

    ファン理論とは?
    トレンドの勢いを読み、勝機をつかむ
    「勢読み」の技術

    今回は「ファン理論」をテーマに、
    ラインの引き方だけではなく、
    トレンドの勢いがどう変化していくのか。
    そして、その変化をどう読み取り、
    勝機へとつなげていくのか。

    そんなつむぎ流の「勢読み」という考え方も交えながら、
    一緒に整理していくよ。

    この記事を読むと、
    こんなことが分かっちゃう♪

    • ファン理論が「トレンドの勢い」を読む分析手法と言われる理由
    • ファン理論で使われるラインが、それぞれ何を意味しているのか
    • ラインの角度変化から、
      勢いの加速・減速・転換の兆しをどう読むのか
    • トレンドライン・チャネルラインとファン理論の役割の違い
    • 勢いの変化から勝機をつかむ「勢読み」の考え方
    • つむぎ流「トレンド勢篇術」と孫子兵法「勢篇」との共通点

    トレンドは
    「方向」だけを見ていても
    その本当の強さまでは見えてこない

    大切なのは、

    今、そのトレンドに
    どれだけの “勢” があるのか

    その”勢”が分かれば、
    攻めるべき場面も、
    慎重になるべき場面も、
    これまでより自然に見えてくる。

    ファン理論は
    単なるライン分析ではない

    トレンドの勢いを読み
    市場エネルギーの流れから勝機を探る

    それが
    つむぎ流でいう

    「勢読み」の技術

    つむぎと一緒に、
    相場の “勢” を読み解く旅へ出発しよう。

    Contents

    ファン理論とは?トレンドの勢いを読み、勝機をつかむ「勢読み」の技術

    まずは結論から。

    この記事で伝えたい
    「ファン理論とは何か?」
    その答えは、これ。

    ファン理論とは
    トレンドの方向を見るためではなく
    トレンドラインの角度変化から
    「勢い」の変化を読み
    勝機を探るための分析手法


    トレンドラインの角度には

    「勢いが強まっているのか」
    「勢いが弱まり始めているのか」
    「次の局面へ移ろうとしているのか」

    そんな
    市場エネルギーの変化が映し出される

    つまり
    ファン理論とは
    トレンドラインに現れる

    「角度の変化」を通して
    相場の“勢”を読むための道標である

    ― 投資家つむぎのトレード風雅 ―

    チャート分析では、ついつい、

    「上がっているのか?」
    「下がっているのか?」

    という方向に目が向きがち。

    もちろん、
    トレンドの方向を知ることは大切。

    でも、
    実際のトレードでは、
    それだけでは足りないんだよね。

    なぜなら……

    同じ上昇トレンドでも、

    ・勢いよく伸び続ける上昇
    ・少しずつ失速している上昇

    この2つでは、
    相場の状態がまったく違うから。

    レン

    たしかに……。
    チャートを見ると、上昇しているか下降しているかばかり気にしちゃう。

    つむぎ

    そうなんだよね。
    でも相場には“向き”だけじゃなく、“強さ”があるんだよ。

    いつも見ているトレンドって、
    始まりがあり、
    勢いが生まれ、
    その勢いが変化しながら、
    次の流れへ向かっていく。

    この「勢いの変化」を読み取るための考え方が、ファン理論ってわけ。

    ファン理論はトレンドの方向ではなく「勢い」から売買ポイントを読む手法

    ここでは、ファン理論の一番大切な考え方を整理していこう。

    まず覚えておきたいのは、

    ファン理論は
    「未来の価格を当てるための線」
    ではない

    ということ。

    ラインを引いたから、

    「ここまで上がる」
    「ここで必ず反転する」

    と予測するものではないんだよね。

    ファン理論が見ているものは
    トレンドを動かしている勢いの変化

    たとえば、
    上昇トレンドの場合。

    最初は、

    「まだ買いたい人が多い」
    「押し目を待っている人も多い」

    という状態。

    そのため価格は力強く上昇する。

    でも、
    時間が経つにつれて…

    「高いところでは買いにくい」
    「利益確定したい」

    という投資家心理が広がり、
    売り買いの力関係にも変化が出始める。

    すると、どうなるか?
    少しずつ上昇の角度が緩くなっていくよね。

    これが、勢いの変化

    つまり、

    トレンドは
    価格の向きが変わる前に
    勢いが先に変化することがある

    ここを見るのが
    ファン理論のポイント。

    レン

    ということは、トレンド転換を待つ前に、弱まり始めたサインを見る感じ?

    つむぎ

    そうそう♪
    いきなり流れが反転するわけじゃないからね。
    その前に“勢いの変化”が起きていることが多いんだよ。

    コレ、たとえば、
    車で考えると分かりやすいかも。

    アクセルを踏み続けている車は、
    速度がどんどん上がる。

    でも、アクセルを少し緩めても、
    すぐには止まらない。
    まだ前に進んでいる。

    相場も同じ。

    上昇トレンドが続いていても、
    その裏側では少しずつエネルギーが弱まっている場合がある。

    だから見るべきなのは、

    「まだ上がっているか?」

    だけではなく、

    「今の上昇には、どれくらいの勢いが残っているのか?」

    ということ。

    ファン理論では、
    複数のトレンドラインを通して、
    この勢いの変化を確認する。

    このラインは
    単なる補助線ではない

    市場参加者の力関係が
    変化していく過程を映し出す道標

    この変化を少し早い段階で読み取り
    攻めるか、待つか
    その判断材料にすること

    それが
    ファン理論という分析手法

    次のセクションでは、
    ファン理論のラインが、
    どのように市場の変化を表しているのか。

    ファン理論を理解するための基本モデルとして、
    3本のラインと
    「加速・減速・転換」を例に挙げながら、
    詳しく見ていこう。

    3本のラインが示すトレンド道標|加速・減速・転換する「勢」を読む

    ファン理論では、
    複数のトレンドラインを使って、トレンドの勢いを読み解いていく。

    ここでは、
    まず仕組みを理解しやすいように、
    3本のラインを基本モデルとして見ていこう。

    ただし、
    ここで勘違いしてはいけないことがある。

    ファン理論は
    ラインの角度を見るだけの手法ではない

    本当に見るべきなのは
    その角度が変化していく過程

    つまり、

    加速しているのか。
    減速しているのか。
    それとも、流れが変わり始めているのか。

    この「勢」の変化を読むことが、ファン理論の本質になるよ。

    ここでは3本のラインを基本モデルとして、
    つむぎがオリジナルで図解を作ってみたから参考にしてみてね♪

    ファン理論とは?3本のラインで加速・減速・転換する市場の勢(市場エネルギー)の変化を読み解く図解―by投資家つむぎのトレード風雅(つむぎメモ0251)
    3本のラインが示す、市場エネルギー「勢」の変化
    レン

    でも、トレンドラインなら1本でも方向は分かるよね?

    つむぎ

    そうだね。でも、ファン理論が見ているのは方向じゃなくて、“勢いの変化”なんだよ

    たとえば、
    上昇トレンドの場合。

    最初のラインは、
    勢いよく伸びる価格の流れを示す。

    これは、

    1本目のライン

    市場参加者の買い意欲が強く
    上昇エネルギーが集中している状態

    いわば、
    相場のアクセルが強く踏まれている場面。

    この状態では、

    ・押し目が浅い
    ・高値更新のスピードが速い
    ・買いが買いを呼びやすい

    という特徴が出やすい。

    でも、相場は永遠に同じ勢いでは続かない。
    価格が伸びるほど、

    「そろそろ利益を確定したい」
    「今から買うのは少し怖い」

    という投資家心理も広がってくる。
    すると、どうなるか。

    次第に買いと売りの力関係にも変化が出始めるってこと。

    そして、
    次第に価格の伸び方が変化する。
    そこで現れるのが、2本目のライン。

    これは、

    2本目のライン

    トレンドは継続しているものの
    勢いが少し変化している状態を示す
    ライン

    まだ上昇している。

    でも、
    以前ほどの力強さはない。

    たとえるなら、
    アクセルを踏んでいるけれど、
    少しずつ踏み込みが弱くなっている状態。

    これが、
    ファン理論で見る

    勢が変化し始めた状態

    レン

    じゃあ、2本目のラインが出たら、すぐ売るべきなの?

    つむぎ

    そこが大事なところ。勢いが弱まったことと、トレンドが終わったことは別物なんだよね。

    ここを混同すると、
    ファン理論を使う時に迷ってしまう。

    勢いが低下している

    だから即反転する

    これは違う。

    相場では
    勢いが弱まっても
    トレンド自体は続くことがある

    むしろ多くの場合、

    加速期

    減速期

    転換または再加速

    という流れをたどる。

    だから
    ファン理論では、

    「反転を当てる」

    のではなく、

    「今、勢いがどの段階にいるのか」

    を判断するってこと。

    そして、
    最後の3本目になると…

    3本目のライン

    ラインの角度がさらに緩やかになり
    トレンドの勢いが
    大きく変化している状態を見る

    ただし、ここでいう「転換」は、
    必ずしも価格がすぐ反転するという意味ではない。

    勢いがさらに弱まることもあれば、
    いったん減速したあとに再び加速することもある。

    つまり、

    3本目は
    「転換が確定した線」ではなく
    勢いが大きく変化している局面を捉えるためのライン

    なんだよね。

    高値更新が続いていても、

    ・更新幅が小さくなる
    ・押し戻し(押し目)が以前より深くなる
    ・値動きが横ばいに近づく
    ・買いと売りの力関係が拮抗する

    といった変化が現れる。
    こうした変化が現れると、勢いが変化している可能性があるよ、

    つまり、

    市場のエネルギーが
    次の方向へ移ろうとしているサイン

    「勢」が次の局面へ
    向かう準備をしている状態

    レン

    3本 のラインって、未来を予測する線じゃなくて、今の相場の体力を見るものなんだね。

    つむぎ

    その通り♪
    ファン理論は“どこまで上がるか”より、“今どれくらいの勢いが残っているか”を見るものだよ。

    ファン理論で見る複数のライン、
    それは単なる角度の違う線ではない。

    そこには、

    加速 → 減速 → さらに変化

    という、相場の勢いが変化していく過程が表れている。

    だからこそ、
    ファン理論は、

    「売買サインを探すための線」

    ではなく、

    ファン理論は
    市場の勢いを読み

    攻めるか
    待つか

    その判断を助ける道標

    として活用できる。

    次は、この考え方をさらに一歩進めて、
    つむぎ流で考えるファン理論。
    「勢読み」と「トレンド勢篇術」について整理していこう。

    つむぎ流ファン理論|市場エネルギーの流れを読む「勢読み」と「トレンド勢篇術」

    ここまで見てきたように、
    ファン理論は単純にラインを引いて、

    「上がる」
    「下がる」

    を判断するためのものではない。

    ファン理論で大切なことは

    市場の中で
    投資家の買いたい

    売りたいという力が
    どこに集まり
    どのように変化しているのかを見ること

    ここに、
    つむぎ流ファン理論の考え方がある。

    一般的なファン理論では、

    「トレンドの勢いを可視化する」

    という見方ができる。

    つむぎ流では、
    そこからさらに一歩踏み込んで、

    その「勢」の変化を読みながら、
    勝負できる場面を探していく。

    つまり、

    「勢」の変化から
    勝機を探す

    それが、

    「勢読み」

    ってこと。

    レン

    勢読み……。
    つむぎがトレードでよく使っているオリジナル言葉だね。
    つむぎ語。(笑)

    つむぎ

    出ちゃったね(笑)。
    トレード手法は独学&経験で身に着けてきたから、都合の良い解釈は、全部つむぎ語(勝手に命名)にしちゃってる…♫

    でも、難しいことじゃないよ♪
    つむぎ語の「勢読み」……。
    相場の“流れの強さ”を見るってことだよ。

    相場には、
    常にエネルギーが存在している。

    買いたい人が増えれば、
    買いの勢いが生まれる。

    売りたい人が増えれば、
    売りの勢いが生まれる。

    でも、
    そのエネルギーは一定ではない。

    強まる時もあれば、
    弱まる時もある。

    そして、
    その変化を読むことが、
    トレードでは大きな意味を持つ。

    そして、
    その「勢」の変化は、
    チャート上では価格の伸び方や、
    トレンドラインの角度の変化として現れることがある。

    だから、
    つむぎ流ファン理論では、
    ラインそのものを見るというより、
    ラインの角度がどう変化しているのかを見ている。

    当然、相場の勢いが変化すれば、
    それまで見ていたラインも、
    そのまま固定して見るのではなく、
    新しい動きに合わせて捉え直していくよ。

    レン

    え?
    ファン理論って、
    ラインの起点を同じ一点に固定して見るんじゃないの?

    つむぎ

    一般的なファン理論は、
    起点を揃えて扇状に見るよね。
    でも、つむぎ流では、
    そこから少し見方を変えている♪

    勢いが変化すれば、
    ラインの見方も更新する。


    だから、
    相場の変化に合わせて、
    その時々の動きを捉え直していく
    んだよね。
    このあたりは、
    後で詳しく触れるから、
    ここではまず覚えておいてね♪

    たとえば、
    上昇トレンドの場合。

    最初は、
    買い方の力が優勢。
    多くの参加者が同じ方向を向いている。

    これは、
    「勢」が集まっている状態

    だから
    価格は伸びやすい。

    でも、
    時間が経つにつれて、
    利益確定を意識する投資家が増え、
    新規で買う勢いが落ち着いていくことがあるよ。

    そうすると、
    価格は上昇していても、
    内部では少しずつエネルギーが変化していくってわけ。

    この変化を察知する。
    それが勢読み(せいよみ)。

    ここで、
    つむぎが大切にしている考え方があるよ。

    それが、

    つむぎ流
    「トレンド勢篇術」

    という考え方。

    レン

    また、つむぎ言葉。
    勢読みは分かるんだけど……
    その『トレンド勢篇術』って、どういう意味?

    つむぎ

    いい質問だね♪
    『勢読み』は相場を見る技術。
    『トレンド勢篇術』は、その技術を支える考え方なんだよ。

    これは、
    孫子兵法の「勢篇」から着想を得て、つむぎ流にトレードへ置き換えているよ。

    参考
    孫子兵法「勢篇」
     ―つむぎ流「トレンド勢篇術」の源泉


    今回紹介している
    「トレンド勢篇術」は、
    つむぎが独自に名付けたトレード思想。


    その考え方を形づくる上で、
    大きな着想を得たのが孫子兵法「勢篇」


    「正」と「奇」の考え方や、
    「勢(エネルギー)」を活かして、

    勝機をつかむ思想は、

    つむぎのトレード哲学とも
    深く重なる部分があるんだよね。


    実は『孫子兵法』は、
    つむぎがトレードを学ぶ中で、
    今でも繰り返し読み返している愛読書のひとつ。


    もちろん、
    戦と相場は同じものではない。


    でも、

    「どこに力を集中させるのか」
    「流れが変化する前に何を見るのか」


    という考え方には、
    現代のトレードにも通じる部分がある。


    ここからは、
    孫子兵法「勢篇」の考え方を
    ヒントにした、

    つむぎ流「トレンド勢篇術」

    という視点で、
    ファン理論とのつながりを見ていくよ。

    「勢」という概念とファン理論

    孫子兵法では、戦いの勝敗は、単純な兵力だけで決まるものではない。

    重要なのは、

    「どのような流れを作り、どこで力を集中させるか」

    という考え方。
    それが「勢」という概念。

    つむぎ流トレードに置き換えると、
    こうなる。

    正(せい)=基礎となる相場の土台

    ・トレンド方向
    ・支持抵抗ライン
    ・チャート構造

    これは、
    戦場でいうところの「基本の陣形」。

    まずは、
    この土台が必要。

    奇(き)=状況に応じた変化への対応

    ・勢いの変化
    ・出来高の変化
    ・市場心理の変化

    ここで相場の変化を読む。

    そして、

    勢(せい)=市場の流れとエネルギー

    これが、
    今回のファン理論につながる部分ってこと。

    レン

    つまり、
    “正”で相場の土台を確認して、
    そこに勢いの変化を加えて読むのが「勢読み」ということ?

    つむぎ

    そうそう♪
    土台を確認したうえで、
    どこに力が集まっているのかを見る。
    それが、つむぎ流の考え方♪

    だから、
    つむぎ流ファン理論では、

    急角度で伸びている時
    「勢」が強く働いている状態

    流れに乗れる状況なのかを判断する

    一方で、

    角度が緩み始めた時
    「勢」が変化している状態

    無理に追いかけず
    次の展開を考える

    そして、

    急角度だから「勢」が強い
    角度が緩やかだから「勢」が弱い
    と単純に決めつけるのではなく

    それまでのラインと比べて
    角度がどう変化しているのかを見る

    というように、
    ラインを見る目的が少し変わる。

    ファン理論は、

    「ここで買う」
    「ここで売る」

    という単純なサインではない。

    ファン理論で見るべきは
    市場エネルギーが
    今どちらへ向かっているのか

    そして、
    その流れに対して、

    自分は攻めるべきなのか。
    待つべきなのか。

    判断すること。

    これが、
    つむぎ流ファン理論。

    ただラインを見るのではなく、
    ラインの奥にある市場参加者の心理とエネルギーを見る。

    それが、

    「勢を読む」=勢読み

    という考え方。

    つむぎ流「トレンド勢篇術」とは

    「正」で土台を見て
    「奇」で変化を捉え
    「勢」で勝機を読む


    相場の「正・奇・勢」を組み合わせ
    市場エネルギーの流れから

    勝機を見極める
    つむぎ流のトレード思想

    これが、つむぎ流トレンド勢篇術

    そして、
    その「勢」を読み解く実践技術こそが、
    今回紹介するファン理論の「勢読み」ってわけだよ。

    それでは次のセクションから、
    この「勢」の変化をさらに具体化していこう。

    ・急角度
    ・緩やかな角度
    ・水平に近づく場面

    それぞれのトレンド状態で、
    ファン理論が何を示しているのかを深掘りしていくよ♪

    ファン理論とは?トレンドの勢いを映し出す3本のラインの仕組み

    ここまでは、
    つむぎ流の考え方を交えながら、
    ファン理論が「勢」を読む分析手法であることを紹介してきたよ。

    じゃあ実際に、
    ファン理論ってどんな分析手法なの?

    ここからは、
    ファン理論の基本的な仕組みや、
    なぜ3本のラインを使うのか、
    そして、ダウ理論との関係まで、
    基礎から分かりやすく整理していこう。

    ファン理論とは?トレンドの勢いを可視化する分析手法

    まずは、
    ファン理論とは何か?
    という基本から見ていこう。

    ファン理論とは
    トレンドの「勢い」の変化を
    複数のラインで可視化する分析手法
    のこと

    価格が

    「上がっている」
    「下がっている」

    という方向だけではなく、

    そのトレンドが
    どれくらいの勢いで進んでいるのか

    そこに注目するのが、
    ファン理論の特徴ってわけ。

    たとえば、
    同じ上昇トレンドでも、
    急角度で一気に伸びる相場もあれば、
    ゆっくり時間をかけて上昇する相場もある。

    どちらも同じ上昇トレンドなんだけど、
    実は市場の勢いはまったく違う。

    ファン理論は、
    その違いをラインの角度として表現し、
    市場エネルギー(買いと売りの力関係)の変化を読み取っていく分析手法なんだよ。

    ファン理論で見るべきポイント

    ここで一つ、大切なポイント。

    ファン理論は、
    未来の価格を予想するための魔法の線ではない。

    見るべきなのは、

    「価格がどこへ行くか」ではなく、
    「今のトレンドがどれだけ力を持っているか」。

    ここを勘違いしなければ、
    ファン理論の役割がグッと理解しやすくなるよ♪

    ラインの引き方

    ラインの引き方も、
    難しく考える必要はないよ。

    一般的なファン理論では、

    最初のトレンドラインを基準に、
    同じ起点から複数のラインを放射状に引き、
    扇(ファン)の形を作る。

    という考え方がよく紹介されている。

    よく取り上げられる基本モデルでは、
    3本のラインを使い、
    それぞれを支持・抵抗として見る考え方があるんだよね。

    たとえば、こんな感じ。

    1本目を価格が割り込むと、
    2本目のラインが次の支持・抵抗として意識される。

    さらに2本目を割り込めば、
    今度は3本目が支持・抵抗として機能する。

    このように、
    ラインそのものをサポート・レジスタンスとして活用するのが、一般的なファン理論の考え方なんだね。

    一方で、
    つむぎ流では少し視点が違う。

    勢いの変化によって、
    その時々の押し安値(戻り高値)を基準に、
    新しい角度のラインを引き直していく。

    つまり、

    つむぎ流ファン理論は
    市場エネルギーの変化に合わせて
    トレンドラインそのものを更新していく

    という考え方。

    だから、

    大切なのは
    扇の形を作ることではなく、

    「勢」が変化したタイミングで、
    角度がどう変わったのかを読み取ること。

    ファン理論の基本的なラインの引き方。トレンドラインを3本に引き直しながら勢いの変化を読み取る仕組みを図解―by投資家つむぎのトレード風雅(つむぎメモ0252)
    ファン理論の基本的なラインの引き方

    だから、
    つむぎ流で見るのは、

    ・1本目を割ったか
    ・2本目が支えたか

    という”ラインの攻防”だけではない。

    むしろ、

    なぜ新しい角度が必要になったのか

    そこに注目する。

    急角度だったラインが、
    少しずつ緩やかになる。

    さらに、
    水平へ近づいていく。

    その変化の裏側では、

    ・市場参加者の心理
    ・買いと売りの力関係
    ・市場エネルギー

    が少しずつ変わっている。

    つまり、

    ファン理論で本当に見るべきなのは
    ラインそのものではなく
    ラインが変化した理由

    そこに
    相場の「勢」が映し出されている

    レン

    なるほど〜♪
    一般的なファン理論は
    「どのラインが支えるのか」を見る。
    でも、
    つむぎ流は
    「どうしてラインの角度が変わったのか」
    を見るんだね。

    つむぎ

    その通り♪
    もちろん、
    ラインが支持線や抵抗線として意識されることもあるよ。

    でも、
    つむぎはそれ以上に、
    市場エネルギーがどう変化した結果、
    そのラインが生まれたのか。
    そこを大切にしている。

    だから、同じように複数のラインを見ても、
    「どこを通ったか」より、
    「なぜ角度が変わったのか」。
    その方が、ずっと重要なんだよ♪

    ファン理論が生まれた背景とダウ理論との関係

    ここでは、
    ファン理論がどのような考え方から生まれたのかを見ていこう。

    実は、
    ファン理論は突然生まれた分析手法ではない。

    その土台には、
    テクニカル分析の原点ともいわれる
    ダウ理論の考え方がある。

    \ 合わせて読みたい /

    ダウ理論では、

    「相場にはトレンドがある」

    という考え方を基本としている。

    上昇トレンドなのか。
    下降トレンドなのか。
    それともレンジ相場なのか。

    まずは、
    相場全体の方向性を把握することが、
    すべてのスタートになる。

    つまり、

    ダウ理論ではまず
    「相場がどちらへ向かっているのか」
    というトレンドの方向を捉える

    一方、
    ファン理論が見ているものは少し違う。

    方向は同じ上昇トレンドでも、
    勢いよく駆け上がっているのか。

    それとも、
    少しずつ失速してきているのか。
    そこに注目している。

    レン

    つまり、
    ダウ理論で方向を見て、
    ファン理論で勢いを見る
    ってこと?

    つむぎ

    そのイメージでOKだよ♪
    ダウ理論が相場の”進行方向”を教えてくれる地図なら、
    ファン理論は、その道を走る”スピードメーター”みたいな存在♪

    だから、
    この2つは競合する分析手法ではなく、
    役割が違う分析手法なんだよ。

    ダウ理論だけでも、
    トレンド方向は分かる。

    でも、

    そのトレンドが強まっているのか。
    それとも弱まり始めているのか。

    までは分かりにくい。
    ダウ理論だけでは、「勢いの変化」を直接捉えにくいってこと。

    そこで登場するのが、
    ファン理論という考え方。

    トレンドの方向に、
    「勢い」という視点を加えることで、
    相場の変化を、より立体的に捉えられるようになるってこと。

    ダウ理論は「方向」、ファン理論は「勢い」を見る

    ここで、
    それぞれの役割を整理しておこう。

    ダウ理論とファン理論の役割比較

    方向を見るのが「ダウ理論」。
    勢いを見るのが「ファン理論」。

    ダウ理論
    方向を見る
    • 上昇トレンド
    • 下降トレンド
    • レンジ相場
    相場全体の進行方向を
    判断する
    ファン理論
    勢いを見る
    • 加速している
    • 減速している
    • 転換へ向かう兆し
    市場エネルギーの変化を
    読み取る
    つむぎ流の考え方
    ① ダウ理論
    ② 相場の方向を確認
    ③ ファン理論で「勢」を読む
    • ダウ理論・・・相場の方向(上昇・下降・レンジ)を見る
    • ファン理論・・・トレンドの勢いの変化(加速・減速・転換の兆し)を見る

    どちらか一方だけでも分析はできる。

    でも、

    ダウ理論の「方向分析」
    ファン理論の「勢い分析」


    両方を組み合わせることで
    相場の解像度は一段と高くなる

    方向だけでは、
    「まだ上昇トレンドだから大丈夫」と思ってしまうこともある。

    反対に、
    勢いだけを見ていると、
    大きなトレンド方向を見失ってしまうこともある。

    だからこそ、
    つむぎがいつも大切にしているのは、

    方向を確認し、その上で勢を読む

    という順番。

    この順番を意識するだけでも、
    チャートの見え方は大きく変わってくるよ♪

    ブレイクコーナー
    ファン理論の意外な豆知識
    ― 教科書であまり聞かない話 ―
    ちょっとしたブレイクコーナーだよ♪

    Q1|
    ファン理論って、本当にチャールズ・ダウが作った理論なの?

    レン

    えっ?
    ネットで調べると、
    「ダウが考案した理論」って結構出てくるよ?

    つむぎ

    そうなんだよね。
    でも実は、
    そこは少し誤解されやすいところだったりする。

    現在では、

    「ファン理論は、ダウ理論を土台として発展したテクニカル分析の一つ」

    として紹介されることが多いよ。

    一方で、チャールズ・ダウ本人がファン理論そのものを体系化したという明確な資料については、現在確認できる範囲では少ないとされている。

    そのため、

    「ダウが直接考案した理論」

    というよりも、

    ダウ理論の「トレンド」という考え方を受け継ぎながら、後世の市場分析の中で発展してきた分析手法

    と捉える方が、実際の位置づけに近いんだよね。


    Q2|
    じゃあ、ファン理論って誰が作ったの?いつ頃生まれたの?

    レン

    じゃあ結局、
    誰が作った理論なの?

    つむぎ

    実は、
    そこもはっきり断定できないんだよね。

    ダウ理論が広まった後、その考え方をもとに発展した古典的なテクニカル分析の一つと考えられているよ。

    だから、

    「○○さんが発明した理論」

    というより、

    市場分析の発展とともに
    磨かれてきた
    分析手法

    というイメージの方が近い。


    Q3|
    どうして「ダウが作った理論」って広まったの?

    レン

    じゃあ、
    なんでそんな誤解が広まったんだろう?

    つむぎ

    理由は意外とシンプル。

    ファン理論は、
    ダウ理論の考え方を土台にしているから。その説明を簡略化していくうちに、

    「ダウ理論から生まれた分析」
      ↓
    「ダウが作った分析」

    というように伝わってしまったんじゃないかな。

    もちろん、
    今でもそう紹介しているサイトはたくさんあるよ。

    だから、
    間違いというより、

    時代の中で少しずつ変化して伝わった

    という方が近いかもしれないね。


    Q4|
    日本ではファン理論って使われているの?

    レン

    日本では、あんまり聞いたことないよね?

    つむぎ

    そうだね。
    実は日本では、
    トレンドラインやチャネルラインほど、
    ファン理論は一般的じゃない。

    だから、
    証券会社の解説や投資本でも、

    詳しく紹介される機会は、
    それほど多くないかな。

    でもね。

    考え方そのものは、
    ちゃんと今でも生きている。

    たとえば、

    ・トレンドの勢いを見る
    ・角度の変化を見る
    ・失速するタイミングを読む

    こういう分析は、ファン理論という名前を使っていなくても、自然と取り入れているトレーダーは結構多いんだよ。


    Q5|
    海外では今も使われているの?

    レン

    じゃあ海外では人気なの?

    つむぎ

    海外でも、
    古典的なテクニカル分析として紹介されることは多いよ。

    ただ、今は、

    ・移動平均線
    ・ボリンジャーバンド
    ・MACD
    ・RSI

    などの指標を使う人が増えているから、

    ファン理論そのものが
    主役というわけではないかな。

    でも、

    「トレンドの勢いを読む」

    という考え方は、
    今でも多くの分析手法に受け継がれているんだよね。


    Q6|
    つむぎは、どうして今さらファン理論を取り上げたの?

    レン

    正直、
    検索する人も少ないテーマだよね?

    つむぎ

    うん(笑)。
    でも、
    だからこそ紹介したかったんだよね。

    つむぎが伝えたいのは、
    ファン理論そのものじゃない。
    その奥にある、

    「勢を読む」

    という考え方ってこと♪

    相場は、
    価格だけ見ていても勝てない。

    その価格を動かしている、

    市場参加者の心理やエネルギーまで見えてくると、

    チャートの景色は、
    まるで別物になるよ♪


    Q7|
    結局、ファン理論って何を見る分析なの?

    レン

    ここまで読むと、
    ラインを見る手法というより……
    もっと違うものを見ている感じだね。

    つむぎ

    その通り♪

    つむぎは、
    ラインだけを見ているんじゃない。
    ラインの奥にいる市場参加者を見ている。

    ・買いたい人。
    ・売りたい人。
    ・利益確定したい人。
    ・様子を見ている人。

    その人たちが生み出す

    市場エネルギーの流れ

    それを読むことが、
    つむぎ流でいう

    「勢読み」

    なんだよ♪

    なぜ3本のラインでトレンドの「勢」を読み取るのか

    ここからは、
    ファン理論の一番大切な考え方に入っていこう。

    「どうして1本ではなく、3本のラインを引くの?」

    実は、この疑問こそが、
    ファン理論を理解する大きなポイント♪

    レン

    1本でも
    トレンドラインは引けるよね?
    それなのに、なんでわざわざ3本も必要なの?

    つむぎ

    いいところに気づいたね♪
    実はね、
    勢いは”ある・ない”の二択じゃない。
    少しずつ変化していくものなんだよ。

    たとえば、
    車を思い浮かべてみて。

    アクセルを踏めば、
    いきなり最高速度になるわけじゃない。

    少しずつ加速し、
    やがて速度が落ち着き、
    さらに減速していくこともある。

    トレンドも、それと同じ。

    相場のエネルギーも、

    加速する

    そして、

    少しずつ勢いが弱まり

    やがて、

    次の流れへと移り変わっていく

    だから、
    1本のラインだけでは、
    勢いの変化を段階的に捉えるのが難しい。

    そこで、
    複数のラインを使って、
    トレンドの角度や変化を比較していく。

    その基本モデルとして、
    よく使われるのが3本のラインなんだよ。

    ファン理論の3本ラインと勢い変化

    基本モデルとして、
    3本のラインを考える場合、
    それぞれのラインが違う意味を持ってくる。

    1本目

    トレンドが最も勢いを持っている
    初期段階で形成されるライン。
    強い上昇(下降)の流れを示す基準となる。

    相場が最も力強く動いている状態を表している。

    2本目

    最初のラインの角度を維持できなくなり、
    勢いに変化が出始めた時に
    意識されるライン。

    ここで初めて、

    勢いに変化が出始めた

    というサインが見えてくる。

    ただし、
    これはトレンド終了ではない。

    あくまで、

    “勢いが変化した”

    という段階。

    3本目

    さらに勢いが弱まり、
    ラインの角度も緩やかになってくる。

    ここまで来ると、

    市場全体のエネルギーが変化し、
    トレンドの継続力を慎重に見る場面になる。

    つまり、

    トレンド転換を警戒し始める場面

    もちろん、
    この時点で必ず反転するわけではない。

    でも、

    「これまでと同じ感覚で攻め続ける相場ではない」

    ということは読み取れる。

    ファン理論の3本ラインと勢いの変化|加速・減速・転換を読み取る仕組み―by投資家つむぎのトレード風雅(つむぎメモ0253)
    ファン理論の3本ラインと「勢い」の変化

    この図を見ても分かるように、

    ファン理論が見ているのは、
    価格そのものだけではない。

    ラインの角度がどう変化しているか

    つまり、

    市場エネルギーの変化

    だから、つむぎ流では、
    この基本モデルのライン(3本のライン)を

    加速・減速・転換へ向かう
    “勢”の道標

    として見ている。

    価格だけを追いかけると、
    「まだ上がっているから大丈夫」

    と思ってしまう。

    でも、
    ファン理論は、その一歩手前。

    価格の裏側で
    起きている勢いの変化を教えてくれる。

    だからこそ、
    次のセクションから紹介する

    ・急角度のトレンド
    ・緩やかなトレンド
    ・水平へ近づくトレンド

    この3つを基本的な見方として、
    それぞれのトレンド状態で
    「勢」をどう読むのかが、
    大きな意味を持ってくるんだよね。

    なぜファン(扇)と呼ばれるのか?

    ここまで読むと、

    「ところで、どうして“ファン(扇)理論”なんだろう?」

    そんな疑問も出てくるかもしれないね。

    ここでは、その名前の由来と、
    ファン理論が本当に見るべきポイントを整理していこう。

    レン

    そういえば……
    ファンって「扇風機」のファンじゃないよね?(笑)

    つむぎ

    違う違う(笑)。
    ここでいうファン(Fan)は、
    “扇(おうぎ)” のこと♪

    相場が力強く動いている時は、
    トレンドラインも急な角度になる。

    でも、
    時間が経つにつれて勢いが弱まると、

    それまでの角度を
    価格が維持できなくなり、

    新しい角度のラインが
    意識されるようになる。

    すると、

    複数の角度を持つラインが
    放射状に広がり、

    まるで扇(ファン)のような形に見えてくる。

    これが、
    「ファン理論」と呼ばれる理由だよ。

    ファン理論の3本のラインが角度を変えながら扇状に広がりトレンドの勢いの変化を示す図解―by投資家つむぎのトレード風雅(つむぎメモ0254)
    3本のラインが扇状に広がる理由

    ただし、
    ここで勘違いしてほしくないことがある。

    ファン理論は
    扇の形そのものを見る手法ではない

    見るべきなのは
    ラインの“角度”が
    どう変化しているか

    ということ。

    レン

    つまり、
    「扇の形になった!」
    って喜ぶ手法じゃないってこと?

    つむぎ

    そうそう(笑)。
    形は結果でしかない。
    本当に見るべきなのは、
    そこに至るまでに
    勢いがどう変化してきたかなんだよ♪

    たとえば、

    急角度だったラインが、
    少しずつ緩やかになってきたなら、

    市場では、

    ・利益確定が増えてきた
    ・新しく買う人が減ってきた
    ・相場の熱量が落ち始めた

    そんな変化が起きている可能性がある。

    つまり、

    扇状に広がるラインは
    市場エネルギーの変化が
    チャート上に残した

    “軌跡”

    とも捉えられる。

    だから、
    つむぎ流では、
    「扇の形」を覚えることよりも、

    “なぜ角度が変わったのか”

    その理由を考えることの方が、
    ずっと大切だと思っている。

    そして、ここで一つ、
    気になることがあるよね。

    そもそも、

    この「扇」を作っているラインって
    いったい何なんだろう?

    次のセクションでは、
    この部分をもう一歩深く掘り下げて、

    ファン理論そのものを
    つむぎ流の視点から捉え直してみよう。

    「3本」という基本モデルを超えて、
    トレンドラインそのものに目を向けると、

    ファン理論の見え方が
    少し変わってくるんだよ♪

    つむぎ流ファン理論とは?「扇」は結果であり、トレンドラインの集合体

    まず、ここまでの話を
    一度ひっくり返して考えてみよう。

    ファン理論というと、

    「3本のラインを引いて、
    扇の形を作るもの」

    そんなイメージを持つ人も多いよね。

    でも、
    つむぎ流では、
    そこを少し違った角度から見る。

    レン

    え?
    ここまで3本のラインを見てきたのに、
    3本がファン理論の本質じゃないってこと?

    つむぎ

    そういうこと♪
    3本のラインは、
    ファン理論の仕組みを理解するには、
    とても分かりやすい基本モデル。

    でもね。
    実際の相場は、
    いつも3本で終わるわけじゃない。

    たとえば、
    トレンドの勢いが、

    加速して

    少し減速して

    また加速して

    さらに減速する

    そんなふうに、
    何度も変化することだってある。

    だから、
    「1本目、2本目、3本目」と
    決められた本数だけを見るより、

    相場の動きに合わせて
    トレンドラインそのものが
    どう変化していったのか

    そこを見ることが、
    つむぎ流では大切なんだよ。

    ファン理論は「3本の線」ではなく「変化するトレンドライン」を見る

    たとえば、
    上昇トレンドを考えてみよう。

    最初は、
    買いの勢いが強く、
    急な角度で上昇していた。

    そこで、
    その勢いを表すトレンドラインを引く。

    ところが、
    しばらくすると、

    「最初ほどの勢いではなくなってきたね」

    という動きが出てくる。

    そこで、
    新しく形成された押し安値を基準に、
    トレンドラインを捉え直す。

    すると、
    最初よりも少し緩やかな角度になる。

    さらに相場が進めば、
    また新しい動きが生まれる。

    その変化に合わせて、
    もう一度ラインを更新する。

    すると今度は、
    さらに緩やかな角度になるかもしれない。

    逆に、
    再び買いの勢いが強まれば、
    より急な角度のラインが現れることもある。

    つまり、

    トレンドラインは
    一度引いたら終わりの線ではない


    市場の動きに合わせて
    その時々の「勢」を捉えるための
    一つの切り口

    なんだよね。

    レン

    なるほど〜♪
    じゃあ、
    3本目まで引いたら終わりじゃなくて、
    相場が変化するたびに
    新しいトレンドラインが
    生まれてくることもあるんだ。

    つむぎ

    そうそう♪
    だから、つむぎ流では、
    「何本引くか」より、
    「なぜ新しいラインが必要になったのか」

    を大切にする。
    ここがポイントなんだよ♪

    一般的なファン理論と、つむぎ流ファン理論の違い

    ここで、
    一般的なファン理論と
    つむぎ流ファン理論の違いを、
    一度整理してみるね。

    一般的なファン理論では
    一点の起点を固定して
    そこから複数のラインを放射状に引く


    その結果
    複数のラインが扇状に広がって見える

    そして、
    それぞれのラインを
    サポート・レジスタンスとして捉え、

    1本目を割れば2本目、
    2本目を割れば3本目……というように、
    次のラインを意識する。

    なかには、
    3本目のラインをブレイクしたことを
    トレンド転換の判断材料として見る考え方
    もある。

    つまり、

    一般的なファン理論では
    固定した起点から引いた複数のラインを
    相場の支持・抵抗や転換判断に
    活用する

    という見方が基本になるんだね。

    一方で、
    つむぎ流では少し視点が違う。

    つむぎ流では
    起点そのものを固定しない

    市場の動きに合わせて、

    「ここで新しいトレンドラインが成立した」

    と考えられる場所から、
    その都度ラインを更新していく。

    だから、

    • 3本とは限らない
    • 加速→減速→転換とも限らない
    • 勢いが何度も変化することもある
    • 急角度から緩やかな角度へ変化することもある
    • 逆に、再び角度が急になることもある

    そんな複雑な相場の変化も、
    一つひとつのトレンドラインとして
    捉えていく。

    つまり、

    一般的なファン理論
    =決められた起点から、複数のラインを展開して見る

    のに対して、

    つむぎ流ファン理論
    =市場の動きに合わせて、

    トレンドラインを更新しながら「勢」の変化を追う

    という違いってこと。

    レン

    でも、それだと
    「3本のライン」という
    最初の説明とは、
    だいぶ印象が変わってくるね。

    つむぎ

    そうそう♪
    だから、最初に説明した3本のラインは、
    あくまでファン理論を理解するための基本モデル
    実際の相場では、
    もっと自由に、
    もっと複雑に勢いが変化する。

    たとえば、

    調整から始まり
    → 加速
    → 減速
    → 再加速
    → 転換

    という流れになることもある。

    最初はゆっくり動いていたのに、
    途中から一気に買いが集まって急騰し、
    その後さらに急落することだってある。

    たとえば、

    微速から始まり
    → 加速(急騰)
    → 加速(急落)
    → 減速
    → 調整

    という展開だね。

    もちろん、
    これだけでもない。

    緩やかな上昇から始まり
    → 急加速
    → いったん減速
    → 再加速
    → 横ばい

    なんてケースもある。

    相場には、
    決められた「3段階」の動きだけが
    用意されているわけじゃない。

    だからこそ、

    「今は何本目なのか?」

    ではなく、

    「今、勢いはどう変化しているのか?」

    を見ることが大切なんだよ♪

    相場に浮かび上がる「扇」

    そして、
    ここで「ファン」という言葉を
    もう一度思い出してみよう。

    ファン=扇。

    扇って、
    一本の線そのものじゃないよね。

    たくさんの細い線が
    一点を中心に広がることで
    扇の形になる

    これをチャートに置き換えてみる。

    相場の動きに合わせて生まれた
    一本一本のトレンドライン。

    それぞれには、
    少しずつ異なる角度がある。

    角度の異なる
    一本一本のトレンドラインを重ねて
    全体を俯瞰して見る


    すると
    そこに「扇」のような構造が
    浮かび上がってくる


    これが
    つむぎ流「ファン理論」

    だから「扇」は原因ではなく、結果

    ここは、
    かなり重要なところ。

    つむぎ流では
    先に「扇」を作るわけじゃない

    相場の動きを見る

    トレンドラインを引く

    勢いが変化する

    新しいラインで捉え直す

    また勢いが変化する

    さらにラインを更新する

    こうして、
    変化するトレンドラインが
    積み重なっていく。

    その結果として、

    「扇」のような構造が見えてくる。

    つまり、

    扇が先にあるのではなく
    トレンドラインの変化が積み重なった
    結果として
    扇が見えてくる

    ということ。

    レン

    あっ!
    じゃあ、
    「ファン理論だから扇を作る」
    じゃなくて、
    相場を追っていった結果、
    扇のように見えてくる

    ってことなんだね。

    つむぎ

    そう♪
    だから、
    つむぎ流では、
    「扇の形を作ること」そのものを目的にしない。

    見るのは、
    一本一本のトレンドライン。
    そして、
    そのラインの角度。
    さらに、
    その角度が、
    なぜ変化したのか。

    そこにあるのが、
    市場エネルギーの変化=「勢」
    なんだよ。

    つまり、
    ファン理論は、

    「3本のラインを使うテクニック」

    として見るのではなく、

    ファン理論は
    変化するトレンドラインを追いながら
    市場の勢いの変化を読む技術

    として捉えることができる。

    そして、

    相場に刻まれた
    いくつものトレンドラインを
    一つひとつ積み重ねて相場を俯瞰すると

    「扇」という
    全体像が浮かび上がる

    だから、つむぎ流では、

    「扇」は結果

    その正体は
    変化するトレンドラインの集合体

    と捉えているんだよ♪

    つむぎ流ファン理論とはトレンドラインの集合体|角度の変化から市場の勢を読む―by投資家つむぎのトレード風雅(つむぎメモ0255)
    つむぎ流「ファン理論」は、トレンドラインの集合体

    つむぎ流「ファン理論」とは?

    ここまでを、
    つむぎ流の言葉でまとめてみよう。

    つむぎ流ファン理論とは、
    3本のラインを固定的に使う手法ではない。

    相場の動きに合わせて
    トレンドラインを更新し、

    一本一本のラインの角度から
    「勢」の変化を読み取っていく技術。

    そして、
    その変化するトレンドラインを
    俯瞰して見ると、

    そこに「扇」という
    一つの全体像が浮かび上がってくる。

    つまり、

    「扇」を作ることが目的なのではなく
    相場の変化を追った結果として
    「扇」が見えてくる

    それが、
    つむぎ流ファン理論なんだよ♪

    「3本のライン」ではなく
    「変化するトレンドラインの集合体」

    から
    市場の「勢」を読む

    これが、
    つむぎ流ファン理論の
    基本的な考え方だよ。

    トレンドライン・チャネルライン・ファン理論の役割の違い

    ここまで読んで、

    「トレンドラインとの違いは?」
    「チャネルラインとは何が違うの?」

    そんな疑問を持った人もいるかもしれないね。

    どれもラインを引く分析手法だけど、
    見ているものは、それぞれ違う。

    だから、
    役割を理解して使い分けることが大切。

    \ トレンド・チャネル・ファン理論の役割 /

    手法何を見る?主な役割
    トレンドライントレンドの方向上昇・下降の流れ、方向を把握する
    チャネルライン価格の到達点利確ラインや価格の到達点を考える
    ファン理論トレンドの勢い角度の変化から「勢」の変化を読む
    レン

    なるほど♪
    同じ「ライン」でも、役割が全然違うんだね。

    つむぎ

    そういうこと♪
    似ているように見えるけど、
    見るポイントが違えば、
    使う目的も変わるんだよ。

    たとえば、

    トレンドラインは、
    「今、相場はどちらへ向かっているのか?」

    チャネルラインは、
    「どこで利益確定を考えるか?」

    そしてファン理論は、
    「その流れに、どれくらい勢いが残っているのか?」

    を見るための分析手法。

    つまり、
    この3つは競合する手法ではなく、
    それぞれ違う役割を持った補完関係なんだ。

    だから、つむぎはいつも、

    • 方向はトレンドラインで確認する
    • 到達点はチャネルラインで考える
    • 勢いはファン理論で読む

    というように、
    役割を分けて使っているよ♪

    それぞれが教えてくれる情報が違うからこそ、組み合わせることで
    相場の解像度が一段と上がる。

    トレンドライン、チャネルラインについて、
    もっと詳しく知りたい人は、こちらの記事も参考にしてみてね♪

    \ 合わせて読みたい /

    ファン理論は未来を当てる線ではない|見るべきは「勢」の変化

    ここまでで、
    ファン理論の基本的な考え方を見てきたね。

    でも、ひとつだけ、
    大切なことを伝えておきたい。

    それは、

    ファン理論は
    未来を予言するための分析手法ではない

    「3本目のラインに近づいたから反転する」
    「角度が急だから、まだ上がる」
    「水平に近づいたから、もうトレンド終了」

    そんなふうに、
    ラインそのものを売買サインとして使う手法ではないんだよね。

    レン

    じゃあ、ファン理論って、
    どこを見て判断すればいいの?

    つむぎ

    見るべきなのは、
    ラインじゃなくて、その奥にある「勢」だよ♪

    市場には、
    常に買いと売りのエネルギーが存在している。

    そのエネルギーが、

    ・強まっているのか
    ・弱まっているのか
    ・次の流れへ切り替わろうとしているのか

    その変化を、
    トレンドラインの角度が
    どう変化しているかを通して読み解いていく。

    それが、
    ファン理論の本当の役割。

    だから、
    急角度だから絶対に上昇する。
    水平だから必ず反転する。

    そんな単純な見方では、
    ファン理論の本質にはたどり着けない。

    ファン理論で見るべきなのは
    価格ではなく
    「市場エネルギーの変化」

    そして、
    その変化に合わせて、

    「今は攻める場面なのか」
    「一度様子を見る場面なのか」
    「勝負はまだ先なのか」

    その判断材料として、
    ファン理論を活用していく。

    これが、
    つむぎ流ファン理論の考え方♪

    次のセクションからは、
    いよいよ実践編。

    急角度
    緩やかな角度
    ・水平に近づく場面

    それぞれのトレンド状態で、
    市場の「勢」がどう変化しているのか。

    ファン理論が映し出す
    “勝機につながる変化”を、
    これから一緒に読み解いていこう。

    ファン理論で見る急角度のライン|「勢」が加速する相場と勝機

    ここからは、
    ファン理論の基本モデルである3本のラインが教えてくれる
    「勢」の変化を順番に見ていこう。

    最初に見るのは、
    勢いが最も強く、市場エネルギーが一方向に集中する場面。

    ファン理論の基本モデルでは、
    1本目のラインが示す世界だよ。

    価格が力強く伸び続ける相場では、
    多くの市場参加者が同じ方向を向き、
    買い(または売り)のエネルギーが一気に集中していく。

    だからこそ、
    相場は迷いなく進み、
    トレンドにも力強さが生まれる。

    このセクションでは、
    そんな「勢」が加速している相場の特徴と、
    つむぎ流で考える攻め時の見極め方
    を一緒に見ていこう♪

    急角度のラインは「勢」が一方向に集中している状態

    まず知っておきたいのは、

    急角度のラインは
    価格が大きく動いていることだけを
    表しているわけではない

    ということ。

    本当に見るべきなのは
    その裏側で起きている市場エネルギーの集中

    なんだよね。

    急角度のラインが生まれるまで
    01
    市場参加者の判断が同じ方向へ偏る

    買いたい人が増え、
    売った人も買い戻す。
    乗り遅れた人も参加し、注文が一方向へ集まる。

    02
    市場エネルギーが一点に集中する

    多くの市場参加者の力が、
    同じ方向へ重なっていく。

    結果
    価格が力強く伸びる

    その結果として、
    チャートに急角度のラインが現れる。

    つむぎ流の見方 急角度だから強いのではない。
    市場エネルギーが集中しているから、
    急角度になる。

    たとえば、
    強い上昇トレンドを思い浮かべてみよう。

    価格は高値を更新し、
    押し目も浅く、
    少し下がっては、すぐ買い戻される。

    そんな場面では、

    ・買いたい人が次々に参加する
    ・売った人が買い戻しを急ぐ
    ・乗り遅れた人が飛び乗ってくる

    こうした注文が重なり、
    買いのエネルギーが一方向へ集まっていく。

    その結果、
    価格は迷いなく伸び続け、
    チャートには急角度のラインが描かれる。

    レン

    なんだか、
    みんな同じ方向を向いて走っている感じだね。

    つむぎ

    そうそう♪
    勢いの正体って、
    実は「多くの市場参加者の判断が、同じ方向へ偏っている状態」なんだよね。

    だから、
    急角度だから強いんじゃない。

    市場参加者のエネルギーが一方向に集中しているから、結果として急角度になる。

    ここを逆に考えちゃうと、
    ファン理論はただの「角度を見る手法」になってしまう。

    でも本当は違う。

    角度は原因ではなく
    結果

    そして
    その結果から
    市場の「勢」を読み解く

    これが、
    ファン理論の一番大切な考え方。

    だから、
    急角度のラインを見つけたら、

    「すごく上がっているな」

    で終わるのではなく、

    「今、市場エネルギーはどれくらい集中しているんだろう?」

    そんな視点でチャートを見るだけでも、
    相場の見え方は大きく変わってくるよ。

    市場参加者が一方向へ動くとき|高値更新が続く相場心理

    急角度のラインが描かれる相場では、
    チャートだけでなく、市場参加者の心理にも大きな特徴があるよ。

    ここでは、
    なぜ価格が次々と高値(安値)を更新していくのか。
    その裏側で起きている市場心理を見ていこう。

    急角度のトレンドで市場参加者の心理が一方向へ集中

    急角度のトレンドが続く相場では、
    多くの市場参加者が同じ方向を向いている。

    上昇相場なら、
    「まだ上がるかもしれない。」

    下降相場なら、
    「まだ下がりそうだ。」

    そんな期待や警戒が連鎖し、
    売買が一方向へ集中していく。

    その結果、
    押し目は浅く、
    戻りも小さくなり、
    価格はテンポよく高値(安値)を更新していくんだよね。

    急角度のトレンドで起きていること
    市場参加者の心理が
    一方向へ集中する流れ
    01
    市場参加者の心理

    「まだ上がるかもしれない」
    「乗り遅れたくない」

    02
    判断が一方向へ集中

    買いたい人が増え、
    売った人も買い戻しを急ぐ

    03
    注文が重なっていく

    買いのエネルギーが
    一方向へ集まっていく

    値動きに現れる変化
    押し目が浅くなる
    戻りが小さくなる
    高値・安値の更新が続く
    結果として 急角度のトレンドが形成される
    つむぎ流の見方 「価格が伸びている」から勢いがあるのではなく、
    市場参加者の判断が一方向へ偏った結果として、
    価格に勢いが現れる。

    価格が伸びているから勢いがある

    …と考えがちだけど、
    実際には、

    市場参加者の判断が偏った結果として
    価格に勢いが現れる

    ここを理解すると、
    チャートの見え方がガラッと変わるよ。

    レン

    だから急角度の相場って、
    「強いトレンドだ!」って見えるんだね。

    つむぎ

    そうそう♪
    でも本当に見るべきなのは、
    ローソク足の勢いじゃない。
    市場参加者の気持ちが、
    どれだけ一方向へ揃っているか。

    そこなんだよね。

    たとえば、
    上昇トレンドの途中で、
    多少の押し目が入ったとしても、

    すぐに買いが入り、
    また高値を更新していく。

    これは、
    「まだ上がる」と考える人が
    多い状態とも考えられる。

    つまり、
    市場エネルギーが、
    まだ買い方へ集中している状態。

    逆に下降トレンドでも同じ。

    戻りが入っても売りが優勢なら、
    再び安値を更新していく。

    方向は違っても、
    一方向へ力が集まるという点では同じ考え方になる。

    だから、
    ファン理論で急角度のラインを見たら、

    「価格が伸びている。」

    ではなく、

    「市場エネルギーは、まだ一方向へ集中しているのかな?」

    という視点でチャートを見てみよう。

    そう考えることで、
    ただトレンドを追いかけるのではなく、
    相場の”勢”を読むという感覚が少しずつ身についてくるよ。

    勢が最も強い場面でどう攻める?つむぎ流「正」の考え方

    ここまで見てきたように、
    急角度のラインは、市場エネルギーが最も集中している状態。

    もっと厳密に言えば、

    市場エネルギーが一方向に強く集中した
    結果として
    急角度のラインが現れている状態

    と考えると分かりやすいかな♪

    では、
    そんな強い相場では、
    どう立ち回ればいいのかな?

    ここで登場するのが、
    つむぎ流「トレンド勢篇術」の考え方。
    まずは、その土台となる「正(せい)」から見ていこう。

    相場の基本に素直に従う

    孫子兵法には、

    「正をもって合い、奇をもって勝つ」

    という有名な考え方がある。

    つむぎ流トレードでも、
    この考え方をひとつの軸にしているよ。

    ここでいう「正」とは、

    相場の基本に素直に従うこと

    つまり、

    ・トレンドの方向を確認する
    ・支持抵抗を確認する
    ・チャート構造を確認する

    といった、
    相場の土台をしっかり見ることが大事だよ。

    レン

    勢が大事って言ってたけど、
    まずは基本が先なんだね。

    つむぎ

    そうだよ♪
    どんなに勢いがあっても、
    土台が崩れていたら意味がないからね。

    だから最初は、
    「正」で相場を確認する。

    これが一番大切。

    トレンドが継続し、
    急角度のラインが形成されている相場では、
    市場エネルギーが一方向へ集中している可能性がある。

    だから、

    市場エネルギーに
    無理に逆らう必要はない

    勢いがあるのなら
    その流れに乗る

    これが、
    つむぎ流でいう「正」の考え方だよ。

    もちろん、急角度のラインが描かれているからといって、
    何も考えずに飛び乗ればいいわけじゃない。

    大切なのは、
    「今もトレンドの土台が崩れていないのか」
    を確認すること。

    そのために見るのが、

    ・押し安値・戻り高値
    ・トレンドライン
    ・出来高

    といった、
    これまでシリーズで学んできた判断材料なんだよね。

    特に、押し安値・戻り高値は、
    トレンド継続や転換を判断するうえで重要なポイントになる。

    急角度のラインで勢いを感じたとしても、
    その裏側にあるチャート構造を確認することで、

    「今も勢は続いているのか?」

    を、より冷静に見極めることができる。

    \ 合わせて読みたい /

    つまり、

    急角度のラインは
    「攻めるサイン」ではなく
    「攻めを考えてよい環境かどうか」を
    確認するための材料

    この違いが分かるようになると、

    「勢があるから買う。」

    ではなく、

    「正の条件がそろい、そのうえで勢が味方しているから攻める。」

    という判断ができるようになる。

    これこそが、
    つむぎ流「トレンド勢篇術」の第一歩。

    土台となる「正」を確認し
    勢いを味方につけて勝機を探す

    それが、
    急角度のラインで意識したい攻め方ってこと♪

    〖コラム〗つむぎ流「トレンド勢篇術」と孫子兵法「勢篇」

    ここで少しだけ、ブレイクタイム♪

    今回の記事では、
    何度か「勢読み」「トレンド勢篇術」という言葉が登場したよね。

    実は、この考え方には、
    つむぎが長年トレードを続ける中で、
    ひとつの大きな影響を受けたものがある。

    それが、
    約二千五百年前に書かれた兵法書、

    孫子兵法
    「勢篇(せいへん)」

    もちろん、
    株式投資と戦争はまったく別物。

    でも、

    人が集まり
    心理が動き
    流れが生まれる

    この本質は、
    現代の相場にも驚くほど共通するものがあるんだよね。これがまた。

    だから今回は少しだけ、
    つむぎ流トレードの裏側にある考え方を紹介するね♪

    孫子兵法「勢篇」が教える「勢」の本質

    孫子兵法には、
    こんな考え方がある。

    正をもって合い、奇をもって勝つ

    つまり、

    正攻法で戦いの土台をつくり、
    状況に応じた変化(奇)によって、
    勝機をつかむ。

    それが、
    孫子が説く戦い方の基本なんだよ。

    レン

    なるほど。
    「勢」って、
    勢いだけの話じゃないんだね。

    つむぎ

    そうそう♪
    勢っていうのは、
    ただ元気いっぱい突っ走ることじゃないんだよ。
    流れを味方につけること。
    そこが一番大事♪

    相場でも同じ。

    上昇トレンドだから勝てる。
    下降トレンドだから勝てる。

    そんな単純な話じゃない。

    どこへ市場エネルギーが集まり
    どの方向へ流れ始めているのか
    その「勢」を感じ取れるかどうか

    そこに、
    勝敗を分けるヒントが隠れている。

    勢いは「形」があってこそ生まれる

    孫子兵法「勢篇」の考え方を、
    つむぎなりに一言で表すと、

    それは、

    勢は、形が整うことで生まれる

    というイメージになる。

    つまり、
    土台となる態勢が整っているからこそ、
    大きな勢いが生まれる。

    これを相場に置き換えると、

    ・トレンドが出ている
    ・支持抵抗が機能している
    ・チャート構造が崩れていない

    こうした相場の「形」が整っているからこそ
    市場エネルギーは一方向へ集まり、
    強いトレンドが生まれていく。

    だから、
    どんなに勢いがありそうに見えても、

    形が崩れている相場では
    その勢いは長く続かない

    ここが、
    つむぎ流トレードでも大切にしている考え方なんだよね。

    つむぎ流「トレンド勢篇術」|正・奇・勢で相場を見る

    こうした考え方を、
    つむぎなりにトレードへ落とし込んだもの。

    それが、
    つむぎ流「トレンド勢篇術」だよ。

    つむぎ流「トレンド勢篇術」

    STEP
    正(せい)
    基礎となる相場の土台

    トレンド
    支持抵抗
    チャート構造

    STEP
    奇(き)
    状況に応じた変化

    勢いの変化
    出来高
    市場心理

    STEP
    勢(せい)
    市場全体の流れ

    市場エネルギー
    相場全体の力の向き

    レン

    だから最初に
    「正」を見るんだね。
    いきなり勢いだけ見てもダメってことか♪

    つむぎ

    その通り♪
    まずは土台を見る。
    次に変化を感じる。
    最後に、
    市場エネルギーがどこへ向かっているのかを読む。

    この順番が大切なんだよ。

    つむぎ流でいう「勢読み」とは、

    勢読みとは
    市場エネルギーの流れを読み
    勝機が生まれようとしている瞬間を

    見極めること

    ファン理論は、
    単なるライン分析ではない。

    ファン理論は
    市場の「勢」を読むための分析手法

    だからこそ、
    ファン理論で3本のラインを見るときも、
    角度そのものに答えを求めるのではなく、

    その奥で市場エネルギーが
    どう変化しているのか

    そこに目を向けることが大切なんだよ。

    さてさて、
    コラムはこのくらいにして、
    このあと見ていくのは、

    ・勢いが弱まり始める場面
    ・勢いが失われ、転換へ向かう場面

    ファン理論の3本のラインが、
    その変化をどう映し出していくのか。

    ここからは、
    実際のチャートをイメージしながら、
    さらに「勢」の読み方を深掘りしていこう♪

    ファン理論で見る緩やかなライン|勢が変化する相場の判断軸

    急角度のラインでは、
    市場エネルギーが一方向へ集中し、
    強い勢いが生まれている状態を見てきたね。

    では、
    その勢いが少しずつ弱まり、
    ラインの角度が緩やかになってきた時はどう見るのか?

    ここで大切なのは、

    「勢いが落ちた=トレンド終了」

    と単純に判断しないこと。

    ファン理論で見るべきなのは
    価格の上下だけではなく

    市場エネルギーの流れが
    どのように変化しているのか

    という部分。

    ラインの角度が緩むとき、市場の「勢」は変化し始める

    ここでは、
    ファン理論における「変化のサイン」について見ていこう。

    急角度で伸びていたトレンドも、
    時間が経つにつれて少しずつ角度が緩むことがある。

    たとえば、
    上昇トレンドの場合。

    最初は、

    ・強い買い注文が入る
    ・高値更新が続く
    ・押し目でもすぐ買われる

    という状態。

    市場参加者の多くが、

    「まだ上がる」

    という方向を向いている。

    この時は、
    市場の「勢」が強く働いている状態だね。

    でも、
    相場は永遠に同じ勢いでは続かない。

    価格が上昇するにつれて、

    「そろそろ利益確定しよう」

    という投資家が増える。

    また、

    「高い位置から買うのは少し怖い」

    と考える新規参加者も出てくる。

    すると、
    買いの力は残っているけれど、
    以前ほどの勢いがなくなる。

    こうした市場エネルギーの変化が、
    ファン理論のラインの角度にも
    表れてくることがある。

    ってわけ。

    ファン理論で見る「勢」の変化
    急角度から緩やかな角度へ
    01
    勢が強い 急角度
    • 高値更新の幅が大きい
    • 押し目が浅い
    • 買いが入るとすぐ伸びる
    市場エネルギー 強く集中
    02
    変化の兆し 角度が緩む
    • 高値更新は続いている
    • 伸び幅が少し小さくなる
    • 戻りが遅くなってきた
    市場エネルギー 集中が弱まり始める
    03
    勢が変化 さらに緩やか
    • 高値更新が鈍くなる
    • 以前ほど強く伸びない
    • 力関係が変化し始める
    市場エネルギー 力関係が変化
    つむぎ流の見方

    「上がっているか」ではなく、
    「どんな勢いで上がっているのか」 を見る。

    レン

    でも、まだ価格は上がっているんだよね?
    勢いが弱くなったって言われても、判断が難しいな…。

    つむぎ

    そこがファン理論で一番大事なところ♪
    価格が上がっているかどうかではなく、
    「前と同じ力で上がっているのか?」
    を見るんだよ。

    相場では
    「価格の方向」と

    「勢いの強さ」は別物

    上昇しているから強い。
    下落しているから弱い。

    という単純な話ではないんだよね。

    ファン理論では、
    ラインの角度変化から、

    「今までと同じ勢いが続いているのか」
    「少しずつ市場の力関係が変化しているのか」

    を読み取っていく。

    価格の方向ではなく「伸び方の変化」を見る

    では、具体的に何を見ればいいのか?

    ポイントは、

    価格の方向ではなく
    伸び方の変化を見ること

    たとえば、
    上昇トレンドの場合。

    最初は、

    ・高値更新の幅が大きい
    ・押し目が浅い
    ・買いが入るとすぐ伸びる

    という状態になりやすい。

    これは、
    市場参加者の買いエネルギーが強く、
    多くの投資家が同じ方向を向いている状態。

    つまり、
    「勢」が集まっている状態ってこと。

    でも、時間が経つにつれて、

    ・高値更新は続いているけど伸び幅が小さい
    ・押し目からの戻りに時間がかかる
    ・以前ほど強い上昇が見られなくなる

    こうした変化が出始めることがある。

    レン

    でも、
    まだ高値更新しているなら、
    トレンドは継続しているんじゃないの?

    つむぎ

    そうだね♪
    そこが一番迷いやすいところ。
    トレンドが続いていることと、
    勢いが強いことは、
    同じ意味ではない
    んだよ。

    価格は上昇していても、
    その裏側では少しずつ買いの力が弱まり、
    利益確定の売りも増え始めることで、
    市場のバランスが変化していることがある。

    だから見るべきなのは、

    「上がっているか」

    ではなく、

    「どのような勢いで上がっているのか」

    という部分。

    角度変化は「売買サイン」ではなく市場状態の変化

    ただし、ここで注意したいことがある。
    ラインの角度が緩やかになったからといっても、

    「すぐ売る」
    「トレンド終了」

    と判断するわけではない。

    角度の変化は
    あくまで市場エネルギーが変化し始めている可能性を示すサイン

    その後、

    ・さらに勢いが弱まるのか
    ・再び勢いを取り戻すのか

    を見る必要がある。

    つまり、
    ファン理論では、

    急角度=買い
    緩やか=売り

    という単純な判断ではなく、

    ファン理論では
    ラインの角度変化を通して
    市場エネルギーが
    どのように変化しているのかを読み取る


    ここが
    ファン理論の本質

    トレンド継続と勢い低下は別に考える

    ここで、多くのトレーダーが迷うポイントがある。

    それは、

    「勢いが弱まったなら、もうトレンドは終わりなのでは?」

    という考え方。

    でも、これは少し違う。

    勢い低下とトレンド終了は
    同じ意味ではない

    ここを混同すると、

    まだ伸びる相場で早く降りてしまったり、
    逆に危険な場面で持ち続けたりする。

    たとえば、
    上昇トレンドの場合。

    1本目の急角度ラインでは、

    「強い買いエネルギーが働いている状態」

    になっている。

    多くの投資家が同じ方向を向き、
    押し目では買いが入り、
    価格が伸びやすい状態だね。

    でも、そこから2本目、3本目へと角度が緩んできた場合。

    これは、

    「買いのエネルギーがなくなった」

    という意味ではない。

    正確には、

    買い方に偏っていた
    市場エネルギーに
    少しずつ変化が出始めている状態

    ということ。

    では、
    具体的にはどんな変化なのか?

    たとえば、

    • 高値更新は続いているが、1回あたりの上昇幅が小さくなる
    • 押し目から戻るまでの時間が長くなる
    • 以前なら反発していた価格帯で迷いが出る
    • 出来高を伴わない上昇が増える

    こうした動きが見え始めると、

    「方向はまだ上だけど、以前と同じ勢いではない」

    と考える。

    つまり、

    トレンド継続中でも
    内部の市場エネルギーは
    少しずつ変化している

    ということ。

    レン

    じゃあ、
    ラインが緩んできても、
    すぐ売る必要はないってこと?

    つむぎ

    そうそう♪
    ここがファン理論で一番大切なところ。
    勢いが弱まったことと、
    トレンドが終わったことは別物
    なんだよ。

    だから、

    「角度が緩んだ=売り」

    ではなく、

    「角度が緩んだ=市場の状態をもう一度確認するタイミング

    として考える。

    では、どこを見るのか?

    つむぎ流では、

    ・高値更新が続いているか
    ・押し安値を維持しているか
    ・出来高は伴っているか
    ・市場参加者の反応は変化していないか

    こうした複数の要素を見る。

    ファン理論は
    反転を断定するための手法ではない

    市場エネルギーの変化を
    早い段階で察知するための補助線として
    活用する

    勢が変化した相場で攻めるか待つか|つむぎ流「奇」の考え方

    ここからは、
    コラムで紹介した「奇」の考え方につながる部分。

    相場では、
    常に同じ戦い方が通用するわけではない。

    例えば、

    1本目の急角度ラインが機能している場面。

    買いが次々と入り、
    押し目も浅く、
    高値更新がテンポよく続いている。

    こういう相場では、

    「勢」が強く、
    市場エネルギーが一方向へ集中している状態。

    一方で、

    2本目・3本目のラインへと角度が緩み始めた場面。

    高値更新は続いているものの、

    ・上昇幅が小さくなる
    ・押し目が深くなる
    ・反発まで時間がかかる

    そんな変化が見え始めると、
    市場エネルギーにも変化が現れ始める。

    つまり、

    見るべきポイントも
    攻め方も変わってくる

    孫子兵法でも、

    状況に応じて戦い方を変える

    ことの重要性が、
    繰り返し説かれている。

    つむぎ流「トレンド勢篇術」でいう、

    奇(き)=状況に応じた変化への対応

    とは、
    まさにこの考え方。

    レン

    つまり、
    最初から最後まで同じルールで戦わないってこと?

    つむぎ

    そういうこと♪
    相場は生き物だからね。
    勢が強い時と、
    勢が変化し始めた時では、
    同じようにエントリーしていたら、同じ結果にはならない。

    たとえば、
    急角度で勢が強い場面なら、

    ・押し目買いを積極的に狙う
    ・高値更新についていく
    ・利益はできるだけ伸ばす

    という「攻め」の判断がしやすい。

    でも、
    角度が緩み始めたら、

    ・エントリーを少し慎重にする
    ・利益確定を早めに意識する
    ・ポジションサイズを抑える
    ・損切り位置をより厳格に管理する

    そんなふうに、
    戦い方そのものを変えていく。

    つまり、

    勢が強い場面では
    流れに乗る

    勢が変化した場面では
    無理に追わず
    市場を観察する

    これが、
    つむぎ流「奇」の考え方。

    ファン理論で見る緩やかなラインは、

    「売りサイン」

    でも、

    「トレンド終了のサイン」

    でもない。

    ファン理論は
    市場エネルギーに変化が出始めたことを
    知らせるサイン

    だからこそ、
    次も攻めるのか。
    一度待つのか。

    その判断を切り替えるための
    “判断軸”として活用する。

    それが、
    緩やかなファン理論のラインを見る
    本当の意味なんだよ♪

    ファン理論で見る水平に近づくライン|「勢」が尽き始める相場の判断軸

    ここまで、
    急角度のライン、
    緩やかなラインと見てきたね。

    最後に見ていくのが、
    「水平に近い角度」のライン。

    この場面では、
    相場は大きく動いていないように見えるかもしれない。

    でも実は、
    市場のエネルギーが大きく入れ替わる前触れでもある。

    ここでは、
    ファン理論が映し出す、
    「勢」の変化の最後の段階を見ていこう。

    勢が尽き始めた相場を
    どう読み解けばいいのか

    その考え方を整理していこう。

    高値更新・安値更新が止まると、市場の「勢」はどう変わるのか

    ここからは、
    ラインの角度が水平に近づいていく場面を見ていこう。

    ファン理論で見る「勢」の変化
    急角度から水平に近づくまで
    01
    勢が強い 急角度
    • 高値更新が続く
    • 押し目が浅い
    • 買いが入ると伸びやすい
    市場エネルギー 一方向へ集中
    02
    勢が弱まり始める 緩やかな角度
    • 高値更新は続いている
    • 伸び幅が小さくなる
    • 押しが深くなり始める
    市場エネルギー 集中が弱まり始める
    03
    次の局面へ 水平に近づく
    • 高値更新が鈍くなる
    • 買いが続きにくくなる
    • 力関係が均衡へ近づく
    市場エネルギー 分散・均衡へ
    つむぎ流の見方

    「水平=トレンド終了」ではない。
    「勢が弱まり、次の局面へ移ろうとしている可能性」を見る。

    急角度だったラインが、
    少しずつ緩やかになり、
    やがて水平に近づいていく。

    この変化は、

    「価格が止まった」

    という意味ではない。

    もっと大切なのは、

    市場の「勢」が
    次の局面へ移ろうとしている

    ということ。

    例えば上昇相場なら、

    これまでは、

    ・買えば上がる
    ・押せば買われる
    ・高値を更新する

    そんな状態が続いていた。

    でも、
    水平に近づく頃になると、

    ・高値更新の勢いが鈍る
    ・押しが深くなる
    ・買いが続かなくなる

    そんな変化が、
    少しずつ現れ始める。

    レン

    あれ?
    まだ上昇しているように見えるのに、なんだか前みたいな元気がないね。

    つむぎ

    そうそう♪
    まさに、
    そこを見るのがファン理論。

    価格だけを見ると、
    まだ上昇している。

    でも、
    市場の中では、

    買い方と売り方の力関係が少しずつ均衡へ向かっている。

    つまり、
    一方向へ集中していた市場エネルギーが、徐々に分散し始めている状態。

    だから、

    勢が弱まり
    次の局面へ移ろうとしている可能性を示すサイン

    なんだよ。

    ファン理論では
    価格ではなく
    市場エネルギーの変化を見る

    これが、
    3本目のラインを見る一番大切な理由。

    水平ラインはトレンド終了ではない|「勢」が弱まった相場をどう読むか

    ここで、
    よくある誤解がある。

    それは、

    水平になった=トレンド終了

    と思ってしまうこと。

    でも、
    これは少し違う。

    水平に近づいたからといって、
    必ず相場が反転するわけじゃない。

    レン

    じゃあ、
    まだ上がることもあるってこと?

    つむぎ

    もちろんあるよ♪
    勢が弱くなったことと、
    トレンドが終わったことは別だからね。

    たとえば、
    一度エネルギーを使い切った相場でも、

    ・十分な押し目を作る
    ・出来高が戻る
    ・買い注文が集まり始める

    そんな状況になれば、

    再び勢いを取り戻して、
    トレンドが継続することもある。

    逆に、

    ・高値更新できない
    ・戻りが弱い
    ・売り圧力が強くなる

    そんな状態が続けば、
    トレンド終了へ向かう可能性が高くなる。

    つまり、

    水平ラインだけでは答えは出ない

    ファン理論は
    勢の変化を教えてくれる補助線

    その情報を
    他の分析と組み合わせて活用することが大切

    だから、

    ・ダウ理論
    ・支持抵抗ライン
    ・出来高
    ・ローソク足

    こうした情報も組み合わせながら、

    市場全体の流れと勢

    を見ることが大切なんだね。

    勢が弱まった相場で勝機を待つ|つむぎ流「勢」の考え方

    ここで、もう一度、
    つむぎ流「トレンド勢篇術」を思い出してみよう。

    急角度では、

    「正」

    土台となるトレンドを確認し、
    勢いに乗る。

    緩やかな角度では、

    「奇」

    市場の変化に気付き、
    戦い方を変える。

    そして最後。
    水平に近づいた場面では、

    「勢」

    を見る。

    レン

    勢がなくなったら、
    もう何もしない方がいいの?

    つむぎ

    “何もしない”
    というより、
    “慌てて動かない”
    ってことかな♪

    勢が弱まった相場では、
    無理に利益を取りにいくより、
    次の勢が生まれる瞬間を待つ。
    これが、
    一番大切なんだよね。

    たとえば、

    ・無理な逆張りをしない
    ・焦って飛び乗らない
    ・次のブレイクに備える

    そんな一歩引いた視点を持つことで、
    余計な負けを減らすことができる。

    勝機は
    自分から作りにいくものじゃない


    市場エネルギーが再び集まり
    “勢”が生まれる瞬間を待つもの

    これが、
    つむぎ流「トレンド勢篇術」の最後の考え方。

    ファン理論とは
    未来を当てるための手法ではない

    市場の「勢」を読み
    攻めるべき時と
    待つべき時を見極める

    そして
    市場エネルギーの流れに合わせて
    自分の行動を選択するための分析手法

    それが、
    この記事を通して伝えたかった、

    ファン理論の本当の役割

    〖まとめ〗ファン理論とは?「勢読み」で相場の勝機をつかむ、つむぎ流トレード術

    ここまで、
    ファン理論について一緒に見てきたね。

    一般的には、

    「3本のラインで勢いを分析する手法」

    として紹介されることが多い。

    でも、
    この記事で伝えたかったことは、
    もう少しその先にある考え方。

    ファン理論は
    ラインを引くことが目的じゃない

    市場の「勢」を読み
    相場の流れを感じ取ること

    それこそが、
    つむぎ流ファン理論の本当の役割。

    それでは最後に、
    この記事でお伝えしたポイントを整理していこう。

    ファン理論はラインを引く技術ではない|市場の「勢」を読む技術

    ファン理論というと、

    「ラインを3本引く分析方法」

    というイメージを持つ人も多い。

    もちろん、
    それも間違いではないよ。

    でも、
    本当に見るべきなのは、ラインそのものではない。

    ラインの角度が変わる背景には、

    ・市場参加者の心理
    ・売りと買いの力関係
    ・市場エネルギーの変化

    が隠れている。

    つまり、

    ファン理論とは
    市場の「勢」を可視化するための
    分析手法

    急角度なら、
    市場エネルギーが一方向へ強く集中している可能性が高い状態。

    緩やかな角度なら、
    勢が少しずつ変化し始めた状態。

    水平に近づけば、
    勢が弱まり、
    次の流れへ移る可能性を意識し始める状態。

    この変化を読み取り、

    攻めるべきか。
    待つべきか。

    その判断材料にする。

    それが、
    つむぎ流でいう

    「勢読み」

    という考え方。

    つむぎ流ファン理論の使い方|「勢」を読めば攻め時と待ち時が見えてくる

    ここまで見てきたように、
    ファン理論は、

    ラインを増やして分析精度を上げる手法ではない。

    ファン理論で見るべきなのは

    市場エネルギーが今
    どこへ向かおうとしているのか

    その流れを読み取り、

    ・攻めるべき相場なのか
    ・一度様子を見るべき相場なのか
    ・次のチャンスを待つべき相場なのか

    を判断するための分析手法ってわけ。

    だから、
    ファン理論だけで売買を決めることはない。

    ダウ理論で方向を確認し、
    トレンドラインで流れを把握し、
    チャネルラインで利確ポイントを考え、

    そして、

    ファン理論で
    「勢」の変化を読む

    つまり、
    こういうこと♪

    それぞれの役割を組み合わせることで

    相場は
    点ではなく
    流れとして見えてくる

    レン

    なるほど♪
    ラインを引くことが目的じゃなくて、
    市場のエネルギーがどう変化しているかを見るための手法なんだね。

    つむぎ

    その通り♪
    相場は、
    毎日同じ顔をしているようで、
    実は、
    少しずつ「勢」を変えながら動いている。

    だからこそ、
    勢が集まる場面では攻める。
    勢が変化し始めたら慎重になる。
    勢が失われたら、
    次の流れを待つ。

    そんなふうに、
    相場に合わせて戦い方を変えていくことが大切なんだよ♪

    ファン理論は、
    未来を予言するための手法ではない。

    市場エネルギーの変化を読み、

    攻めるべきか。
    待つべきか。
    様子を見るべきか。

    その判断軸を与えてくれる分析手法。

    そして、

    「正」で土台を見て

    「奇」で変化を捉え

    「勢」で勝機を読む

    これが、

    つむぎ流「トレンド勢篇術」

    という考え方。

    この記事で紹介した

    勢読み

    そして、

    トレンド勢篇術

    という2つの考え方が、

    あなた自身のトレードスタイルを育てる、
    新しい判断軸のひとつになれば嬉しいよ♪

    ここまで読んでくれて、ありがとう! 
    当ブログ「つむトレ」では、株式投資やトレードにかかわる情報をいろいろ配信していきます。

    また遊びに来て下さいね♪

    つむぎ

    では次の配信をお楽しみに♪
    風雅なスイング投資家のつむぎでした!

    レン

    まったね~♫ ♪

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